かくりよの宿飯7 あやかしお宿の勝負めし出します。/友麻碧


かくりよの宿飯 七 あやかしお宿の勝負めし出します。 (富士見L文庫)
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前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2017年11月刊。
アニメ化決定おめでとうございますー!
あやかしの世界「かくりよ」を舞台にした和風異世界飯テロファンタジー第7弾。
大旦那様の正体に絡んで、物語が不穏に動き出しました。
葵の料理は天神屋と大旦那様の窮地を救えるのでしょうか。
それはさておき高菜チャーハンの美味さよ、全国に広まれ・・・!

☆あらすじ☆
大旦那様の行方を追う葵に、妖都の伝統料理が立ちふさがる――!
かくりよの中心・妖都へ向かった大旦那様が行方不明に。天神屋史上最大の危機に動揺する葵は、お帳場長の白夜から密命を受けた。それは妖都行きの宙船に、食事処“夕がお”の屋台を出して出張営業することで……!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

このシリーズ、九州の郷土料理を押してくれるのが本当に好きなんですよね。九州のメシは美味いぞ!(九州民)
今回出てきた高菜チャーハンとか私の大好物だったり。厚切りベーコンと一緒に炒めると至福。休日の家ランチにぴったりです。
ちなみに高菜は常備菜ですよ。ごま油で炒めるとほんと美味なんです。はぁ、お腹空いてきた・・・・・・

 

さて、雷獣の奸計に嵌まり、隠世を統べる妖王家に囚われた大旦那様。
ミステリアスな存在だった大旦那様の正体がついに明らかになりました。
でも正体は明らかになったけど、素性はやっぱり不明のままという。
封印される前はどこにいたんでしょうね。ていうか何で封印されてたんだ?邪鬼だから?
そして幼少期(?)にさっさと「大旦那」呼びになっているところをみると、本名はやっぱりないのでしょうか。
大旦那様・・・・・・天神屋の大旦那じゃなくなったら何て呼ばれるようになるのかな。元大旦那様?

 

とはいえ、元旦那様にならないように頑張ろう!っていう話なので大旦那様は大旦那様のままでいくのかもしれません。
あとはどうやってこの窮地を乗り切るのかが問題。
葵の料理はそれだけだと役に立たないかもしれないけれど、料理に込めた葵の真心があやかしたちとの絆を生み、巡り巡って彼女と天神屋を助けていくっていうのが良いですよね。優しさが尊い。
竹千代さまの必死な叫びとか、すごく感動的でした。
「冷たく無感情な贅沢を押し付けるだけ」っていう言葉から「温かい真心のこもった素朴な葵の手料理」に救われた彼の想いが伝わってくる。
物珍しいだけではなく、史郎の孫だからというだけでなく、葵自身の優しさが伝わっているからこそ、あやかしたちの心を惹きつけるのでしょう。

 

しかしあやかしの寿命の話で気になったのだけど、大旦那様と葵ちゃんの寿命も違うんですよね・・・?
白夜さんの話を聞くと、異種婚姻譚ならではの寿命問題が気になってきました。
律子さんってなんで長生きしてるんでしたっけ?(あれ、長生きはしてないんだっけ??)

 

そういえば最近、銀次さんの想いもちょいちょい目立ちはじめているのだけど、ここもどうなるのだろう?
三角関係になりそうでならない気もする・・・・・・
うーん、銀次さんの性格的に想いを告げずにフェードアウトしそうな気もするけれど、それはそれで消化不良なので面白い展開になることを期待しています!(鬼畜)

 

ところで、冒頭でも触れましたが、「かくりよの宿飯」がアニメ化ですね!!嬉しい!!
富士見L文庫から初のアニメ化になるのかな? めでたいことです。
そんな記念すべき新刊なのに本編で大旦那様の出番はほとんどなく、表紙にもいないという・・・・・・あ!いた!?葵のうしろのシルエットかな!?!?
何でこの作品のヒーローは常に表紙で「大旦那様を探せ!」状態なんだろう。扱い悪すぎて不憫萌えしちゃうんだけど。

 

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