【漫画】『愛が死ぬのは君のせい』6話・7話の感想


『愛が死ぬのは君のせい』マーガレット18年11号・12号掲載第6話・第7話(コミックス2巻収録分)のネタバレあり感想です。

 

【第6話】

 

コミックス1巻は愛生が謎の男に突き飛ばされ、トラックの前に――・・・!?という衝撃のラストだった。

まぁでも少女漫画だし、こういう引っぱり方するときは結局無傷でしたオチなんやろ?主人公は死なないもんねって気軽に構えていたんですよ。

 

甘かった。

 

愛生、瀕死じゃないか・・・・・・複雑骨折大量出血内臓破裂で意識不明・・・・・・ひぇっ・・・・・・

 

後半の愛生の姿に衝撃を受けたのは、前半でワルツが一人ラブコメしていて油断してたせいだと思う。
またもワルツによって一墨はいかに愛生が大好きだったかをバラされてるのが面白すぎたし。

だいたいお前きもち悪いんだよ
話しかけもしねぇくせに近くにいたくて
黙ってわざわざ中高と同じトコ受験なんかして

一墨wwww
愛生を追って入学したのwww
このコマのワルツの顔、「きもっ!」って感情が滲み出ていて非常に良いです。

 

現状、一墨の情報は間接的なものが多いのだけど、情報の出し方が上手くて色々と妄想が広がるのが楽しい。
学校を同じにしたのは、記憶をなくした愛生を心配して近くから見守りたかったからなんだろうなぁ。
でも一墨が愛生を避けていたのは愛生が忘れたままでいられるようにするためで(1話)、これを徹底するなら一墨自身が愛生とできるだけ会わない方法をとるべきだったはず。同じ学校に通ってチラチラ姿を見せる方がリスクは高い気がする。

それでも付かず離れずの距離をとったのは・・・・・・?

早く一墨自身の語りを聞きたいな。
このへん彼の中で色々と葛藤があったんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろ。

 

過去の一墨の内心はさておき、ワルツの心の動きも気になる。

愛生のことを気にしているのは一墨のはずだ
あいつはそれをまるごと俺に渡した?
なら今の俺は一墨の影響を受けているにすぎない
そうだ 落ち着いて取り戻せ
この心は俺とは全く関係ない

そこだよ、そこ。
ワルツが愛生に惹かれるのは一墨が押し付けた心のせいという点をどうやって処理するのかがとても気になっている。

 

【第7話】

 

ワルツって「遠いところから逃げてきた」「どんな形でもいいから生きたくて」一墨の中に移動したと言っていたし、そうすると白い男はワルツの追っ手かな?

しかし身体壊せば出てくるだろって愛生をダンプカーの前に突き飛ばした白くん(仮)といい、初手で白くん(仮)をバラバラにしたワルツといい、このマンガはほんとバイオレンスですね。
まぁ1話からして人体が縦に裂けるわけだけど・・・・・・

流血表現なしで人体切断が可能という特殊設定なので、バイオレンスは今後も加速していくのかもしれない。
ないと思うがバトル漫画が始まったらどうしよう・・・w

 

さて、この白くん(仮)が気になることを言っている。

ここでなら君を可視化できる
今 君がどういうものになってるのか 引きずり出して見てみようか
(中略)
ほらみろ すっかり変質してるじゃないか 一度入った器の影響は多大なものだ
君が自分を散在させた意図はわからないけど もう不可能だよ
君の力で彼女の体から自分の欠片をとり戻すのは

なんかこれなーーー・・・・・・・・

最終的に一墨とワルツが融合するフラグっぽくてなんかなぁ・・・・・・

一墨の器に影響されてワルツ本来の形まで一墨と同じになってるわけでしょ?
白くん(仮)もワルツの意思と器(一墨)の意思の判別が付かないって言ってるし、一墨とワルツを今さら分離できるのかな。そのへんSFな設定次第だから良く分からないけれど。

うーん。うーん。融合オチはモヤるから嫌だよ〜〜〜
ナノカレもほぼ融合オチだったしさぁ!(注私見)

 

一墨の気持ちとワルツの気持ちを区別するのか、それとも融合させるのか。
このあたり、重要なターニングポイントになったのが第7話なんだと思う。

「この痛みは俺とは関係ない」
じゃあでもなんで俺はこいつにあんなに名前を呼ばれたかったんだ
あれは あれだけは確かに俺のもんじゃないのか?

この段階でワルツは自分の気持ちの所在を確認しつつ愛生を助けに行っている。
彼の頭は「俺が愛生を助けるんだ!」という気持ちでいっぱい。ナイト気取りでちょっと笑う。こういうキャラ嫌いじゃないんだよなぁw

恋が芽生えた経緯はさておき、ワルツ自身の心が既に愛生に惹かれているんだよなぁ。

 

この気持ちが一墨のものかどうかなんて もうどっちでもいい
注いで 注いで 注いで
愛生が消えて無くならなきゃそれでいい
そう 全部俺のものにしてしまえばいいから

ひぇ〜〜〜〜〜〜

「好き」になるって面白ぇな の顔が怖すぎて。少女漫画ヒーローの顔してないよ??
これはナイトじゃないわ。悪魔降臨だわ。あっ人外ですもんね。

 

そして結局経緯とかどうでもよくなったらしい。マジかー。私はどうでも良くないのだけど!(泣)

だってワルツは「今の自分」の衝動に従って進むことに決めたってことでしょ?

早い!早いよ!!展開が早い!!!

ナノカレで言うなら1部を途中ですっ飛ばして2部が始まった上に最初から烏丸が全力疾走してるようなものじゃないか!(ナノカレ既読者にしか伝わらない例えでごめん)
もっと押し付けられた心を持て余すワルツを見ていたかった気もするし、でもヤツは人外だから人間らしく悩むのは変なのかもしれないと納得する気持ちもある。

しかし展開の緩急すごいなー。このテンポの速さ自体は嫌いじゃない。強引さは感じるけどね。

 

それはそれとして黒塗りで狂気しか感じないキスシーンは大好きです。
腑抜けたラブコメを演じさせられたワルツの反撃って感じがして。なんか生き生きしてきたね?これが本調子かな。

 

しかしこれどうなるんだよー。
ワルツが本気を出したところで愛生がワルツに振り向くとは思えないんだけど。
でも相手は人外なんだよなぁ。どんな手を使うか読めない。

ラストで白くん(仮)が呟いたこのセリフこそが本作のテーマになりそうな予感?

でも注視しておかなければ
アレの本質は 略奪だ

ところで白くん(仮)は何者なんだ?

 

正直な話、ワルツが一段も二段も飛ばして駆け上がっていくせいで、私の気持ちは物語に上手く追いつけていない。
暴走特急に乗ってる気分。これに付いていけてる読者どれくらいいるんだろう。
みんな大丈夫?げんき?私は変なテンションになってるよ。

 

一旦落ち着いて各人の心情を掘り下げてほしいけれど、まだ無理かなぁ。
キーパーソンっぽい白くん(仮)の正体も分からないし、一墨の所在も不明っていうのがね。
役者が揃った感がまるでない状態だから、物語の方向性がはっきり見えてこない。
今は物語のベースを構築してる段階だし、色々予想を立てるのは早計なんだろうな(でも妄想しちゃう)

 

先行きは不安だけど、先が読めないことへの期待は結構あったり。
なんだかんだ言いつつ、「ど、どうなるんだよ!?((((;゚Д゚))))」って怯えてしまう少女漫画はやっぱり楽しいw

 

ここからワルツの反撃開始になるのかな?
ただ、「略奪」というからには奪われる側の存在が必要なわけで、そうすると一墨が消えたままでは片手落ち。
やっぱり一墨が戻ってきてからが本番?
ていうか私は一墨が一番気になるから早く一墨のターンがきてほしいんだ・・・!

 

 

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