『ダンジョン・サーベイヤー1 遺跡の街の“人間嫌い”』(嬉野秋彦著/ファミ通文庫)★★★☆☆
ダンジョン・サーベイヤー 遺跡の街の“人間嫌い” (ファミ通文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
2016年2月刊。
「黒鋼の魔紋修復士」の嬉野秋彦さんの新作はダンジョンファンタジー。
古代魔導文明の遺跡を探索する冒険者たちの物語です。
同月発売となったMF文庫Jの新作「剣魔剣奏剣聖剣舞」と同様にこちらも序章という感じですが、伏線の張り方やキャラ的に私はこちらの方が楽しみなシリーズになりそうな予感。
☆あらすじ☆
太古の魔導文明が眠る遺跡の街【キーンホルツ】。そこへ向かっていたニコルは、山賊に襲われていたところを赤毛の少年に救われる。しかもその少年クローはトップクラスと名高い調査隊“人間嫌い【ミザントロープ】”を率いる凄腕の“調査鑑定士【サーベイヤー】”で、ニコルは埋文局の命により、彼のチームにその身を預けることに! 個性的な三人の少女に続く仲間を求めていたクローは、ニコルの力を試すべく“キーンホルツの闇”へ挑む――! 広大な迷宮都市を舞台に贈るダンジョンクロールファンタジー!
以下、ネタバレありの感想です。