一華後宮料理帖 第四品/三川みり


一華後宮料理帖 第四品 (角川ビーンズ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2017年7月刊。
中華後宮ラブロマンス第4弾。
これは、え、どうなるの??
ハピエンいけます???
どっちに転んでもモヤりそうだし、個人的には当て馬(?)の皇帝に肩入れしてしまっているのも辛い。

☆あらすじ☆
互いへの想いを封じた理美と朱西。さらに皇帝・ショウ飛に「皇后になって欲しい」と言われ、理美は落ち着かない毎日を過ごしていた。そんなある日、元気がない五龍のため、神気に満ちた旧都・氾因に滞在することに。そこで見つけた鏡をきっかけに、奇妙な現象が起こり始める。臥せってしまったショウ飛に料理を作りながら、原因を調べだした理美は、朱西の秘密を知ってしまい……!? 大切な居場所を守るため、決断の時が迫る第4弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回は五龍・珠ちゃんの体調不良を解決するため、主要メンバー揃って(四夫人も一緒!嬉しい!)旧都・氾因へと慰安旅行。幻魔の城とも呼ばれるその場所で待っていたのは怨霊騒動だった――というストーリー。

 

怨霊騒動については、ちょっとツッコミどころが多かったような・・・・・・
なんかとっ散らかっていた気がします。あと、あんな見るからに曰く有りげなブツを引き上げといて最初は放置した理美に違和感。
夢遊病で理美が誘惑してきて〜って話も、なぜそんな何日も静観してたんだ・・・?
普通に最初から異常事態では???と疑問符乱舞でした。

 

それはそうと朱西も祥飛も鋼の理性ですね・・・!
特に祥飛。かわいそう。この人なにやっても許される立場というか、そもそも理美は妃嬪なんだから据え膳いただくことに何の問題はないというのに。夜這いかけてきた理美に「襲うぞ!」って怒りつつも我慢してるところが本当に健気・・・・・・
めっちゃ理美を大事にしてるって伝わってきて、不憫ゲージが限界突破しそうです。

 

だって理美は朱西が好きなのに!

 

なんだかなぁ。
私はだんだん朱西を推せなくなってきたんですよね。というか祥飛の魅力が大きくなりすぎた感。
メインヒーローだし理美をずっと助けてくれてる人だし、理美の朱西への想いの強さを考えても最後は朱西が選ばれるんだろうけれど。
表紙もほとんど理美&朱西ですし。

 

でもさ、こんなに健気に理美を待っていた祥飛に「皇后になります」って答えたのに、最終的にはぬか喜びで終わるとか可哀想すぎません・・・?
ただでさえ反皇帝勢力の存在を知って打ちのめされていて、一番信頼を寄せていた朱西が実は最大の政敵になりうるって爆弾を抱えている状況なのに、これで理美まで朱西にとられちゃうの・・・?

 

つらい。つらいよ・・・!

 

なんかもう最後で裏切りを決意したっぽい朱西が怖くて仕方ないです。ヒーロー闇落ち展開なの・・・?
理美と朱西の恋がどうとかいうよりも、祥飛の心がボロボロに引き裂かれないか心配すぎてたまらない気持ちになります。

 

ていうか、朱西が本当に祥飛を裏切るつもりなら、もはや朱西に魅力を感じられなくなってしまいそうなんですけど・・・・・・だって理美の決意すら台無しにする方向じゃないですかー。
忠義よりも自分の恋愛感情を優先するヒーローはちょっと嫌だなぁ。祥飛が邪智暴虐の王とかならともかく、良い王様になろうと頑張ってるのに。
それを滅茶苦茶にして国を荒らしてでも理美を手に入れたいっていうなら、そういうヒーローは応援できないぞ・・・?

理美のことにせよ外交にせよ、権力を振りかざすことなく相手の気持ちを考えて歩み寄ることを覚えた祥飛の方が現状よっぽど格好いいんだけど??

 

これ本当にどうするんでしょうか。
ガチで朱西が闇落ちしたらハピエン無理なんじゃ?とも思うけれど納得の行く形にゴールを決めてくれるのか。
祥飛の幸せを祈りつつ、次巻も期待しています。

そういえば五龍はどうしてこんなに理美に懐いてるんだろう?

 

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