異世界迷宮の最深部を目指そう9/割内タリサ


異世界迷宮の最深部を目指そう 9 (オーバーラップ文庫)
異世界迷宮の最深部を目指そう 9 (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年9月刊。
異世界迷宮から地上を目指すことになったシリーズ第9巻。
めっちゃダンジョン探索してて楽しかったです。今回すごくゲームっぽかったような?
それにしても相変わらずヤンデレに事欠かない作品ですねー。
カナミの胃壁は大丈夫か・・・

☆あらすじ☆
――騙り得ぬ沈黙。
ついにパリンクロンを倒したカナミだったが、迷宮・六十六層の裏で目覚めを果たす。
【五十守護者】ティティーと出会い、一年という空白期間を認識したカナミは、ともに落ちたライナーと迷宮を脱出するべく「地上」を目指すことに。六十層まで到達したふたりが出会ったのは、『光の理を盗むもの』ノスフィー。
「――あ、あぁっ!! わたくしを迎えに来てくれたのですね!」
未練を残す守護者がふたり。語るたびに騙られ、諦観が未練を呼び、誰も彼もが意味をはき違えていく。その果てにも届かぬ手を伸ばした先に――彼女の『試練』が訪れる。

以下、ネタバレありの感想です。

 

パリンクロンとの戦いのあと、ライナーと一緒に迷宮の六十六層の裏まで落ちてしまったカナミ。
残してきた仲間や妹のために急いで地上に戻ろうとするも、強敵モンスターと弱体化と所持金不足(世知辛い・・・!)という壁によって足止めされることになり――というわけで新展開に突入した第9巻。

 

あれだけハーレム的に進んできたのに、まさかの男2人でリスタートです。
ヤンデレヒロインズが一掃されてしまった・・・・・・

 

が、それによってカナミの心が平穏になっているのが、もうホントこのシリーズらしすぎてw
「ようやく、まともな仲間が入ったような気がする」「頼れる同性であることが最高だ」って感動してるカナミが不憫で不憫で。
ヒロインがいない方が心が安らぐってどういうことだろう・・・・・・
でもライナーと2人で迷宮に挑戦しているときのほうがカナミのストレスは少なそうですよね。
むしろヒロイン同士の軋轢を気にせずに攻略に集中できるぶん、とても気が楽なんだろうなぁ。
ライナーと仲良くなってるって実感するたびにすごく喜んでますしね。
女キャラの好感度よりも男キャラの好感度が高まることに感動するラノベ主人公w

 

まぁ、もはや女キャラが出てくると反射的に警戒して怯えることになるくらいだし(私が)
ロード・ティティの不安定さとか、ノスフィーの胡散臭さとか。新ヒロインもやっぱり情緒が不安定なんですね。
そろそろカナミが女性不信になってもおかしくないけれど、主要女性キャラはヤンデレじゃないといけない世界の理があるから仕方ない、仕方ないのです。かなみん頑張って・・・・・・

 

そんな感じでヤンデレヒロインを一掃しつつ、新たなヤンデレヒロインを投下する新展開。
タイトルとは真逆に「異世界迷宮から地上を目指す」流れになっています。久しぶりに1冊まるまるダンジョン探索に費やしていることもあって、ダンジョンものの楽しさをすごく満喫できました。
詰んでる状況から攻略法を練ったり、敵の属性を見極めて柔軟に対処したりと、今回はとてもゲーム的。
ノスフィーやロードへの不安感や緊張感をじわじわ高めていくところも良かったな〜。
決着は次巻に持ち越しになってしまったけれど、カナミが彼女たちの「未練」をどうやって解消するのか楽しみです。

 

次巻は地上に戻れるのかな?
色々気になるけれど、とりあえず「カナミに嫁がいた」という最高の爆弾を地上で待つ彼女たちに是非とも落としてもらいたい・・・ww

 

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