アサシンズプライド4 暗殺教師と桜乱鉄道 (ファンタジア文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
前巻の感想はこちらから
評価:★★★☆☆
2016年11月刊。
前巻で予告されていたラブコメ回。
主従モノのお約束な逆転劇が楽しかったし鉄道を使った旅路もバトル満載で良かったけれど、全体的には新展開への準備回な感じかな?
☆あらすじ☆
「わたし、先生のこと何も知らない」旅の空に少女の心は揺れ……
春休み、師弟は豪華列車で旅行中。ただしクーファは竜騎士公爵の影武者として、メリダはメイドとして。いつもと違う立場や旅先での出来事に、2人の心はさざめく。そんな中、列車が公爵を狙う暗殺者に襲撃され……
以下、ネタバレありの感想です。
新学年への進級を控えた春休み。
休暇中のクーファから列車旅行に招待されたメリダを待っていたのは、巡王爵となったセルジュ、ではなく、その影武者となったクーファだったという第4巻。
暗殺者から命を狙われるセルジュの身代わりとして、巡王爵に必要な4つの聖石を揃えなければならないクーファ。
豪華列車に揺られたり、自ら聖石を採掘しに出向いたり、妨害や障害を乗り越えたりと休む間もない騒がしさでした。
それにしてもフランドールの世界観、色々面白そうなのに想像力が追いつかないからイラストほしいなぁ・・・・・・。
ハードな旅のなかでオアシスとなるのは主従逆転してメイドのフリをするメリダ&エリーゼ。
メリダは水を得た魚のようにノリノリでクーファに従っていたのが可愛かったですw 元からわんこ気質なヒロインだけど、さらに忠犬のようになってきたような。
それはさておき、今回は敵対関係だと思っていたセルジュ側と共闘することになったわけですが、今後はどうなるのでしょうか。
公爵家の4人娘とか良いチームだったと思うんですよね。敵になっちゃうのはもったいない。
それと王爵となったセルジュの狙いも気になりますし・・・・・・この人が国のトップに立つと色々まずそうなのは今回でもほのめかされていましたが・・・・・・。
弱みを握られたクーファが逆に弱みを握り返してイーブンに持ち込んだようにも見えるけれど、セルジュは絶対にここで引き下がらないでしょうし。うーん、どうなるのか楽しみだなぁw
最後は甘々師弟に戻って一段落。と思ったら、ロゼッティ!?!?
ベタベタなラブコメが始まりそうな予感。予告の割にはそこまでラブコメしてなかったように感じられるので、ぜひとも挽回を果たしてほしいです。
次巻も楽しみ!
イラストが可愛すぎますね
ちゃーこりんさん、コメントありがとうございます。
イラスト可愛いですよね!
ヒロインたちも可愛いんですけど、毎巻表紙の小物が細かくてオシャレで、見るのが楽しみだったりします(^o^)