第三王子は発光ブツにつき、直視注意!3 /山田桐子


第三王子は発光ブツにつき、直視注意!: 3【特典SS付】 (一迅社文庫アイリス)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年8月刊。
人のオーラが見える令嬢と、目が潰れそうなほど光ってる王子のラブコメ第3弾。
今回も面白かったです。令嬢仲間5人組の友情がサイコー!

☆あらすじ☆
王太子になった第三王子ジルベルトと婚約している、人のオーラが見える貧乏伯爵家の令嬢リナ。婚約者になってから初めての社交シーズンを前に、彼女はやる気をみなぎらせていたけれど……。はぁ~? 私がジルをたぶらかしてるってどういうことですか? 誰も信じたりしませんよっ――と思っていたのに、人畜無害な私が、どうして裏で何か企んでいる悪女ってことになってるんですか!?
オーラが見える貧乏令嬢と(オーラが)眩しすぎる王子の王宮ラブコメディ、第3弾が登場! ※電子版はショートストーリー『可愛い人との距離の詰め方講座』付。

以下、ネタバレありの感想です。

 

シリーズ第3弾となる今回は、リナの妃候補時代の親友たちの恋愛事情にスポットを当てつつ「卒業後の女子の友情」を裏テーマ(あとがき談)とする内容。
今回もまぁ笑いに笑って外では読めない感じで、特にメルリアがマリーベルの家で立てこもってるから説得して!からの地獄のような展開が最高でした。

セドリックが扉にすがりついてる時点でニヤニヤが止まらず、メルリアの「夫が臭い」発言でプルプル震えだし、最終的に男子勢皆殺しで吹き出すしかなく・・・!

なんとなく予想はできるにしても、あの流れは鮮やかすぎない? そして残酷すぎない???

特に流れ矢に当たったユーリは面白すぎでした。もう付いて来ずに大人しく帰っておけばよかったのにね。
特に悪口を言われた訳ではないジルまでひっそりと不安を植え付けられてるし・・・・・・はぁ〜〜〜地獄地獄(楽しい)

 

今回は裏テーマ通りに女子勢で和気あいあいとするシーンが多くて、とても華やかで生々しくて面白かったです。
お泊り会に乱入したトリアンナ様、オーラなしでも普通に言動が可愛くてほのぼのしました笑
乙女心しか詰まってない「高度な政治的判断」とか、もうっ!トリアンナ様ウキウキじゃん〜〜〜!
まぁユーリの勧誘があったから政治性がないわけでもないのだけど、あえてその言葉を選ぶあたりウキウキでしたよね。

 

そんな感じで女子勢が目立つストーリーだったのだけど、意外と後半から存在感を発揮するのがジルだったりして。
途中まで「今回ジルは控えめなのかな?」とか思ってた私の見立ては甘すぎた。
酔っぱらいに受けた辱めは素面の時に全て返すあたり、いじめっ子王子の本領発揮という感じでした。羞恥プレイには羞恥プレイを!

 

ジルの悪ノリはそれだけで止まらず、「白馬の王子」のプロデュースまで手がけるという・・・・・・
あのシーン、リナはドン引きしていたしジル本人も笑ってたけど、そもそもジルってロマンチストこじらせてるところがありませんでしたっけ?
たぶんニヤニヤしつつも結構本気で台本考えたでしょ、このひと。

 

笑いあり、甘さあり、やっぱり笑いありで今回もすごく楽しかったです。
友人たちと自分のそれぞれの変化に一抹の寂しさと揺るがない親愛を感じつつ、隣にいるジルとの将来に思いをはせるラストシーンも素敵でした。
4巻もあるかな?楽しみに待ちたいと思います。


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