妹さえいればいい。4

『妹さえいればいい。4』(平坂読著/小学館ガガガ文庫)★★★★☆

妹さえいればいい。 4 (ガガガ文庫)
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前巻の感想はこちらから


2016年3月刊。
今回はラノベ原作コミカライズの話などなど。相変わらず勢いがあって面白かったです。
そして変態が増えた!

☆あらすじ☆
小説家VSマンガ家!?『妹のすべて』のアニメ化が決定し、さらにはコミック化も決まり絶好調の羽島伊月。しかし満場一致でコミカライズ担当に選ばれたマンガ家・三国山蚕にはとんでもない秘密があり、それはぷりけつや可児那由多、そして何故か普通の女子大生の白川京まで巻き込んだ珍騒動へと発展していくのだった。果たして伊月は、初めてのメディアミックスという荒波を無事に乗り越えることができるのか! そして伊月と那由多との関係にもついに変化が……!? 大人気青春ラブコメ群像劇、待望の第4弾! 今、すべてを懸けた戦いの幕が上がる!

以下、ネタバレありの感想です。

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トオチカ

『トオチカ』(崎谷はるひ著/角川文庫)★★★★☆

トオチカ (角川文庫)
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2016年1月刊。初出は角川書店2013年4月刊。
過去の恋によって傷ついた心を少しずつ癒やしていく大人の恋の物語。
この作品の主人公みたいな、内省的で自罰的な方向に面倒くさい女性主人公って好きなんですよね。ぐずぐずと悩んでいても、足掻いたり藻掻いたりしながらゆっくり前へと進んでいく姿をみるのが好き。
そんな主人公の繊細な心理描写がとても素敵な作品でした。
読んでいて共感する部分と発破をかけたく部分とがあって、もどかしい里葎子の言動をハラハラしながら見守るのが楽しかったです(´∀`*)
良い恋愛小説を読めて大満足!

☆あらすじ☆
親友と2人で鎌倉に小さなアクセサリー店「トオチカ」を営む里葎子。都内で働いていたころ恋で手酷いトラウマをおったが時間をかけて人生を立て直したことにひそかな誇らしさを感じていた。そんな彼女の心を久々に動かしたのは店に立ち寄るバイヤーの千正だった。けれど彼のおおらかな男らしさに無意識に身が竦んでしまう。戸惑いながらも自分の気持ちにむきあった里葎子は…。不器用な大人に訪れた、恋という奇跡の物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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