指輪の選んだ婚約者4 妖精の試練と騎士の花嫁 /茉雪ゆえ


指輪の選んだ婚約者4 妖精の試練と騎士の花嫁 (アイリスNEO)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年7月刊。
酒の勢いで投げた指輪が当たったことで婚約した二人がついに結婚。
これまでを振り返る感じで、ちょっと完結巻っぽい雰囲気もあるのだけど、たぶん完結ではない?のかな?
糖度は相変わらずぶち抜けてました。楽しかったー!

☆あらすじ☆
いよいよ結婚を目前に控えた、刺繍好きの伯爵令嬢アウローラと近衛騎士フェリクス。彼の実家であるクラヴィス領に向かったアウローラは、“フェリクスの花嫁”という視線にさらされつつ、式の準備に奮闘する。王太子夫妻もやってきて、喜びも忙しさも最高潮!
そんな時、彼女とフェリクスを結び付けてくれた、婚礼の指輪がなくなってしまい――!?
大人気シリーズ、完全書き下ろしの第4弾!! 

以下、ネタバレありの感想です。

 

結婚を控えたアウローラは、結婚式の準備を手伝うためにクラヴィス侯爵領へ。
嫁入り修行の総仕上げとばかりに意気込むアウローラだったが、クラヴィス侯爵領では妖精が大量発生する不思議な現象が起きていて―― という第4巻。

 

ついに結婚です。
前巻ラストのプロポーズをみたときは「まぁフェリクスもいっぱい我慢してたし・・・・・・してたっけ?」とほのぼのしていたのだけど、ようやくここまで辿り着きました。
作中でも出会ってから2年が経っているそうで、なんというか、色んな意味で時間の流れを感じる内容でした。

 

さて、今回は婚約者時代最後のエピソードだからか、ちょっと遠恋風味な二人。
テレビ電話かよ!というマジックアイテムはあったものの、「会いたいなー」と寂しそうにしているアウローラは相変わらず可愛いかったです。
アウローラって気が抜けた瞬間にみせる心細そうな風情にグッとくるんですよね。普段が頑張り屋さんだからかな。庇護欲刺激されるというか。フェリクスの理性が試されるのも分かる。

 

そんな頑張り屋さんがいつも以上に頑張っていたので、ああ〜大丈夫か〜??と不安に思っていたら案の定・・・・・・
妖精のイタズラで指輪を奪われ、心の拠り所をなくして憔悴するアウローラがなんとも可哀想でした。

 

でも、この「指輪」を中心に話が進むところは結婚回に相応しいな、とも思ったり。
タイトルどおり「指輪に選ばれた婚約者」から始まった二人が、自分たちの出会いを振り返り、互いの気持ちを確かめ合い、指輪とは関係なく結婚を望む。
なんというロマンチック。とても素敵です。良い少女小説だなぁ〜とニヨニヨしました。演出が好みすぎて大満足。

 

さて、妖精絡みの騒動でバタバタとしつつも、無事に結婚することができたアウローラとフェリクス。
タイトルが「婚約者」なので、ここで完結してもおかしくないのだけど、公式サイトもあらすじもあとがきも完結っぽい雰囲気はないんですよね。このタイトルのまま続くのか・・・?
まぁ同レーベルの『魔法使いの婚約者』はこのタイトルで結婚後の話をずっと続けているし、そういうのもOKなのでしょう。
続いてくれると嬉しいなぁ。
新婚旅行とか、夫婦になって挑む社交界とか、色々読んでみたいことは沢山ありますし。
それに、この作品ならではの服飾メインな貴族社会をもっと見たい!
楽しみに待ちたいと思います。


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