(仮)花嫁のやんごとなき事情11 最終決戦はついに離婚!?


『(仮)花嫁のやんごとなき事情 〜最終決戦はついに離婚!?〜』(夕鷺かのう著/ビーズログ文庫)★★★★★

(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~最終決戦はついに離婚!?~ (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


2016年3月刊。
ついに最終決戦です。
身代わり政略結婚から始まったこのシリーズも、次巻でついに完結。
恋の決着の前に諸々の因縁にケジメをつけるクライマックスな1冊でした。最高に面白かった!

☆あらすじ☆
ファイナルバトルで仮夫婦の離婚、まさかの成立!?――第11弾!
頭髪は寂しくなったけれど、無事に夫クロウと再会できたフェル。束の間の甘~い休息に心は休まるやら乱れるやら。そんななか、ようやく妖精王とクロウの弟パールの魂を引き離す方法が見つかった! 妖精王の悲願が叶う【ワルプルギスの夜】までに救い出そうとするが、それはフェルの身を危険に曝す賭けで……!? 離婚の期限を前に(仮)夫婦、天下分け目の大一番!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

頭髪は寂しくなったけれど、格好良さは跳ね上がったクロウ。
そんな彼から召使いバレ宣告を受けたフェルにめちゃくちゃ笑いました(旦那様、あのときどんな気持ちだったんでしょうねー)

そしてあまぁーーーーーーーい!!
ダダ甘な空気でも脳内が残念なのは仕様ですね。らしくて良い!

 

糖度高めの助走をつけつつ、物語はクライマックスへ。

妖精王、ウーベル帝、リグレイン妃という、怒濤のボスラッシュな1冊となりました。

 

妖精王については、パールの未練を交えながらの決着。
途中のバケモノ大量投入には冷や汗をかいてしまいましたが、決着自体は意外とあっさりとした感じ。

まぁ、読んでいる間はパールの悲壮感に心を奪われていたので、妖精王どころではなかったのですが。
兄弟の束の間の再会に涙。
ご都合主義な大団円でも良いと割と本気で思っていましたが、あるべき姿に戻っただけでも救いなんですよね。はぁ・・・・・・切ない。

 

ウーベル帝とリグレイン妃についても、予想以上に切ない決着。
リグレイン妃の序盤のエピソードはかなり効きました・・・・・・こんな過去を教えられたら彼女を憎めるわけがない(´・ω・`)

ウーベル帝のモノローグも切ないし、この壊れた夫婦の結末に胸が詰まります。
ボタンの掛け違いとかそういう話ではなく、最初から結末が決まっていた皇帝の恋。ある意味、望みが叶ったともいえるのかな。

リグレイン妃がクロウに言葉をかけるシーンでもなんだかとても泣けてきました。
憎んで、歪んで、壊れた関係であっても、彼らは確かに親子だったんだよなぁ、と。

 

妖精王との因縁については、これで全部決着がついたのかな?
つまり、最後に残るのは身代わり問題だけということなのでしょうか。

クロウとフェルが語り合うラストシーン、すごく良かったです。
泣きながら自分の想いと決断を告げるフェルにもらい泣き。
ああ、ついに本当にサブタイトルを回収してしまいました。

旦那様の粘着質な5年越しの恋は一体どうなってしまうのか。
身代わりではなくなり、本来の身分差に戻った二人の恋の行方はどこへいくのでしょうか。

妖精王という障害がなくなったなら、フェルも「本来の身分」に戻りそうだけど・・・・・・。

 

なんというところで切るんだ!なラストでしたが、残すところはあと1冊。
・・・・・・ほんとに終わっちゃうの?(´;ω;`)
大好きなシリーズだけに、結構本気で完結が辛いのですが、最終巻を正座して待っていようと思います。

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