灰と幻想のグリムガル8 そして僕らは明日を待つ

『灰と幻想のグリムガル Level.8 そして僕らは明日を待つ』(十文字青著/オーバーラップ文庫)★★★★☆

灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ (オーバーラップ文庫)
灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


2016年3月刊。
アニメの素晴らしさにムフムフしながら、楽しみに待ちに待った原作最新巻。
だったのですが。
なにこれ! ちょっと、ちょっと・・・・・・これは予想外すぎるのですが。ほんとに待ってどうなるのこれ(´;ω;`)
続きを大至急お願いします!!

☆あらすじ☆
幾多の危機を越えグリムガルへの帰還を果たしたハルヒロたち。しかし、戻ってきたとはいえ、出口の先は人間族の勢力圏から遠く離れた土地だった。偵察に出たハルヒロとユメは、幸運にもクラン「暁連隊(DAYBREAKERS)」に所属する〝颱風(タイフーン)〟ロックスたちと出会う。だが彼らはある目的のため、オークや不死族の集団と戦っており、ハルヒロたちも、更には残っていたランタとメリイ、クザクとシホルの4人も別々に行動し、戦闘に巻き込まれてしまう。
ようやく戻ってきた世界でも、待っていたのは仲間と更なる出会いと戦いだった。灰が舞い、幻想を越えた先に何が待つのか、いまはまだ誰も知らない。

以下、ネタバレありの感想です。

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純潔ブルースプリング

『純潔ブルースプリング』(十文字青著/角川書店)★★★★★

純潔ブルースプリング (角川書店単行本)[Kindle版]
純潔ブルースプリング (角川書店単行本)[Kindle版]【BOOK☆WALKER】

2009年8月刊。
第7回角川学園小説大賞受賞作。
「薔薇のマリア」「灰と幻想のグリムガル」の十文字青先生のデビュー作です。
すごく良かった。青先生の描く不器用で色々と剥き出しな青春が私は大好きなのですが、その原点に触れることができて満足。
親友というには互いを知らなくて、他人というには放っておけない。そんな微妙な距離感の6人の高校生たち。
カウントダウンを知った世界で生きる彼らの、ちょっと儚くて切なくて、それでも賑やかな恋と友情の青春群像劇です。
日常のなかに溶け込んだ絶望と、そこから生まれる様々な感傷が印象的。
痛々しいけれど爽やかに笑える読後感が最高でした。

☆あらすじ☆
とびきりポップでクレイジー!十文字青、幻の受賞作にして最高の青春小説
過去のトラウマから世の中を醒めた目で俯瞰する真南了、時代遅れのリーゼントが自慢の熱き男・番場公威、支離滅裂で破滅的な紅一点・七瀬林檎をはじめとする、淡い団結で結ばれた六人のクラスメート。刻一刻と“終わり”が迫る世の中で、不格好ながらも曇りのない正義感と友情、そして不器用な恋に生きる彼らのひと夏を綴った、とびきりポップな青春グラフィティ──。

以下、ネタバレありの感想です。

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