なんちゃってシンデレラ5 王都迷宮編 下町で、看板娘はじめました。/汐邑雛


なんちゃってシンデレラ 王都迷宮編 下町で、看板娘はじめました。 (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2017年10月刊。
異世界転生&王宮陰謀劇第5弾。
今回は下町編。なんとなく番外編っぽいノリを感じるような?

☆あらすじ☆
転生幼妻が、下町の屋台で餌付け無双!? 転んでもただでは起きません!
命を狙われたアルティリエが逃げ出した先は、なんと孤児院!? そこの子供達にお菓子を作ってほしいと頼まれて……!? 元お菓子職人(パティシエール)が愛する夫の傍に帰るため、下町で本領発揮しちゃいます!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

謎の襲撃者から逃げるつもりが勢い余って王宮の外へと飛び出してしまったアルティリエ。
北公妃エレーヌとの箱入りコンビという状態で、敵に知られることなく王宮へ帰還しなければならないなか、トラブルが起こったことでアルティリエはひとりで下町の孤児院に保護されることになるのです。

 

で、その孤児院の子どもたちにお願いされ、助けも呼べそうだということで、孤児院の子どもたちと祭りのお菓子作り&販売をすることになる――というのが今回のストーリー。

子どもたちと一緒に商売するぞ!という切り口から進んでいく庶民的なお話だったので、今までのような陰謀劇とは雰囲気がだいぶ違うように感じました。
番外編というか、束の間の休日というか、そんな感じ。子どもたちがワイワイやってるのですごく賑やかだったと思います。

 

値段の付け方とか、試食品の効果とか、わかるわーって思いながら楽しく読みました。
特にパッケージの話。私も見えないものに購買意欲を刺激されることってあまりない気がする。
年若い貴族の令嬢がそんな商売のノウハウを知ってることに大人なら疑問を抱きそうだけど、そこは周囲を子どもで固めたことが良かったのでしょうか。
年長組は「あれ?」と疑問に思っていてもおかしくないけれど。

 

一方、探す方のナディルは思ったより落ち着いている感じ。
この夫婦、「アルティリエはナディルをひとりにしない」を共通認識としているのがすごく良いんですね。萌えるものではないけれど確かな絆が伝わるというか。うん。こういう自然体で繋がりが深いカップルも好き。もはや熟年夫婦みたいだが・・・・・・
今回はナディルの出番控えめだったものの、ラストはヒーローお約束をしっかり踏んでくれて満足です。

 

一休みしたことだし次巻からが本題かな?
期待しています。

 

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