終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?5/枯野瑛


終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#05 (角川スニーカー文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年10月刊。
引き続き第四エピソード・コリナディルーチェ編。
今回は意外な人物に対して見方が大きく変わる巻でした。
こういうの本当にズルいと思うけど、まんまと好感度高めてしまうから私はちょろい。

☆あらすじ☆
――その日、2番浮遊島は完全に沈黙した。
遺跡兵装(ダグウェポン)モウルネンの真実を知るべく、護翼軍(ごよくぐん)司令本部に忍び込んだ元四位武官フェオドール。彼の前に立ちはだかったのは、かつての妖精兵ノフト・カロ・オラシオンだった。
昏倒して目覚めない堕鬼種(インプ)を前に、自分の存在がある限り、彼は永遠に救われないのだと知るラキシュ。
「わかってるんでしょう? あなたがそばにいるだけで、あの子は死に近づいていく」
別れを告げた妖精兵の思考を埋めるのは数多の言葉の断片――あの夜の記憶。
アニメで話題騒然!! 涙と希望を受け継いだ、次代妖精による第2部!

以下、ネタバレありの感想です。

 

前作と今作の間に横たわる空白期間が少しずつ埋まってきました。
同時に様々な重要事実も開示されましたねー。
謎の遺跡兵装モウルネンとか、大賢者たちの喪失とか、浮遊大陸群があと2年しか保たないとか。

え、2年・・・・・・?

ずっと終末に向かって進んでいく話ではあったけれど、思った以上に時間がなさすぎない??
なんかもう戦いで散っていく黄金妖精たちの儚さがどうとかいうまえに人類自体の運命が深刻に儚いですね・・・・・・

 

一方、どうなることかと案じていたラキシュとフェオドールの関係は、やはり別れしかなくて。
フェオドールのために姿を消したラキシュの決意が切ないよー!
それを受けて自分の気持ちから逃げられなくなったフェオドールも、彼の気持ちを聞いて寂しそうに「やっぱ、クトリ先輩たちみたいには、なれないなぁ・・・・・・」って呟いたティアットも、みんな本当に切ないくらい優しくて愛おしい・・・・・・

終末を迎えつつある世界で一生懸命に恋をしたクトリの物語が好きだったし、やはり恋愛はこの作品で欠かせない要素だと思うのです。
だからこそ彼らの関係性がどんな結末を迎えるのかとても楽しみだし、心して見届けたいと思います。

 

それはさておき、今回はあとがきにもあるように、お姉ちゃんと先輩たちが出番多めで賑やかに華やかでした。

特にオデット!!
ラーンたちの姿も懐かしかったけど、それよりもオデット!

ようやく見えてきたお姉ちゃんの真意に何とも言えない気持ちになってしまった・・・・・・
同じように悪ぶっていても青さと甘さが抜けないフェオドールに比べ、非情なまでに自分を追い詰めて悪の花道を突き進むオデットの方が何倍も格好いいことになりそうな予感がするのですが??
主人公大丈夫???

 

いったいここからどんな展開に入っていくのでしょうか。

最後のフェオドールと黒瑪瑙の会話が意味するものも気になるし(ていうか幻覚の正体が意外だった・・・最後のネフレンも似たようなものとか?)続きも楽しみです。

 

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