落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>10 (GA文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
前巻の感想はこちらから
評価:★★★★☆
2016年4月刊。
落第騎士新章開幕!
今回からヴァーミリオン皇国編に入りましたが、いよいよワールドワイドな物語になってきた様子。
「英雄譚」の本領発揮に期待したいところです。
☆あらすじ☆
間近に迫ったステラの家族への挨拶を前に一輝は緊張していた。ステラのパートナーとして認めてもらえるのか不安を感じつつヴァーミリオン空港に降り立った一輝。そんな彼を迎えたのは、大勢の市民たちだった。温かな歓迎ムードに緊張も和らぐ一輝だったが――
「イッキ・クロガネ! ヴァーミリオン皇国民は貴様に決闘を申し込む!」
それは錯覚にすぎなかった!?
図らずも開始する落第騎士vsヴァーミリオン皇国全国民の一大バトル。一方その裏では、かつてその片鱗を見せた邪悪な影も蠢動を始めていた!
落第騎士の英雄譚・新章、ヴァーミリオン皇国編、開幕!!
以下、ネタバレありの感想です。
前半は、七星剣舞祭の打ち上げ的なノリで、中盤から新章がスタート。
序章的な内容ですが、また面白くなりそうな期待を抱かせるに十分な内容の第10巻でした。
内容はさておき、今回一番驚いたのは表紙のピンク髪のひと。
読む前はお姉さんだと思ってました。違うのかーまじかーおばけかー。
あらすじで予告されていたヴァーミリオン皇国の手厚い歓迎は期待通りのドタバタコメディ。
一輝はさすがに余裕で強いですねw
そしてステラが泣きじゃくるシーンはなんだかグッときました。それに対して示してみせた一輝の誠意も含めて。
ああ〜〜やっぱりこのカップル大好きじゃ〜〜(シ´▽`)シ ((o _△_)o
さて、コメディなノリで始まりシリアスに終わった新章開幕ですが、今後はどういう方向に進んでいくんでしょう?
第三次世界大戦とか、恐ろしいキーワードが出てきましたが・・・・・・。
ひとまずはヴァーミリオン皇国で胸くそ悪い敵と戦うことになりそうですが、それで終わる話ではないだろうし。ドキドキ。
今回で一度表舞台から退場した戦友達との再会も楽しみです。珠雫とかかなりパワーアップして戻ってきそうな予感。
11巻も楽しみです!