勇者のセガレ/和ヶ原聡司

勇者のセガレ (電撃文庫)
勇者のセガレ (電撃文庫)

評価:★★★☆☆
2017年1月刊。
父親が勇者として異世界に召喚される、という事態に直面した高校生の物語。
異世界召喚ファンタジー的に始まりつつ、家族の問題に頭を悩ませるうちに自分自身を見つめ直すという青春小説要素の強い作品だったと思います。
色々と考えつつ主人公が出した決断がなかなか面白かったけれど、物語としては序章という感じ。
続刊に期待しています。

☆あらすじ☆
所沢市の一般家庭、剣崎家では緊迫の家族会議が開催されていた。謎の金髪美少女ディアナが、異世界から剣崎家のリビングに現れたのだ。「私は救世の勇者、ヒデオ・ケンザキ召喚の使者としてやってきました」…って、ヒデオって俺の親父じゃねーか!平凡な高校生の俺こと剣崎康遊にゲームみたいな展開が降りかかると思いきや、親父が勇者で、若い頃異世界を救ったって!?どう見ても普通の中年な親父が「勇者」だとか信じられる訳がないし、ディアナは「勇者の息子」である俺に憧れの眼差しを向けてくるし…。異世界を救う前に、家族の平和が大ピンチ!俺の日常は一体どうなる!?

以下、ネタバレありの感想です。

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異端審問ラボ 魔女の事件簿3/高里椎奈

異端審問ラボ 魔女の事件簿3 (講談社タイガ)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年12月刊。
衝撃の展開を迎えつつ、様々な伏線が回収されるディストピアSF第3巻。
なんか綺麗に話がまとまったのだけど、もしかして完結かな?

☆あらすじ☆
千鳥と鶫、鳶の変わり者研究者たち三人が、この世界の禁忌『封じられた過去』へ近づくほどに、周囲で発生する不穏な事件。<遺跡を暴くと呪われる>という言葉をなぞるように、考古学研究所の発掘作業中に一人の人物が忽然と姿を消し、さらに鳶には密売容疑がかけられる。友人の嫌疑を晴らすため、千鳥たちは危険な捜査に乗り出すが……。世界の真実が明かされる第三弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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