ゴブリンスレイヤー7/蝸牛くも


ゴブリンスレイヤー7 (GA文庫)
ゴブリンスレイヤー7 (GA文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年3月刊。
アニメ化決定おめでとうございます!
でも、このエグくてグロいダークファンタジーがどこまで黒塗りなしに放送できるのでしょうか。
私は耐える自信がないので見れない気がします・・・・・・文字で読むのと動画で見るのとじゃ全然違うからね(ビビリ)

☆あらすじ☆
TVアニメ化決定!
「結婚することになったみたい」
故郷からの報せを受け、そう呟いた妖精弓手。かくして一党は、森人の里に行くこととなった。またその旅には牛飼娘と受付嬢の姿も――。一方、ゴブリン退治のおりに発見された石版をゴブリンスレイヤーから託され、剣の乙女は鑑定を行う。
「古い……とても古い文字ですわね」
川を上り、森人の里を目指す一党だが、現るは小鬼の影……。
「鏖殺でなく脱出で宜しいか?」「宜しいわけがあるものか!」
さらに森人の里には、密林の奥に潜むと言われている、古きものが現れるという事件が起きていた――。
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第7弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

妖精弓手の姉から結婚の知らせが届いたことで、森人の里に向かうことになったゴブスレ一行。
しかしそこで待っていたのはゴブリンだった・・・!というもはや様式美ともいえる展開から始まる第7巻でした。

 

森人の里が舞台ということで、いつもより多めに妖精弓手について掘り下げられていた感じ。
特に、人とエルフの寿命の違いについて彼女がどう感じているのかを話すシーンが印象的でした。

それは例えるなら、一杯の酒に酔うように。
泡沫の夢に微睡むように。
不死なる上の森人なればこそ。
定命の人生は、眩く綺羅星の如き宝物に他ならない。
手を伸ばしたとて掴めるものではない。掴んだとして、その熱さに焼かれるだろう。

短い命を燃やし尽くす只人への憧憬なのかな・・・・・・
普段は見せないエルフらしさを感じつつ、「付き合ってあげても良いかなって」と言える気安さに妖精弓手らしさも感じたりして。
たとえ寿命は違っても、共に過ごす今この時が大切なものであることに違いはないのでしょう。とても素敵な関係だと思う。

 

このくだりとか、冒頭の「愛はさだめ さだめは死」とか、相変わらず詩が良いですよね。
もしかしてどこかに元ネタがあったりするのかな。ゴブスレで綴られる吟遊詩人が歌うような詩の数々、結構好きなんですよねぇ。

 

それはさておき、今回も当然にメインはゴブリン退治。
「串刺し」に「圧搾機」に「呪い」と、なんだかいつもよりグロ強めだった気がします。
グロ耐性そんなに高くないから今回はしんどかった・・・・・・いや、いつもしんどいのだけど・・・・・・

 

最後は全部水に流して綺麗さっぱり!みたいな終わり方だったけれど、ゴブリンが遺した爪痕は決して消えないし、被害者は簡単には癒やされないということもしっかり描くシリーズだけに、毎度のことながら「これで終わりではない」という徒労感もすごい。
本当にゴブリンを殺し尽くせる日がいつかくるのでしょうか。
竜騎士とか出てきて順調にジョブは増えてるし、作中で少しずつ触れているゴブリンの生態の変化がなんだか怖いのですが。

 

とりあえずは次巻を待ちます。
次の舞台は王都!迷宮探索の話になるのかな?

 

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