デート・ア・ライブ15 六喰ファミリー (ファンタジア文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
前巻の感想はこちらから
評価:★★★★☆
2016年9月刊。
六喰攻略後編。
そういえばこんなタイプのヒロインはいなかったんだっけ・・・・・・と戦慄した第15巻でした。
☆あらすじ☆
独占欲の強い愛に飢えた六喰を、デレさせろ!?
宇宙にいる六喰のもとへ辿り着いた士道。激戦の末、六喰の心を開くことには成功するのだが……。「むくと契る以上、おなごたちとは金輪際会わぬと誓うのじゃぞ」六喰に厳しい条件を突き付けられ――。
以下、ネタバレありの感想です。
いざ再び宇宙へ!! という感じで勢いよく再スタートした六喰攻略。
DEMとのリベンジマッチがあったり折紙がCR-ユニット+限定霊装したり(アリなんだ!)と盛り上がりつつ、肝心の六喰攻略は(ページ数的に)意外とすんなりうまくいった・・・・・・と思わせてからの驚愕の展開。戦慄しました。
そういえばこういうマイナス方向に思い詰めたヤンデレはいなかったんでしたっけ。
折紙はヤンデレ?あれは変態さん??
とにかく六喰のデレが怖すぎて涙目でした。自分以外の全ての居場所を奪うって強烈だなぁ。
一番持っちゃダメな人が持っちゃダメな天使を持ってたということかー・・・。
六喰が封印していた記憶についても、なんかもっと悲劇的な事情が隠されていると思っていたら、ヤンデレの愛が重かっただけという。
愛される側が完全に被害者すぎてむくに同情できない・・・・・・!
ヤンデレからハーレムの存在意義を問われることこそ怖いものってないな、と思った六喰編でした。
その六喰攻略で意外な活躍をみせた反転十香と白折紙。
白い折紙大好きなので再登場が嬉しかったです。怖い2人相手によく頑張ってたなぁw
そして反転十香が意外に扱いやすい感じに笑ってしまいましたw
ハートマークポーズの元ネタはあれかな?と思っていたのであとがきを読んでニヤリ。表紙の十香、無表情なのがさらに可愛いですね!
さて、一時はどうなることかと思いつつ、士道と精霊たちの絆を魅せての大団円。今回も面白かったです。
次巻は狂三かぁ。そろそろ彼女の攻略にも本腰いれるのかな?
期待しています!
>一番持っちゃダメな人が持っちゃダメな天使を持っていた…。
そう言えば以前十香が「サンダルフォンは持ち主の願いを叶える」って言ってたような気が。
コメントありがとうございます。
言われてみれば・・・・・・!
じゃあ叶えちゃダメな願いまで叶えっちゃってる、ってことですね(震)
しっかし地球の巡りを停止させるなんて今までにない話でしたね。
確かに十香は指先で大地を叩き割り、七罪や二亞も大概でしたけど、『幻の星団を刃に鍛え上げた全ての終わりを司る超次元兵器』じゃあるまいし一撃で惑星を滅ぼすことなんか他の精霊にもできるものなんですかね?
コメントありがとうございます。
それアリなんだ! って思っちゃいますよねw
今までも大概むちゃくちゃでしたけど、まさかそこまでできるなんて・・・・・・と。
精霊たちの能力はそれぞれ方向性が違うので一概に比べられるものではないでしょうけど、それにしたって破壊力(という次元でもない?)が段違いでしたよね。