2018年10月の読書記録と面白かったラノベ7選


11月になりました。
めちゃくちゃな気温差にやられて体調を崩していました。
体温調節が下手くそなので、この時期ほんと困ります。

さて、先月の読書記録はこちら。

10月の読書メーター
読んだ本の数:26
読んだページ数:7743
ナイス数:480

最近土日が忙しくて微妙な冊数になってしまいました。今月もあまり読めない気がして悲しみ。

 

そんな10月の面白かったラノベ第1位は『東京レイヴンズ』の最新刊。

このラノ2018の投票期間に間に合わなかったことが悔やまれます。
来年は絶対に投票する!それくらい面白さが神がかっていた!

 

今月は東京レイヴンズ以外にも当ブログ的最高評価である★5を付けた作品が2作。

 

ひとつは「かくりよの宿飯」シリーズの最新刊。
最終巻目前の伏線回収回が面白くないはずがなく、胸熱と胸キュンの連続で最高でした。

 

もうひとつは斜線堂有紀さんの新作『私が大好きな小説家を殺すまで』。
鮮烈な冒頭に奪われた心を、丁寧にじっくりとすり潰される愛憎と殺意と信仰の物語です。
書けなくなった天才小説家と、彼の小説を愛した少女。二人の強すぎる感情にとても翻弄されるのだけど、本当に本当にしんどくなるので読むときはコンディションに要注意。

 

その他、10月の新作で面白かったのはこのあたり。
まずは大澤めぐみさんの新作ファンタジー。世界を敵に回した、ある姉弟の物語です。とても魔女的なお話。

 

三川みりさんの新作和風料理もの。「一華後宮料理帖」シリーズのスピンオフ作品です。同作を知らなくてもOK。
ファザコン少年の成長と、少年同士の友情を描いた作品。

 

石田リンネさんの新作おにロリ中華ミステリー。「茉莉花官吏伝」のスピンオフですが同作を知らなくてもOK。
今まで読んだ石田リンネ作品のなかで、1巻だけを見れば一番好きなお話でした。幼いけれど聡明で一途なヒロインがとても魅力的。

 

江本マシメサさんの新作。草原の民の日常を描いた異国結婚物語です。
トルコをモチーフとする世界観が丁寧に構築されており、ファンタジー要素も良い塩梅。
不遇な羊飼いの少女が調停者の優しい青年と出会い、彼との生活のなかで本来のタフな心を取り戻していく、というラブストーリーも素敵でした。

 

以下、10月に読んだ全作品の感想メモです。

覇剣の皇姫アルティーナXIV (ファミ通文庫)覇剣の皇姫アルティーナXIV (ファミ通文庫)感想
これはまた魅力的な敵役が出てきたなぁ!コントみたいな会話を繰り広げる仲良し父娘、すごく好き。魅力的であるがゆえに性別や身分や障害という重いハンデを抱えていることが惜しまれる。その悔しさがにじむように描かれているところがまた良いのだけど。こういう不遇の天才ライバルキャラに肩入れしてしまいがちなんだよなぁ。しかもラストは強敵らしいところを見せてくれてワクワクしてしまった。続きが待ち遠しい!
読了日:10月01日 著者:むらさき ゆきや
君は世界災厄の魔女、あるいはひとりぼっちの救世主 (角川スニーカー文庫)君は世界災厄の魔女、あるいはひとりぼっちの救世主 (角川スニーカー文庫)感想
とても面白かった!奪われたものを取り戻すために世界を敵に回した魔女の物語。最初は悲劇的でヒロイックなファンタジーなのか、それともファンタジー世界を存分に活かした哲学的思考実験の物語なのかとワクワクしながら読んでいたのだけど、最後まで読んで勢いよく投げ飛ばされた気分。結局彼女は何を取り戻したかったのか、何の敵を打ちたかったのか。欺瞞に満ちた物語の結末にどんな感情を抱けばいいのか混乱してしまう。ああでもどこか背徳的で甘美な後味も感じてしまって、訳がわからないのにすごく満足している。
読了日:10月02日 著者:大澤 めぐみ
青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる (角川スニーカー文庫)青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる (角川スニーカー文庫)感想
ド甘いイチャラブコメ。砂糖をジャリジャリと噛み締めながら読んだ。甘い・・・どこまでも甘い・・・もはや甘い以外の言葉が必要なのか?というレベル。ただ、甘いだけだと少し読み応えという点で物足りなさも感じる。あと私もしかしたらギャルヒロイン苦手なのかもしれない・・・
読了日:10月03日 著者:刑部 大輔
双花斎宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)双花斎宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)感想
面白かった!一華後宮料理帖の1年前の和国を舞台にした新作和風FT。繊細な性格で出世欲がありファザコンという少年主人公のキャラクターが一華の理美とは正反対。大人になろうと焦るため逆に幼い印象を受ける真佐智が、斎宮寮で失敗したり人との関わりを学ぶなかで成長し、やがて自分で自分の居場所を選ぶまでを描くストーリーが良かった。地味ではあるが少年の成長物語として丁寧で読後感も爽やか。真佐智を囲む斎宮寮の人々のドラマも印象的で、清廉さを求められる神聖な場所ゆえのプラトニックな恋愛模様がじわりと心にしみた
読了日:10月06日 著者:三川 みり
さくら花店 毒物図鑑 夏の悪夢 (小学館文庫キャラブン!)さくら花店 毒物図鑑 夏の悪夢 (小学館文庫キャラブン!)感想
宮野さんが描く歪んだ恋愛ほんと好き。そして広島弁夫婦の可愛さが前巻以上だった。「こっちの台詞だ」の応酬はずるすぎる。メンタル小学生のヒロは相変わらずかわいいし、彼は彼でほんの少しずつ成長している様子。とりあえず客のところに突撃しに行く性格になってるのは大丈夫だろうかと心配ではあるけれど。連作短編は茜さんの話にゾッとした。いやオチが怖いわ。それ本当に今も生きてる?
読了日:10月06日 著者:宮野 美嘉
鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい (集英社オレンジ文庫)鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい (集英社オレンジ文庫)感想
和菓子職人見習いの片思いを描いたシリーズ第2弾。祐雨子さんの距離感、相変わらず天然の魔性だなって思うし、その攻撃力のやばさを共感し合う多喜次と柴倉の仲良しっぷりに笑った。三角関係?なのにやたらほのぼのしてる。全編面白かったけれど、小学生カップルの話は可愛すぎて悶えるかと思った。中学生になってライバルが増えて動揺する飛月少年の奮闘も見てみたいなぁ
読了日:10月06日 著者:梨沙
じゅっさいのおよめさん (講談社ラノベ文庫)じゅっさいのおよめさん (講談社ラノベ文庫)感想
10歳になってしまった同級生との新婚生活。身体だけでなく精神年齢も10歳未満になっているため、明け透けに好意をぶつけてくるヒロインがとても可愛い。意外にもシリアスに展開するけれど、民俗学的要素を交じえて謎を解き明かしていくストーリーは好みだった。主人公たちに都合よく甘いだけの結末ではないけれど、これからも二人で一緒に生きていけるのならきっとこれはハッピーエンドなのだろう。
読了日:10月07日 著者:三門 鉄狼
なぞとき遺跡発掘部 甕棺には誰がいますか? (小学館文庫キャラブン!)なぞとき遺跡発掘部 甕棺には誰がいますか? (小学館文庫キャラブン!)感想
遺跡発掘ミステリー第二弾。古賀先輩の教授愛がもはや怖い。何だこの人。それでも良いという灯里は強いというかなんというか。今回も連作短編形式だったがサブタイにもなっている最後のエピソードが面白かった。台湾の冥婚ネタと炭素調査の謎をそういうふうに絡めるのかと。次巻も期待
読了日:10月07日 著者:日向 夏
青春は探花を志す 金椛国春秋 (角川文庫)青春は探花を志す 金椛国春秋 (角川文庫)感想
青春編。遊圭の波乱万丈人生はまだまだ続くらしい。悪法をなくしたことで手に入れた外戚という立場ゆえのしがらみを描かれるところが面白い。科挙に向けての学生生活はとても窮屈そうだった上に、ここでもやっぱりスパイ活動。ここにきて初めての味方ゼロ状態にハラハラしたけれど最後のオチはひときわ苦い。なのに当の本人はやけにスッキリした顔で明々に会ってるので笑ってしまった。あれ?ハピエンか?とか思っちゃったよ!ここからの展開もやばそうなので次巻も楽しみ
読了日:10月08日 著者:篠原 悠希
白翼のポラリス2 (講談社ラノベ文庫)白翼のポラリス2 (講談社ラノベ文庫)感想
2巻出してくれてありがとう!世界観が更に掘り下げられ、戦いの中でシエルが「スワロー」としての覚悟を問われる第2巻。神話の国の(意外にも)人間的な内部事情と、オーバーテクノロジーのミステリアスな出処など、色々とワクワクする要素が盛りだくさんで今回も面白かった。ただ、もう少し「シエルの相棒」としてのステラを目立たせてほしかった。新ヒロイン2人にことごとくお株を奪われて憐れすぎる。二人一緒に活躍する姿が一番見たかったのに・・・。次巻ではスワローの相棒として活躍してくれることを祈りたい
読了日:10月09日 著者:阿部 藍樹
身代わり令嬢と堅物男爵の剣舞曲~貴族令嬢、 婚約破棄して駆け落ちした姉の後始末に奔走する~ (アイリスNEO)身代わり令嬢と堅物男爵の剣舞曲~貴族令嬢、 婚約破棄して駆け落ちした姉の後始末に奔走する~ (アイリスNEO)感想
駆け落ちした姉の落とし前をつけるため、ダンジョンに潜ってモンスターを狩ったり小悪党貴族と決闘したりする子爵系令嬢の物語。戦うヒロインは好きだし負けず嫌いな性格にもワクワクしたのでアイラのキャラクターは良かった。彼女のコンプレックスを癒やしていくアドラスの包容力も素敵。ただ真面目と真面目のカップルだからもう少し文章に遊びがほしかったかも。少し堅苦しさがある。あと、姉が酷い人なのはよく分かるけれど、物語的にほぼ不在の人の悪口を延々と聞かされてる気分になるところは好みじゃなかった。
読了日:10月12日 著者:富士 伸太
青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない (電撃文庫)感想
残された問題である母との関係を掘り下げていき、咲太が抱える鬱屈が明るみに出てくるストーリーが面白かった。そして麻衣さんは大天使。なんでこんなに素敵なの。めちゃくちゃ好き。しかし色々伏線を残して一気に高校卒業まで時間が進んだのは驚いた。大学生編になるのかー。大学生でも「思春期」症候群の話なのかな?
読了日:10月13日 著者:鴨志田 一
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)15 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)15 (GA文庫)感想
ヴァーミリオン編完結。面白かった!という気持ちと、えー・・・と不満な気持ちが半々。やっぱオルゴールに悪役としての魅力を感じられなかったのが辛かったな。なんでコイツに一輝が負けるのふざけんなって気持ちが拭えない。でも一輝とステラの関係は相変わらず好きだし、遅れて登場した珠雫の活躍もすごく良かった。新章はもっと七星剣武祭の頃のような清々しい戦いが見れるといいな。
読了日:10月15日 著者:海空りく
かくりよの宿飯 九 あやかしお宿のお弁当をあなたに。 (富士見L文庫)かくりよの宿飯 九 あやかしお宿のお弁当をあなたに。 (富士見L文庫)感想
面白かったー!ここまで読んできて本当に良かった。これまで明かされてこなかった謎が解き明かされたことで、大きく意味を変えた大旦那様と葵ちゃんの関係にときめきが止まらなかった。いよいよ次で本編完結だけど、すでにある程度満足してしまったことだし、安心して最終巻を待ちたいと思う。
読了日:10月16日 著者:友麻碧
ゴブリンスレイヤー8 (GA文庫)ゴブリンスレイヤー8 (GA文庫)感想
ゴブリンを殺すためだけに生きるゴブリンスレイヤーがゴブリンを殺すこと以外のことを楽しいと零した瞬間がとても印象的だった。剣の乙女や女神官ちゃんの成長に比べれば遅々とした進みだけれど、彼にも変化が起こっているんだよなぁ。続きも楽しみ
読了日:10月18日 著者:蝸牛 くも
臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない (ビーズログ文庫)臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない (ビーズログ文庫)感想
敬愛する侯爵令嬢の恋を応援するために奔走する伯爵令嬢の話。真面目すぎて疲れてしまった王太子と真面目すぎて追い詰めてしまったソフィーのカップル、「これはもう上手くいかないのでは…」という雰囲気がすごい。それを覆そうとアドバイスを素直に聞いて一生懸命アピールの練習に励むソフィーがいじらしくてアメリアと一緒に応援したくなる。でもどうなるかなぁ。途中までソフィーの努力が報われそうだったのに終盤が不穏すぎて怖い。ツンデレ×鈍感の主役カプもじれったくて可愛いけど、まずはソフィー嬢の恋の行方が気になるから2巻へ
読了日:10月19日 著者:白猫
臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない2 (ビーズログ文庫)臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない2 (ビーズログ文庫)感想
あー、やっぱりダメだったかぁ。ダメなのは分かっていたけれどダメだと察した理由がありがち過ぎて・・・。とても納得すると同時にそこをもうちょっと頑張ってほしかった気持ちがある。いや頑張れなかったから駄目だったんだけど。逆にルーファスとアメリアの恋はすごく可愛くてよかった。少女たちの友情とツンデレ少年の空回りが楽しいラブコメだった。
読了日:10月19日 著者:白猫
滅び時だと彼女は告げた #異能犯罪捜査〈零局〉 (電撃文庫)滅び時だと彼女は告げた #異能犯罪捜査〈零局〉 (電撃文庫)感想
合わなかった。推理っぽいことや心理戦っぽいことをしているけれど、どうにも内容が薄い。描写が淡々としていることもあり要所の展開に盛り上がりを感じない。ギャグの相性が良くないのかキャラクターの掛け合いも楽しめず…。せめて主人公に存在感があればよかったのだけど、ワトソン役としても必要性を感じないレベル。完全に続きものだけど次巻はいらないかな
読了日:10月21日 著者:久我 悠真
十三歳の誕生日、皇后になりました。 (ビーズログ文庫)十三歳の誕生日、皇后になりました。 (ビーズログ文庫)感想
とても面白かった!茉莉花官吏伝に登場した赤奏国の皇帝夫妻を描いたスピンオフ。簒奪に居合わせ丁度よいから皇后になった少女が、皇帝の出す「問題」を解き明かすなかで「皇后」としての素質を開花させていく。予想外に中華ミステリーとして読み応えを感じたし、掴みも緩急も素晴らしい話運びで物語に夢中になった。そして莉杏と暁月の関係がめちゃくちゃ良い。未完成でありながら既に完成されているようにも見える「夫婦」感が最高。ぜひシリーズ化してほしい
読了日:10月23日 著者:石田 リンネ
東京レイヴンズ15 ShamaniC DawN (ファンタジア文庫)東京レイヴンズ15 ShamaniC DawN (ファンタジア文庫)感想
新刊に挑むために再読
読了日:10月24日 著者:あざの 耕平
東京レイヴンズ16 [RE]incarnation (ファンタジア文庫)東京レイヴンズ16 [RE]incarnation (ファンタジア文庫)感想
最ッッ高!在りし日の夜光と飛車丸を描いた過去編クライマックス。多くの伏線を回収し、シリーズ全体の面白さを底上げする至高の1冊だと思った。いやもうなんでこんなに面白いの。綿密に作り上げられたストーリーが読み応えありすぎて興奮するし、無敵にして唯一無二の幼馴染みヒロインの再臨に大歓喜。いよいよ現代編に戻ったし、このまま最後まで走り抜けてほしい。でも次巻はいつになるのか。幾瀬幾歳の彼方まで続きを待ち続けたい。
読了日:10月24日 著者:あざの 耕平
紅霞後宮物語 第零幕 三、二人の過誤 (富士見L文庫)紅霞後宮物語 第零幕 三、二人の過誤 (富士見L文庫)感想
忘れたことを思い出そうとして狂ったように娼館通いをする文林、あまりにも彼らしいと思った。自分を使った実験かよ。こういう形で執着心が表にでてくる感じ、とても文林らしくて気持ち悪い。そしてそこがやっぱり好きだな、と。そして小玉とはどこまでも噛み合わないんだよなぁ・・・
読了日:10月26日 著者:雪村花菜
庚国偽宦官物語 地上の烏 暁天の狼 (富士見L文庫)庚国偽宦官物語 地上の烏 暁天の狼 (富士見L文庫)感想
傀儡皇帝のお仲間を作ろうと宦官に扮して奔走する女の物語。主人公、元商売人で有能な設定なのだけどあまり駆け引きが上手いように見えないし、上手く動いてないのに彼女の思惑通りに物事が進むことへの言い訳が多いのが気になった。皇帝も甘い理想に見合うほどの能力とカリスマがあるとはいまいち思えず、国のトップがコレだと下は確かに不安になるよな・・・と思ってしまった。あと家族を大事にするのは大切だし素敵なんだけど国の話だよね?家族の枠組みで語るの?と、どうしても違和感が。残念。
読了日:10月28日 著者:鳥村 居子
遊牧少女を花嫁に (PASH! ブックス)遊牧少女を花嫁に (PASH! ブックス)感想
面白かった!トルコをモチーフにした遊牧ファンタジー。精霊や調停者の存在などファンタジー色は強いが、一方で草原に生きる遊牧民の文化や日常をリアルかつ繊細に描いていくため世界観がしっかりしており、とても読み応えがあった。見知らぬ異国のお話なのに人の営みの原風景を感じ、ノスタルジーに浸れる良い作品。不遇に心を折られながらも性根はタフな少女と、少しぶっきらぼうだけど優しい青年という新婚夫婦の関係も素敵。互いの大切さをゆっくりと確認し合うような距離感が優しい甘さでとても好み。伏線も残っているしぜひ続きが読みたい
読了日:10月28日 著者:江本 マシメサ
前略、殺し屋カフェで働くことになりました。 (ガガガ文庫)前略、殺し屋カフェで働くことになりました。 (ガガガ文庫)感想
普通じゃない世界に迷い込んだ少年の物語。最初のハッタリきいた交渉シーンが好き。ただ、その後の交渉シーンは過剰請求一本調子な雰囲気が否めずパワーダウンしたように見えたので次回以降の活躍に期待したいところ。何にせよ一般人が裏社会に染まっていくピカレスクな話は好きなので続きも楽しみ
読了日:10月29日 著者:竹内 佑
私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)感想
凄い物語だった。冒頭の鮮烈な一文に心を奪われ、その後はゆっくりと丁寧に心を削り取られていくようだった。神様になれなかった天才小説家。彼に神様であってほしかった少女。大きすぎる感情はうねるばかりで噛み合わず、すれ違い、悲劇へと転がっていく。救いなんてないのに、どうしようもなく惹かれてしまう物語だった。本当に凄い物語だった。
読了日:10月30日 著者:斜線堂 有紀
読書メーター

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