真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2/ざっぽん


真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2 (角川スニーカー文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年9月刊。
実力不足により勇者パーティーを追い出され辺境に流れ着いた男のイチャイチャスローライフを描いたファンタジー第2弾。
リアルが充実していくレッドに対し、彼を失った勇者パーティーのギリギリ具合が怖すぎます。
本当にいつまでスローライフができるのか。
それはそうと、照れ照れしながら大胆に迫るくせにやっぱり照れちゃうリットは可愛すぎではないでしょうか。

☆あらすじ☆
追い出された英雄・レッドは、魔王軍との戦線を離れ辺境の地で薬師として幸せな新生活を営んでいた。
「薬屋って案外、暇なのな―」「それじゃあ仕事のことは忘れて、のんびり遊びましょ!」
そんなリットの提案から、二人は店に本日休業の札をかけ走竜に乗り川辺でデートをする事に――。
「ね、早く泳ご!」
水着姿のお姫様との甘い時間は英雄の心を潤していく。
一方、レッドの離脱により混乱する勇者達は遺跡に遺された先代魔王の飛空艇をめぐり更なる激戦地へと向かうのだが……!?
世界に何があっても、2人の幸せな時間は揺るがない――。追われた英雄による大人気スローライフ・ファンタジー第2幕!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回はレッドたちの街ゾルタンに出回る謎の麻薬に絡む騒動を描くストーリー。
神によって生き方を決められる「加護」の歪みは、今回の麻薬の話で更に気がかりな要素となってきました。
結局、「加護」によって強制される感情があっても、それもまた自分の意志、みたいな雰囲気のオチがついたけれど・・・・・・
この先も「加護」を自然の摂理として受け入れるのかな? それとも「神」の意思に疑問を投じるのだろうか。
問題をどこまで掘り下げるのか気になります。ルーティーとも関わる話だろうし。

 

また、今回の話でスローライフが一気に怪しくなってきたような気もするのだけど、大丈夫でしょうか。
勇者パーティ時代に戦った相手が前触れもなく現れるとか、レッドも運がないなぁ・・・・・・
できるだけ自分で決着をつけず荒事専門の人間に任せようとするあたり、レッドのスローライフを続けようとする意思を感じられて安心はしたけれど。
頼むよ〜〜〜、レッドはずっとリットと幸せに平和を謳歌してくれよ〜〜〜、リットが不安そうにしている姿を見るのは心が痛いよ〜〜〜(泣)

 

色々と不穏な展開はあったものの、レッドとリットのイチャラブ生活は糖度安定で大満足でした。
ベッドのシーンはドキドキした〜。子どもいるのに!?って思っていたからオチに脱力しつつ安心しました笑
レッドとリットの関係って段階をひとつずつ丁寧に踏んでいく感じがありますよねー。
読んでてめちゃめちゃ気恥ずかしいけど、この二人の雰囲気本当に好き。でも「好きが溢れた」の自己申告は可愛すぎじゃろがー!

 

辺境の街を襲う不穏な事件の顛末は面白かったけれど、あくまでスローライフを頑張ってほしい本作。
にわかに出てきた魔王軍内部の対立構造とか、瓦解寸前の勇者パーティーとか、そういうのは裏側でしっかり描いてほしいのだけど、やはり物語的にレッドが関わらざるを得ないのでしょうか。うーん、リットも一緒に戦うんなら私はそれでも満足しちゃうかも。

 

さて、次巻はついに嫁と小姑が正面衝突してしまうのかな??
兄妹の再会がどんな展開に繋がっていくのかとても楽しみです。

 

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