0能者ミナト11/葉山透


0能者ミナト11 (メディアワークス文庫)
0能者ミナト<11> (メディアワークス文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2018年1月刊。
なんか・・・・・・今回の表紙のミナト・・・・・・胡散臭いw
なんだかミナトの詐欺師オーラが百倍増しです。すごく格好いいけど近寄りたくない男ナンバーワンw
さて、こう見えて(?)超有能な霊感ゼロの怪異退治のスペシャリスト・湊が、今回挑むのは殺生石。
いつもとは異なる圧倒的不利な状況のなかで見せてくれた理彩子との連携プレーに悶えました。

☆あらすじ☆
累計60万部超のベストセラー、第11弾! 葉山透が贈る、現代の怪異譚。
殺生石――それは凶悪な毒の大気を発し命あるものを死に追いやる、呪わしい巨石。かつて沙耶とユウキを窮地に陥れ、ユウキに大怪我を負わせたそれが、いま新たに発見された。調査に向かった理彩子を追った沙耶とユウキ、渋々それについて行った湊。そんな三人が捕われたのは、どちらを向いても脱出不能の、まさに無限回廊と化した空間だった。殺生石、そして九尾の狐の気配に満ちた閉鎖空間から脱出する術は?  究極の攻撃を放つ九尾の狐を倒す術は、果たして存在するのか――。絶体絶命の状況下で、湊の科学的推理が冴えわたる!

以下、ネタバレありの感想です。

 

この話、「存在しない怪異」についてはいつも通りに面白かったのだけど(娘がついた嘘が切なすぎる・・・)、ビクッとしたのはラスト。

 

荒らされた湊の部屋。病院で検査着を身につける湊。そして理彩子の口から出た「腫瘍」という言葉。

 

も〜〜〜、びっくりしたじゃないですか〜〜〜

これって結局、「存在しない怪異」のおかげで湊の腫瘍も見つかってよかったね☆霊能力が手に入ったかもしれないけど湊には不要だね☆っていうことで良いんですよね?
理彩子の雰囲気に悲壮なものは混じってなかったからそういうことですよね?おどかさないでー!(泣)

 

で、第二話が今回のメイン。殺生石に封印された九尾の狐と対決するエピソード。

 

理彩子のお見合い現場にホスト姿(表紙のアレはコレか!)で現れた湊に笑いつつ、彼の意図を深読みしすぎてドキドキしてしまいましたw
左手の薬指だけに上手く嵌った指輪といい、今回の湊の言動は深読みさせすぎでは?どうなの??

たぶん最初に伊織が指摘したように湊にとっての一番は怪異討伐だと思うし、あまり人間にも興味なさそうだし(でも懐に入れた人間にはそれなりに面倒見良いし稀に優しいんだよなぁ)、彼の真意はよくわからないのだけど。

そうは言っても思わず深読みしてしまう行動が今回やたら多くありません?ニヤニヤしちゃうよ!

特に理彩子と湊の連携プレー(指輪投げるシーン最高)とか萌えが詰まっててときめくしかなかったw
これだから本編で理彩子と湊が絡むときは要注意なんだ!(口元緩むから)(ラストの考元さんとシンクロしたのは言うまでもない)

 

萌えが先走ってしまったけれど、今回の狐討伐も面白かったです。
さすがは日本三大妖怪の一角。今まで以上に凶悪で獰猛な振る舞いにヒヤヒヤしました。結構グロかったですし。
犠牲者の数もすごいことになってるような・・・・・・御陰神道ダメージ深そうだけど大丈夫か・・・・・・

 

そういえば、ミナトってあんな適当なノリでヘラヘラしてるように見せて、かなり周到に用意して怪異に挑んできていたんですよね。
いつもはミナト劇場ともいえる彼の独擅場を楽しく観戦していたのだけど、相手がミナトをターゲットにして周到な罠を仕掛けてくるとここまで厳しい戦いになってしまうものなのか・・・・・・ううむ面白い。

 

そして窮地からの逆転劇は相変わらず爽快&痛快。
空間ループを自らの武器と変えるところが流石ミナトって感じです。相手のミスをいやらしく攻めるw
まぁ条件の整い方が出来すぎかなって気もしたんですけどね。でも伊織が作中で突っ込んでいるし、彼と同じく負け犬の遠吠え扱いになるのは嫌だからスルーしよう(´・ω・`)

 

ちなみに「普通に殺せばよかったのに」の台詞にはホントそれなって思いました。
同時に「いや、ミナトって普通に殺せるのか・・・?」とも思ったり。
殺しても死なない男って言葉がすごく似合う。

 

今回も面白かったです。
次もまた1年後なのかな・・・・・・
次巻も楽しみです!

 

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