2019年1月の読書記録と面白かったラノベ


2月になりました。ハッピーバレンタイン!(早い)
1月は正月に宣言した通りに十二国記チャレンジから始めました。でも新刊に追われて途中で止まってます・・・・・・2月には少しでも続きを読んでおきたい所存。

そんな1月の読書記録はこんな感じ。

1月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:8300
ナイス数:623

まぁまぁです。平常通り。

そして1月はかなりの当たり月でした。

特に面白かったのは、

『十二国記1 月の影 影の海』(あえて挙げるのもなんだけど聞いていた通りの面白さでした)

『1/2ーデュアルー死にすら値しない紅』(できたてホヤホヤの男女バディが熱かった):感想記事

『錆喰いビスコ3 都市生命体「東京」』(このラノ効果か10万部突破したそうですね。めでたい。ビスコ最高!):感想記事

『賭博師は祈らない5』(英国賭博師物語の完結巻。最初から最後の1ページに至るまで素晴らしかった):感想記事

『わたしの幸せな結婚』(王道結婚ロマンス。やはりシンデレラストーリーは良い。描写が上手いから尚良い):感想記事

『Unnamed Memory Ⅰ 青き月の魔女と呪われし王』(結婚しろと迫る呪われ王子と結婚なんかするか!と逃げる魔女の掛け合いが楽しい王道FT):感想記事

『天才王子の赤字国家再生術3』(売国奴志望の天才王子、相変わらずキレッキレである。さいこぱすー):感想記事

『私は隣の田中です 隣人は退魔師の主人公!?』(現代舞台で退魔FTな異世界転生もの):感想記事

『天下一蹴 今川氏真無用剣』(ゴブスレ作者の時代物。夫婦愛が大変美味しかったです):感想記事

『言鯨【イサナ】16号』(エスケヱプ・スピヰドの九岡望最新作。エスケ好きなら読んで損なし):感想記事

『やがてはるか空をつなぐ』(手製のロケットを介した青春恋愛群像劇。晴れやかな読後感が大好き):感想記事

 

とまぁたくさんあるんですけど、やはり1月の私的最高傑作は『筺底のエルピス6 四百億の昼と夜』です。感想記事はこちら
頼む!全人類『筺底のエルピス』を読んでくれ!!

 

以下、1月に読んだ本の感想メモです。

 

月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)感想
たぶん再読?突然現れた男に連れられ異世界へ落ちた陽子。ここはどこなのか。何故ここにいるのか。帰れるのか。誰を信じたらいいのか。何も説明されないまま、剣1本と微かな助力だけを頼りに異世界を流されながら彷徨い歩く。ハードなスタートだが血と泥に塗れるなかで陽子の性根が徐々に剥き出しになるのが面白い。いや鍛えられているのか?彼女自身の疑心暗鬼を具現化したような猿の言葉が私の心までざわめかせる。面白かった。すぐに下巻を読もう。
読了日:01月02日 著者:小野 不由美
月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)感想
面白かった!現代日本で縮こまるように育った少女が波乱の異世界放浪を乗り越え、疑心暗鬼と人間不信も乗り越え、そうして「王」としての道を選ぶ。上巻の苦しさが少しずつ和らぐ一方で、苦しい経験を痛みに苦しみながら自分のものにしていく陽子の成長ぶりに胸が高鳴った。あと楽俊が良キャラすぎる。彼が登場してから物語の空気がみるみる塗り替えられていくように感じた。これもまた陽子にとって運命の出会いだったんだろうなぁ。しかし魔性の子を先に読んでてよかったな。蝕とか泰麒の話で「おっ?」となれたのが楽しかった
読了日:01月03日 著者:小野 不由美
風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)感想
幼き麒麟が自らの王を選ぶまでの物語。麒麟と女怪の関係が幼気で可愛い。仙境で女仙たちに可愛がられる泰麒の姿はほのぼのするが、それだけに彼が全てを裏切ったと呆然とするシーンの落差が激しく、罪悪感にあえぐ心情描写が強烈。終盤は物語に引きずり込まれるように読んだ。自らの正体すら実感ないことを考えればこれも仕方ないのだろう。幼い子どもが重圧に苦しむ姿は胸が痛かったけれど丸く収まってよかった。てか延王さまお茶目か。しかしこの後なにが起こって「魔性の子」の話に進むんだろう。
読了日:01月04日 著者:小野 不由美
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる 5 (アリアンローズ)復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる 5 (アリアンローズ)感想
最終巻。獣王国や温泉作りのあたりは正直1、2巻ほどの勢いを感じていなかったのだけど、最後はちゃんと盛り上がりを見せてくれて楽しかった。瑠璃はやっぱり「復讐じゃー!」って怒ってるときが一番魅力的だなぁ。生き生きしてる。一連の騒動の黒幕に対する強烈なキックにとても胸がスッとした。やや惜しく感じたのは瑠璃とジェイドが一緒に何かするシーンがとても少なかったことだけど、ラストシーンをタイトルで締める演出は好きだな。
読了日:01月06日 著者:クレハ
ロード・エルメロイII世の事件簿 9 「case.冠位決議(中)」 (TYPE-MOON BOOKS)ロード・エルメロイII世の事件簿 9 「case.冠位決議(中)」 (TYPE-MOON BOOKS)感想
面白かった!ここで完結のはずが上中下巻構成になっていたけれど、クライマックスへの盛り上がりが素晴らしすぎるので文句なし。前半は打ちのめされるエルメロイⅡ世のしょんぼりっぷりにゾクゾクしつつ、一歩踏み込んで活を入れたグレイの成長に胸があたたかくなった。ラストの展開が最高に好きなやつで今すぐにでも最終巻を読みたいほど。アニメも楽しみだなー
読了日:01月06日 著者:三田 誠
花婿、略奪されました(男に)性転換でハーレム達成が目標です! (アイリスNEO)花婿、略奪されました(男に)性転換でハーレム達成が目標です! (アイリスNEO)感想
タイトルに釣られて読んだら本当にヒロインのネジが吹き飛んでいた。女であることに失望して男になりたい!となるのは分かるけどハーレム発想はどこから生まれた?頭がぱーんとなったということなのか。困惑しつつ彼女の勢いにねじ伏せられる周囲の反応は結構面白かった。しかしせっかく段階的に男性化するというユニークな設定なのだからもう少し「男性と女性の間でパニックを起こすステラ」の描写をバリエ豊かに描いてほしかったかな。男性的考え方の描写が一面的すぎるのが気になった。レノンに対する性差による反応の違いとか期待してたのになー
読了日:01月06日 著者:鳴澤 うた
1/2―デュアル― 死にすら値しない紅 (角川スニーカー文庫)1/2―デュアル― 死にすら値しない紅 (角川スニーカー文庫)感想
面白かった〜。死者が異能を持って蘇生する世界で、彼らを殺し直すことを仕事とする民間企業の職員の戦いを描いた近未来SF。死者が生き返る現象が実際に存在しているのだから(しかも偽生者=悪人というわけでもない)生命の不可逆性という普通の倫理観に拘泥するのはどうなんだろう?と疑問だったのだけど、主人公がそれを盲信する理由がしっかりと存在し、その理由がえげつないところが好きだった。ていうか思った以上に色々と残酷なお話。むごい過去に苦しむなかで育まれていく男女バディの絆がとても良かった。
読了日:01月07日 著者:森バジル
妹さえいればいい。 (11) (ガガガ文庫 ひ 4-11)妹さえいればいい。 (11) (ガガガ文庫 ひ 4-11)感想
思っていた以上にシリアスに描かれる妹バレの影響。書くことの情熱を失い、ただ金を稼ぐ手段として小説を書く。普通の社会人としてはありなのかもしれない。でも夢を与えてくれるからクリエイターを応援したいと思う私には「夢見たのはそっちの勝手」と切り捨てられることに歯がゆさしか感じない。那由多の言葉はこのまま伊月に届かないのだろうか。きっと最後は上手くいくだろ、と思いつつ、ちょっと不安もあったりして。何にせよ続きを早く読みたい
読了日:01月08日 著者:平坂 読
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました3 (角川スニーカー文庫)真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました3 (角川スニーカー文庫)感想
なんか更に糖度増した・・・!?冬だから!?前半の怒濤の(かつ自然体すぎる)いちゃいちゃっぷりに悶えた。さすが町一番のバカップル。自重しろという言葉すら無粋かもしれない。いやでも流石に客の前では自重しよう?後半は妹襲来。嫁小姑戦争勃発かと思いきや、予想よりも深く「加護」の問題に切り込んでいき、ストーリー面でも読み応えある展開にとても満足。続きも楽しみ!
読了日:01月09日 著者:ざっぽん
空飛ぶ卵の右舷砲 (2) (ガガガ文庫 き 3-2)空飛ぶ卵の右舷砲 (2) (ガガガ文庫 き 3-2)感想
2巻も面白かった。樹竜戦がないのは少し物足りなさを感じたものの、ヤドリギという存在についての掘り下げがされたため世界観に更に肉付けがされた感じで読み応えがあった。あとモズの言葉がやっぱり好きなんだよなぁ。駄目な大人としても経験豊かな頼れる大人としても格好いいとか最高すぎるキャラクター。しかし作者のヘリ愛が深いあとがきを読むに、女王号は今後も破壊されまくるのだろうな・・・と思い、ツバメに少し同情した
読了日:01月10日 著者:喜多川 信
錆喰いビスコ3 都市生命体「東京」 (電撃文庫)錆喰いビスコ3 都市生命体「東京」 (電撃文庫)感想
素晴らしく面白かった!1・2巻に出てきた全ての設定や伏線が活きてくる集大成たる第3巻。錆に覆われた世界の謎も解き明かされ、これまでで最も強くSF的エンターテインメントを感じた。「都市が生えてくる」とかいうインパクトある設定からして最高だし「山手線VS巨大蟹」というこの作品でしか見れない対戦カードもめちゃくちゃ楽しかった。ビスコとミロの絆も今まで以上に激熱。終盤の見開き挿絵はしばらく見入ってしまうほど美しかった。かなり綺麗に終わったので完結かと思ったら次巻から新章開幕とのこと。すごく嬉しい!続きも楽しみ
読了日:01月11日 著者:瘤久保 慎司
賭博師は祈らない(5) (電撃文庫)賭博師は祈らない(5) (電撃文庫)感想
最高だった。予想した満点を軽々と超えてくる完璧すぎる最終巻だった。こんなにも清々しく、爽やかな結末になるなんて。この最後の戦いの中で何度も登場した「信頼」という言葉。「どうでもいい」が口癖だった孤独な賭博師の物語の最後に他者との繋がりを前提とした言葉が強く印象に残るとは感慨深いものがある。そしてリーラとの関係の結末も切ないながら納得しかない。ここに残るわけにはいかなかったのだと。それでも希望を残すラストが素敵。「生きていればこそ」、彼らの未来にはどんな可能性だってあるのだ。
読了日:01月13日 著者:周藤 蓮
聖女様を甘やかしたい! ただし勇者、お前はダメだ聖女様を甘やかしたい! ただし勇者、お前はダメだ感想
駆け落ちスタートの両片想い同居ファンタジー。好意を持っているのに互いに鈍感な二人の甘酸っぱい距離感を楽しめる話だった。でも個人的には出会ってから駆け落ちに至るまでの空白期間の方が気になるかなー。今後読めたりするのだろうか。そして何故か終盤で主人公と勇者が交わすクソデカ感情の方がイチャラブよりも印象に残っていたり・・・
読了日:01月14日 著者:戸津秋太
剣と魔法と幻想典 (GA文庫)剣と魔法と幻想典 (GA文庫)感想
主人公のキャラが無理。掲げる目標は別にいいけど動機が確かにワガママでしかないからとばっちりで攻撃される姫たちが可哀想だし弱いモノいじめかよって思った。擁護的に子ども好き設定や戦場じゃなければ女にも優しいとか出てくるけど、もはやテンションの落差が激しすぎて多重人格かって感じ。そんな男がヒロインとの関わりで変化し成長する物語ではあるのだけど、無理だなぁって気持ちは変えられず。あと御伽噺で戦う設定にワクワクして読んだのに、実際に綴られたのは即興オリジナルストーリーだったことが個人的に残念だった。
読了日:01月15日 著者:坂井 水城
わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)感想
面白かった!王道の結婚ロマンス。虐待による絶望を抱えた少女が、冷酷にみえて優しい青年と出会い、温かい環境のなかで少しずつ立ち直っていく物語。ベタではあるが丁寧で繊細な心情描写による読み応えが素晴らしい。帝都×軍服×異能という「あ〜良いですね〜!」な要素も程良い味付け。あと個人的にはヒーローになれなかった幼なじみの青年の心情にとても惹かれた。無力で優柔不断な自分を噛みしめながら、自分なりの守り方を貫いた彼はとても格好良かった。まだ謎が残っているのでシリーズ化に期待!

読了日:01月16日 著者:顎木 あくみ
和桜国のレディ ~淑女は一日にしてならず~ (ビーズログ文庫)和桜国のレディ ~淑女は一日にしてならず~ (ビーズログ文庫)感想
なんでその流れでレディ教育が始まったの?とスタートから上手く展開をのみこめなかったものの、無教養な少女が一人前のレディに成長していく様子はとても丁寧に描かれていたと思う。ただ、色々とキャラの動かし方が唐突で、その粗さが勿体なかった。当て馬少年たちの扱いとか雑すぎないか。あと女王さまをこんなにも不憫に描いておいて救済なしはあんまりだよ・・・ハピエンなのに微妙な気持ちになるじゃん・・・
読了日:01月17日 著者:冬村 蜜柑
Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王 (DENGEKI)Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王 (DENGEKI)感想
とても面白かった!呪われた王子と孤独な魔女の御伽噺であり、最強剣士と最強魔女の痛快活劇であり、「結婚しろ」と迫る男と「断固拒否です」と流す女のラブコメ。細部まで作り込まれた設定は読み応えがあり、最強コンビによる剣と魔法のアクションは躍動感が素晴らしい。そして打てば響くような2人の掛け合いは最高に気持ち良い。テンポよく軽快に読めてしまうから「まだ読み終わりたくない!」という葛藤と戦うのが大変だった。人と魔女の、近いようで遠い距離感にエモみを感じる恋愛要素もすごく良かった・・・・・・早く続きが読みたい!
読了日:01月19日 著者:古宮 九時
天才王子の赤字国家再生術3 ~ そうだ、売国しよう ~ (GA文庫)天才王子の赤字国家再生術3 ~ そうだ、売国しよう ~ (GA文庫)感想
今回も面白かった!なにやら怪しげな招待を受けて外交に出向くウェイン。今回は比較的ウェインが大人しめだし話の展開もスローだと思っていたのに、終盤に一変して畳み掛けるような急展開が待っていた。めちゃめちゃ楽しいけれど、ウェインさん相変わらずキレると怖い。今回の話は今後の布石のような感じで、登場した様々な新キャラがどう動くのか期待が高まる。次巻も早く読みたいな〜
読了日:01月20日 著者:鳥羽 徹
私は隣の田中です 隣人は退魔師の主人公!? (富士見L文庫)私は隣の田中です 隣人は退魔師の主人公!? (富士見L文庫)感想
面白かった!気づけば大好きな現代退魔ホラー小説の世界にいた主人公。「“主人公”の隣人」となった彼女が、なぜか怖い目にばかり遭い、やたらとモテて(注釈付きで)、霊能力にも目覚め、「あれ?なんかこの世界って小説と少し違うような?」と困惑しつつ騒動に巻き込まれていく物語。いわゆるモブキャラ転生モノの亜種になるのかな。テンプレと現代伝奇要素が上手くミックスされていてとても楽しかった。予防線はりまくる鈍感ヒロインはもどかしいが、どんどん嫉妬深くなっていくお隣さんには笑ったw続きも是非書籍化してほしい!

読了日:01月21日 著者:秋月 忍
筺底のエルピス 6 -四百億の昼と夜- (ガガガ文庫 お 5-6)筺底のエルピス 6 -四百億の昼と夜- (ガガガ文庫 お 5-6)感想
最高に面白かった!!待った甲斐しかない。ありがとうオキシタケヒコ先生とガガガ文庫。本当にありがとう。とても凄かった。興奮しすぎて眼球から血が出るかと思った。こんな凄い作品を読めていいのか?やばくない?だって伏線回収がすごすぎる。歴史の裏側が紐解かれるなかで待って待ってと動揺しまくり。全てが明らかになるとパズルが完成した時のような快感と達成感とどうしようもない不安感に襲われた。こんな歴史ドラマを作り上げるなんて作者の脳内はどうなってるんだ。あと今回で最推しキャラが決まった。猊下かわいいよ猊下。死なないで
読了日:01月22日 著者:オキシ タケヒコ
撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ ―弾丸魔法とゴースト・プログラム― (ファンタジア文庫)撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ ―弾丸魔法とゴースト・プログラム― (ファンタジア文庫)感想
魔法の弾丸によって射殺した人物が存在しない世界に再編される、という設定が面白い。タイムループものではないので時間がどんどん進んでいくし、展開も中だるみすることないハイペースで悪くない。ただ文体にクセがあり、それが私ととても相性が悪く・・・。話が盛り上がれば盛り上がるほど文体が気になり、物語に集中出来なかったことが残念だった。
読了日:01月24日 著者:上川 景
(P[え]1-1)見習い神主と狐神使のあやかし交渉譚 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[え]1-1)見習い神主と狐神使のあやかし交渉譚 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
祖父の死をきっかけに実家の神社を中心に様々な騒動が起こり、その解決に奔走する高校生を描いたファンタジー。表紙のケモ耳美少女にワクワクして読んだのに主にケモ耳はやしてるのは別の人物だとか表紙詐欺では!?と思って見直したらしれっと父がいることに気づいて笑ってしまった。割合シリアスなムードを醸しているけれど実態は脱力系日常コメディだよね?ふふっと笑えるシュールなネタが多くて楽しかった
読了日:01月25日 著者:江本 マシメサ
天下一蹴 今川氏真無用剣 (GAノベル)天下一蹴 今川氏真無用剣 (GAノベル)感想
面白かった!今川氏真とかよく知らないし時代小説もほぼ読まないし楽しめるかなぁという事前の不安を軽く吹っ飛ばすエンタメっぷりが最高。剣術槍術忍術の衝突の中で光る蹴鞠の技に痺れる。そして優しくない世界で支え合う夫婦の愛が最高すぎる。綺麗に終わっているけれど、もし続くなら読みたいなー
読了日:01月26日 著者:蝸牛 くも
今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います (集英社オレンジ文庫)今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います (集英社オレンジ文庫)感想
こんなタイトルだけど夕鷺さんだしコメディでしょ?と予断モリモリで挑んだのが良くなかった。鬱グロ系ホラーの連作短編集。この3つの結末、どれも物語として「スッキリする」と言えるのか疑問な感じでモヤる。お仕事小説には主人公が自力で困難をぶち破るカタルシスを求めてしまうので・・・。世にも奇妙な物語とか好きな人は楽しいかも。私には合わなかった。でも夕鷺さんの語り口は好きだし、挑戦自体は応援したい。
読了日:01月27日 著者:夕鷺 かのう,くろのくろ
言鯨【イサナ】16号 (ハヤカワ文庫JA)言鯨【イサナ】16号 (ハヤカワ文庫JA)感想
とても面白かった!『エスケヱプ・スピヰド』の九岡望さんによる待望の新作小説。砂に覆われた大地で生きる少年が、世界を創造し、今なお人々の生活を支える神『言鯨』の正体に迫る。謎と緊張に満ちた冒険譚にワクワクしたし、その先に待つ哀しい真実と、神秘を感じるクライマックスが最高だった。SFとしても面白かったけれど、敵にも味方にも順繰りにスポットをあてつつ多角的かつ躍動的にドラマを描いてくれるのが良いんだよなぁ・・・
読了日:01月28日 著者:九岡 望
七つの魔剣が支配するII (電撃文庫)七つの魔剣が支配するII (電撃文庫)感想
2巻も面白かった!箒スポーツとかトンデモ体質とかの魔法学園ものらしい不思議な日常感にすごくワクワクする。1年最強決定戦も楽しかったけれど、そのなかで順調に育っていく仲間たちの絆に目が離せない。未来ではなく「今」を大事にしようとする誓いはエモいが、同時に、何かしらの布石に思えて不安を煽る。だからこそ誓いの直後に照れ笑いするような青春真っ盛りの彼らの「今」を目に焼き付けておかなければ・・・と思ってしまう二重のエモさ。上手いなぁ。かなり気になる引きで終わったので3巻が待ち遠しい
読了日:01月29日 著者:宇野 朴人
皇帝つき女官は花嫁として望まれ中2 (一迅社文庫アイリス)皇帝つき女官は花嫁として望まれ中2 (一迅社文庫アイリス)感想
女騎士だった前世を持つ少女が主人公の転生ファンタジー第2弾。ますます糖度を高めるイチャラブバカップルがすごいけれど私はその横で楽しそうにお散歩する皇帝陛下がとても好きだったり。可愛いなぁ陛下。ただ今回も色々と展開のぎこちなさが気になった。婚約絡みで苦言を呈される流れは分かるけれど諸共まとめて魔法を修得すればOKという結論にするのは雑では?あとテイマーになるのはいいけど魔物使い捨ては複雑な気持ちになったし、このヒロインには武闘派を期待していたので、どちらかというと剣と魔法で戦ってほしかった感。
読了日:01月30日 著者:佐槻 奏多
やがてはるか空をつなぐ (ファミ通文庫)やがてはるか空をつなぐ (ファミ通文庫)感想
幼い頃に別れた少女との思い出に未練を残し、彼女への複雑な想いをロケットに託して飛ばす少年。彼を中心に5人の少年少女の鬱屈とした想いを描く青春群像劇。心に爪痕を残す苦い記憶や、ままならない自分自身への葛藤。「自分らしさ」とは何かと苛立つ彼らのバラバラな心は、やがて光を発しながら空を切り裂くロケットによって繋がっていく。今は遠くに感じるあの人に届くように、どうか自分を見つけてほしいと願いながら。荒削りに感じる部分もあるけど良い作品だと思う。特にラストで凄い勢いで感情を引っ張ってみせた山花の恋が好き。
読了日:01月31日 著者:山之 臨
読書メーター

スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。