この素晴らしい世界に祝福を!11 大魔法使いの妹 (角川スニーカー文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
前巻の感想はこちらから
評価:★★★★☆
2017年5月刊。
今回も安定のクズ・・・面白さでした!
めぐみんこんなに可愛いのに男の趣味がそれでいいのか本当にいいのか笑ってしまう。
☆あらすじ☆
めぐみんの妹がアクセル中を振り回す!? こめっこ注意報発令の第11巻!
無事アイリス護衛の任務をやり遂げたカズマたちの元へ、めぐみんの妹こめっこが訪ねてくる。無邪気な妹の尊敬目線にカズマやアクア、ダクネスまで良い気分に。さらなる勇姿を見せようと珍しくクエストに出かけるが?
電子版特典として、電子限定書き下ろし短編『そのスキル、危険につき』を特別収録!
以下、ネタバレありの感想です。
冒頭からカズマさんのクズマっぷりが炸裂。
すごい。こんなに殺意わくレベルで厚かましい客人が主人公っていうのがすごい。
さらに、めぐみんとアイリスを並べて「自惚れではなく俺がもっと押せばいけそうな気がする」とか言っちゃうのが本当すごい!ほんとすごいゲスい!!
なんだろう。元からクズだったけれど、女性関係で最近ちょっと調子のってますよね、このニート。
めっちゃ殴りたいどうしよう殴りたいww
まぁその鬱憤がピークに達したところで天誅食らうのがセットなのも相変わらず。
何も覚えていないのに本能で仕返しを考えているあたり、もう流石すぎて言葉もないです。
たぶんあのまま思い出さずにクレアと再会しても流れるように仕返ししてたんだろうな。目に浮かぶ。
さて、紆余曲折を経まくって、なんとか舞台がアクセルへ戻ることに。
珍しく(?)アクアとカズマのガチ喧嘩だなぁとニマニマ楽しく読みましたw
アホの子の駄女神様が小賢しいクズに勝てるわけがないのだけど、それでも今回は結構粘ったほうなのでは?
よっぽどカズマが帰らなかったのが寂しかったんだろうなぁと思うとアクアがなんか可愛くみえてきます。なついてるなぁ。かわいい。
あと、やっぱり私バニル大好きすぎるなと思いました。
またカズマとコンビを組んでほしいw 阿鼻叫喚地獄w
どうにか元サヤ(?)におさまったカズマたちのもとに現れたのは、めぐみんの妹・こめっこ。
カズマたちパーティーメンバーだけでなく、アクセルの冒険者たちやら何やらを次々とたらしこんでいく様はまさに「魔性の妹」。
末恐ろしいロリ・・・・・・!
この作品、年齢が下がるにつれて魔性度が高くなってる気がするのだけど(アクア<ダクネス<<<<<めぐみん<<<アイリス<<こめっこ)、大丈夫ですか?????
こめっこの期待に応えるべく冒険者活動に乗り出した後半はすごく楽しかったです。安楽王女戦が好きw
ラストはまたもめぐみんが正妻力を発揮。
もうほんと最近はめぐみんの可愛さがとどまることを知らないけれど、こんな可愛い子の好意を全力で調子に乗る燃料に変えてるクズマさんは滅びたらいいと思いました。
ダクネスに爆弾が落ちたことだし、次巻も期待!