『デート・ア・ライブ14 六喰プラネット』(橘公司著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆
デート・ア・ライブ (14) 六喰プラネット (ファンタジア文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
前巻の感想はこちらから
2016年3月刊。
また難読ネーム。「むくろ」って読めるか!
今回の舞台は宇宙・・・・・・と見せかけて(?)盛大に寄り道してました。前編だったか。
☆あらすじ☆
第10の精霊、心を閉ざし宇宙で漂う六喰を、デレさせろ!?
精霊たちとの初詣、新学期の始まり。訪れた平穏な日常は宇宙からの隕石によって壊された。宇宙に漂う精霊、星宮六喰の手によって。『むくは寂しさというものを感じぬのじゃ』地球からの想いは六喰に届くのか――。
以下、ネタバレありの感想です。
新たな精霊・星宮六喰。
宇宙から攻撃を仕掛ける彼女をデレさせなければならない!・・・・・・という感じにスタートする第13巻。
前半はあらすじから予想していた通りの宇宙舞台だったのですが、後半の展開が予想外すぎました。
童話編??
この唐突な寄り道感はなんだろう。
まぁ面白かったんですけど。裸の王様を当てるなら彼女しかいないよなってめちゃくちゃ笑いましたしw
でも六喰攻略はどうなったの? と思っていたところで最後につながりました。
六喰から出された宿題の答えが見つけるための寄り道だったのか。
答えは最初から士道の中にあったけれど、それを知るために彼を引っ張り出すことが必要だったわけですね。
それはさておき彼のキラキラ感は吹くww
寄り道メインな回だったこともありストーリーは進んでいませんが、一方でシリーズ全体の伏線らしきものも動き始めている様子。
精霊の正体とか、ウッドマンが精霊を助けようとする動機とか。
ウッドマンが胡散臭すぎて不安・・・・・・。
六喰が指摘していた「精霊の力を束ねようとする理由」の方も気になりますし。
〈ラタトスク〉自体はともかく、その上にあるのがなぁ。胡散臭すぎて。
なにはともあれ、まずは六喰攻略ですね。
14巻も楽しみに待ちたいと思います。