2016年2月読書メーターまとめ


3月に入りました。本当に年始3か月はあっという間に過ぎますね。
先月の読書記録はこんな感じ。

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:44冊
読んだページ数:13574ページ
ナイス数:810ナイス

読んだ量自体はまぁまぁかな。
ただ、ノベルゼロ創刊もあって新作に手を出しすぎたのと、シリーズの新刊が出すぎたこともあって、積ん読が全く崩せませんでした。
3月は少しセーブするかなぁできるかなぁできないだろうなぁ(´・ω・`)

 

偉大なる大元帥の転身2 勇者と炎上トーナメント (ファミ通文庫)偉大なる大元帥の転身2 勇者と炎上トーナメント (ファミ通文庫)感想
トーナメント本戦をもうちょっと盛り上げてほしかった気もするけど決勝戦のぴよぴよに笑ったのでなんか満足した。ライラ回的な内容ともいえるのに表紙にいるのは魔王。回想では出てきたけど、彼女は今どうしているんだろう?終盤で色々と物語が動いたけれど、ここからどう展開するのか楽しみ。とりあえず手がかりは掴んだものの、序盤の大変さをみるに帰るの無理っぽい雰囲気が気になるなぁ。3巻にも期待
読了日:2月1日 著者:竹岡葉月
男装騎士の憂鬱な任務 (角川ビーンズ文庫)男装騎士の憂鬱な任務 (角川ビーンズ文庫)感想
ほとんどコメディ分で構成される男装ラブコメ。読んでる間、一体何度吹き出したことか。特におにい・・・おねぇ・・・様のお手紙が最高だった。あんなの笑うしかないよ。オデットの脳筋っぷりが面白かったけれど、出オチ気味なのにちゃんと背景がある設定なのは良かった。前作でも思ったけれどこういう設定の詰め方が巧いよなぁ。そして最後のどんでん返し。だよな!きみはそういう残念なイケメンですよね!信じてた!楽しかったので是非シリーズ化してほしい。今度はラブ分割増しで!
読了日:2月2日 著者:さき
階段坂の魔法使い やさしい魔法は火曜日に (角川ビーンズ文庫)階段坂の魔法使い やさしい魔法は火曜日に (角川ビーンズ文庫)感想
最高!!ジュディが魔法使いに寄せる想いの意味が掘り下げられ、彼女の心の傷に切なくなった。ルイスの残念さにも拍車がかかり、不器用故にさらにジュディを傷つけてしまう彼の頭を何度叩きたくなったことか。しかし終わり良ければ全て良し。それくらいラストシーンは素晴らしかった。やればできるじゃないか!なんかもうロマンチックすぎて泣けてくる。これで全てが上手くいくわけではないかもしれないけれど早くジュディには心の傷を癒して幸せになってほしい。今回事情が明らかになったエドモンドにも救いがあってほしいなぁ・・・
読了日:2月2日 著者:糸森環
ウロボロス・レコード2 (ヒーロー文庫)ウロボロス・レコード2 (ヒーロー文庫)感想
ひぃいい今回も面白かった・・・!トゥリウスが外道に無邪気な振る舞いをする度にニヤッとしたり爽快感を覚えてしまう。彼の歪な価値観に毒されて魔改造された気分。だがそれが良い。今回はキャラも増えてあっとほーむなしょくば()が完成しつつ、領地運営したり実験したりと読み応えのある内容だった。王都でトゥリウスに狙いを定めた侯爵の次の一手が気になるなぁ。実験に夢中になりすぎて足元をすくわれないと良いけれど。3巻も楽しみ。
読了日:2月3日 著者:山下湊
じっと見つめる君は堕天使 (角川スニーカー文庫)じっと見つめる君は堕天使 (角川スニーカー文庫)感想
駄天使の自堕落な生活がもっと見たかった気もするけど、意外に早く改心してしまった。ちょっと残念。思っていたよりシリアス強めの話だったけれど、サラサのくるくるよく回る口上が楽しかったからコメディ全振りでも良かった気がする。まぁパロネタあんまり分からなかったんだけど。シリアスパートは掘り下げ不足が気になってちょっと上滑りしてしまった感じ。最後のオチは良かったので続くなら読むと思う
読了日:2月4日 著者:にゃお
竜峰の麓に僕らは住んでいます 1 (ヒーロー文庫)竜峰の麓に僕らは住んでいます 1 (ヒーロー文庫)感想
ちょっと懐かしい感じのするドラゴンファンタジーで、凄まじくモブっぽいキャラと位置づけの主人公だった。序盤はモブっぽさ全開だったけれど、竜の教えを受けて少しずつ主人公らしくなっていくので、今後の成長に期待できそうな物語。こういう作品で「勇者」と良い友人関係を築いてるのはちょっと新鮮だった。もう一緒のパーティ組んでも良い気がするけど、ハーレムがぶつかって女性率すごいことになりそうだ・・・。というか、主人公はこんなにヘタレなくせにあくまでハーレムを目指すのだろうか。ミストラルだけでも尻にしかれそうなのになw
読了日:2月4日 著者:寺原るるる
転生少女の履歴書 1 (ヒーロー文庫)転生少女の履歴書 1 (ヒーロー文庫)感想
面白かった!主人公のハイテンションさがすごいけど裏から滲み出る鬱々とした感情をみるにあれは躁状態なんだろうか。家族愛に飢えてメンタルは不安定だけど、様々な問題に対しては快刀乱麻な活躍っぷりでとても爽快。また、ハイスペックだろうと女子高生で解決できる程度に文明レベルが劣悪な世界観も面白い。ご都合主義にみえるけど、そうなった背景にかつての魔法使いの意図的なものを感じてゾクっとする。その魔法使いも今では疲弊しブラック社畜状態。この行き詰まりをリョウがどう解消していくのか楽しみ
読了日:2月5日 著者:唐澤和希
成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩3 (HJ文庫)成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩3 (HJ文庫)感想
今回も面白かった。マリーが儚すぎる上に自分からフラグ立てまくるのほんと怖いからやめてほしい。マニニの結末に自分の未来を見ないでください。頼むから。対してルシエは生命力に溢れてるなぁ。命がけの策を打っても彼女なら生き延びるだろっていう謎の安心感がある。星神器の謎は不安だけど・・・。戦記としてもファンタジーとしても堅実に面白くなっているけれど、あとがきが不穏すぎて悲しい。4巻楽しみにしてます!
読了日:2月6日 著者:ハヤケン
打算あり善行冒険者1 (ヒーロー文庫)打算あり善行冒険者1 (ヒーロー文庫)感想
新キャラが登場する度にいちいち詳しく掘り下げる構成が気になったけれど、ストーリー自体は面白かった。打算ありきで善行を重ねるくせに、ドライになりきれないシンの性格がとても好印象。その苦悩や葛藤も切なくて良かった。シンを見守るジルとセシリアも良キャラ。ポンコツと変態の2人組が常に傍にいることでシンが必要以上に鬱々とならなかったわけだし。ノルマ達成のハードル高すぎるから、シンの考えはどうあれ「英雄」になるしかないんじゃないだろうか。次巻にも期待
読了日:2月6日 著者:唯野浩司
宝石吐きのおんなのこ(3) ~再会の街にひそむ影~ (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)宝石吐きのおんなのこ(3) ~再会の街にひそむ影~ (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)感想
新章の序章的な遠出回。クリューの可愛さが留まるところを知らない。リバースしてても可愛い。和む。一方で今回のスプートニクはペースを乱されっぱなしで意外だった。完全に怖い姉に虐げられる弟状態で笑うしかなかったw でもスプートニクの本名にまつわるエピソードが明らかになってほっこり。今回の苦労も元を辿ればクリューのためだし、本当に大事にしてるんだよね。それにしても、最後に投下された爆弾には唖然とした。え、これどうなるの!?彼女の登場も、生まれた誤解も気になりすぎる。次巻が待ち遠しい。
読了日:2月7日 著者:なみあと
鎌倉おやつ処の死に神 (富士見L文庫)鎌倉おやつ処の死に神 (富士見L文庫)感想
ほっこりカフェものと思い込んで読んだら、予想以上に切ない物語だった。主人公の宿命が重すぎる。これは内にこもるのも仕方ないなぁと思ったけれど、明るい友人達が必死に外に連れだそうとする姿に和んだ。でも結婚式をダシに使っちゃいかんよ・・・。シスコンになるのも仕方ない秘密を抱えた兄妹だったけど、彼らの幸せな未来が見たいので是非シリーズ化してほしい!あと犀川さんのアイスが食べたいです!
読了日:2月7日 著者:谷崎泉
雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)感想
相撲をよく知らないから迷っていたけど読んで大正解だった。めっちゃ面白かった!神様に相撲を教えることになった少年が主人公の青春伝奇小説。不気味な雰囲気で村の秘密を解き明かしていくのに、最後のどんでん返し的なオチがあまりにも鮮やかで爽快すぎて最高だった。ボーイ・ミーツ・ガールな青春小説として傑作だと思う。カエル様憎めないやつだなぁと思ったけど全部バラされてしまった真夏が不憫すぎるw推理小説としても面白く、その真実は中学生には無理だなって思ってちょっと和んだ。城平京さんの他作も読んでみたい!
読了日:2月8日 著者:城平京
還るマルドールの月 The Return of the Mardore Moon (コバルト文庫)還るマルドールの月 The Return of the Mardore Moon (コバルト文庫)感想
面白かった!独特な会話のテンポとか世界観はすごく好みが分かれそうだなぁと思いつつ、読めば読むほど物語に惹かれるのを止められなかった。ダリアードの無邪気さと強かさのバランスが最高でとても格好良かった。恋をしたならカーニバル、それが悲しみをもたらすものでもカーニバルのない人生なんてきっと味気ないに違いない。結局、楽しんだものが勝つんだよな。全てに勝ったダリアードの未来に幸あれ
読了日:2月9日 著者:野梨原花南
九十九さん家のあやかし事情 (2) 五人の兄と、成り代わりの鬼 (富士見L文庫)九十九さん家のあやかし事情 (2) 五人の兄と、成り代わりの鬼 (富士見L文庫)感想
キャラを把握したのと物語が動いたこともあって、一気に面白くなってきた!兄ハーレムな作品だけど、普通に主人公のお相手?が登場してちょっと安心w 暁の素性はまだ分からないけれど、あかねと今後どういう関係になっていくのか楽しみ。それにしても暁登場で甲斐さんの存在意義がやばい。肝心の「あやかしの許嫁」は異種婚姻譚的な話ではなく普通に伝奇ホラーっぽくてゾッとした。問題解決はなかなか大変そうだ・・・。3巻も期待!
読了日:2月9日 著者:椎名蓮月
かりそめ子爵と秘密の駆け引き 悪霊王子の愛しの令嬢 (角川ビーンズ文庫)かりそめ子爵と秘密の駆け引き 悪霊王子の愛しの令嬢 (角川ビーンズ文庫)感想
男装潜入モノとしては手堅くまとまりすぎた感じがあるけれど、舞台背景がしっかり作られているので読み応えはあった。主役2人の個性が薄い代わりに他2人がキャラ立っていたし、むしろ領地を任せてきた兄の友人の方が気になってしまうのはなぜだろうw ユーゴ、気づけよって何度も思ったけど最後は気づいたのかな?ガラス越しキスシーンはとても美味しかったです。次巻も読む
読了日:2月10日 著者:あさば深雪
黒崎麻由の瞳に映る美しい世界 (ファミ通文庫)黒崎麻由の瞳に映る美しい世界 (ファミ通文庫)感想
落ち着いた雰囲気の学園青春もの。文化祭を通して孤独だった黒崎真由が少しずつクラスに馴染んでいく様子が描かれていくわけだけど、陰のある黒崎が徐々に見せていく可愛らしさにドキドキしたw 登場する高校生たちが変に尖っていなくて自然体だったのはすごく良かった。こういう学園ものは好きだなぁ。他者と断絶していた黒崎がクラスのコミュニティに入ることのメリットとデメリットに触れながら、デメリットの面が消化不良なのは残念。幽霊の話も悪くないんだけど・・・。2巻があるからそちらで扱うのかな?とりあえず続きを読もう
読了日:2月11日 著者:久遠侑
クシエルの矢〈2〉蜘蛛たちの宮廷 (ハヤカワ文庫FT)クシエルの矢〈2〉蜘蛛たちの宮廷 (ハヤカワ文庫FT)感想
1巻は情勢の把握が大変だったんだけど、2巻では物語がフェードルを中心に動き始めたこともあり格段に面白くなった。続きが気になって一気読み。庇護者を失い奴隷に落とされるという過酷な状況に陥ってこそフェードルの有能さが輝くというのが、ドM主人公らしいというか。自分の性癖に嘆き逆境に震えながらも前を向こうとするフェードルが素敵。そして彼女を支えるジョスランも1巻より好感度アップ。死亡フラグが見えたけど、とりあえず回収されずに済んでホッとした。3巻も引き続き読んでいきたい。
読了日:2月12日 著者:ジャクリーンケアリー
ただ、それだけでよかったんです (電撃文庫)ただ、それだけでよかったんです (電撃文庫)感想
面白かった!人間力テストの不気味さに引いたけど、それが作り出す価値観自体は程度の差はあれ普遍的なものだよなぁ。しかしその価値観を逆手にとった展開には意表をつかれた。少しずつ謎を解き明かしながら、見えてきそうで見えてこない真相にやきもきさせられたけれど、そうしてたどり着いた結末のなんと後味の悪いことよ・・・。救いがないわけじゃないけれどバッドエンドすぎるし、改めてタイトルをみて息苦しくなった。とはいえ、読み応えは十分で非常に満足した。次回作にも期待!
読了日:2月12日 著者:松村涼哉
俺を好きなのはお前だけかよ (電撃文庫)俺を好きなのはお前だけかよ (電撃文庫)感想
最初は主人公の語り口も主人公自身もあまり合わず、天丼を重ねた展開は面白いけれど作品自体はそこまでかなぁ・・・とか思っていたら最後に評価を覆させられた。終盤の怒濤っぷりがすごい。主人公の好感度が跳ね上がったし、微妙にエグみの強い恋愛模様を綺麗にまとめ上げた締め方も好み。パンジーのひねくれた一途さも良かったし、ジョーロの本当の性格も格好良かった。これは良いケンカップルになりそうな予感。いやほんと意外に読み応えのあるラブコメだった。2巻も発売予定とのことなので、続きを楽しみに待っていようと思う
読了日:2月12日 著者:駱駝
黒崎麻由の瞳に映る美しい世界2 amorosamente (ファミ通文庫)黒崎麻由の瞳に映る美しい世界2 amorosamente (ファミ通文庫)感想
1巻とあわせて上下巻と考えるべきなのかな。2冊続けて読めばすごく良い恋愛小説。孤独だった黒崎真由が少しずつ世界を広げて前へ進もうとする姿が良い。前巻で首を傾げたノギハラの件は意外な形で彼女の過去に関わってきて驚いた。サイドストーリーの比重が大きすぎた気もするけれど、黒崎と黒井の恋の繊細な雰囲気がとても好みだったので満足。電話のやり取りとか、手を繋ぐ瞬間とか、もう可愛すぎて可愛すぎて。あまり起伏のあるストーリーではなかったものの、淡々と静かな雰囲気が心地良い作品だった。次回作にも期待
読了日:2月13日 著者:久遠侑
ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~ (電撃文庫)ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~ (電撃文庫)感想
北欧神話の世界を舞台にしたファンタジー。イノシシ主人公が可愛くて役得だらけで笑ってしまうけど、毎日食材として殺されるって境遇を深く考えるとゾッとするな。深く考える必要がないくらい軽くコミカルに描かれてるけど。キャラが多すぎてメインヒロインがいまいち目立っていなかった気がするものの、ロキとの悪友関係は楽しかった。深刻な事態もゆるふわに描かれるシュールな世界はちょっとクセになるかも。シリーズ化したら続きも読むと思う
読了日:2月14日 著者:三鏡一敏
アリス イン サスペンス (講談社X文庫ホワイトハート)アリス イン サスペンス (講談社X文庫ホワイトハート)感想
仲の良い少女がブラック・ダリア事件を模して惨殺されたことから、主人公達が彼女の弔いのために犯人を探すというミステリ。作品を覆う雰囲気はとてもドライで淡々としているし、頻繁に韻を踏む独特のリズム感がある文章は好みが分かれそうだけど、なんかクセになる感じで私は好き。ミステリとしての出来が良いとは言えないものの、アウトローな街を舞台にした空虚な日常を描いた作品として良かった。殺人すら日常だから日常モノで合ってるはず。失われたものは戻らないけれど日々は続いていく。そんな寂しさを感じるラストが秀逸
読了日:2月14日 著者:桃華舞
絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫)絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫)感想
面白かった!冒頭からミノルとユミコのほんのりラブコメテイストにニヨニヨしていたけど、今回のヒロインはスウだったなぁ。あまりキャラがつかめない子だと思っていたのに最後でかなり好きになった。ただ、精神操作の話のせいで自己犠牲の精神の出所にちょっと不安な気持ちにもなったり。物語が組織同士の戦いに移りつつあり、スパイアクション的緊迫感と異能バトルの高揚感が素晴らしかった。色々と謎が解決しないまま終わってしまったので、続きが気になる。できれば早めの刊行を・・・
読了日:2月15日 著者:川原礫
瑠璃龍守護録 お迎えします、花嫁様!! (ビーズログ文庫)瑠璃龍守護録 お迎えします、花嫁様!! (ビーズログ文庫)感想
最終巻。盛大に広げた風呂敷を割と綺麗に畳めたと思う。ちょっと黒幕関連の掘り下げは準備不足だったし粗かったなぁとか思うけど、終わりよければ全て良し(イラストは欲しかったけど)。黎鳴のヘタレっぷりも最後までブレなかった。小黒は永遠。なんだか人材獲得の旅を強調してた気がするけどシリーズはこれで終わりよね?くりたかのこさんの次回作にも期待
読了日:2月15日 著者:くりたかのこ
ブックマートの金狼 (NOVEL0)ブックマートの金狼 (NOVEL0)感想
元掃除屋の書店店長が主人公のハードボイルドアクション。アイドルのトラブルに関しては割と素直な真相だったけれど、その真相に至るまでの予想以上に血生臭いバイオレスな部分が面白かった。裏社会から足を洗ったはずなのに、そちら側から熱烈に慕われている主人公の曖昧なポジションがすごく良い。「店長」と「トラブルシューター」という二面性のあるキャラクターなのも魅力的だった。書店ネタも面白かったし、チームのメンバーとか過去が気になるので是非シリーズ化してほしい
読了日:2月16日 著者:杉井光
紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫)紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫)感想
今回も最高だった。文林に新しい寵姫とかそれができれば彼は苦しまないんだよ・・・と思った通りのオチで笑ったけれど、その後がまさに怒濤の展開でこのシリーズの本領発揮だった。今回やたら名言製造器だなぁと思った彼女の結末に胸が痛い。冒頭からの「彼女」は別の人だと思い込んでいたせいで不意打ちだった。そしてそんな彼女の死をうまく悼むことすらできない小玉の姿が切ない。皇后として完璧に正しい彼女の歪さに不安な気持ちになったけれど、最後に文林が良いところをみせてホッとした。陰謀については全て解決しなかったので4巻に期待
読了日:2月17日 著者:雪村花菜
竜と正義 人魔調停局 捜査File.01 (NOVEL0)竜と正義 人魔調停局 捜査File.01 (NOVEL0)感想
魔法と銃器でドンパチするポリスアクション。世界観がとても凝っていて面白かったけれど、説明が冗長になりがちで読みづらさを感じた。しかし設定が作り込まれている分、人と魔物の軋轢から生まれるドラマに深みが出ていたと思う。直情的で熱血バカな主人公もとても好ましく、変態ユニコーンとの悪態つき合うバディっぷりが楽しかった。旧版は一巻きりだったようなので、今回はぜひシリーズ化してほしい。
読了日:2月17日 著者:扇友太
皿の上の聖騎士〈パラディン〉1 ‐ A Tale of Armour ‐ (NOVEL0)皿の上の聖騎士〈パラディン〉1 ‐ A Tale of Armour ‐ (NOVEL0)感想
とても面白かった!序盤から予想外な展開に衝撃を受け、そこから始まる姉弟の旅にワクワクした。西洋FT版どろろって感じで割とシビアな状況が続くけれど軽快なテンポで進むので物語自体があまり暗くなりすぎないところは好み。キャラも魅力的だけど、霊獣が総じてヤンデレなのはびっくり。目的達成の難易度は高そうだけど半数くらい実はチョロいんじゃないかと思ったり。でもペロリストみたいなのもいるしなぁ。伝説の真実に驚かされてばかりだけどこの調子だと聖母にも秘密がありそう。今後ますます面白くなりそうなので次巻も楽しみ
読了日:2月18日 著者:三浦勇雄
インスタント・マギ (NOVEL0)インスタント・マギ (NOVEL0)感想
なるほど恋の話だった。面白かった!!魔法を科学的アプローチから解き明かすファンタジックなSF小説。インスタント・マギの可能性が良くも悪くも魔法使いを刺激したため争いに巻き込まれる科学者が主人公だけど、命の危機にあっても好奇心と探究心を止められないマッドサイエンティストぶりが楽しい。そんな彼とJK魔女の恋にはただでさえニヨニヨするのに「なぜ恋したのか」が明かされた瞬間に萌え転がった。なにそれロマンチック!表現技法とか色々と読みづらい部分はあるけど差し引いても面白さが勝つ。バトルも読み応え有。シリーズ化希望!
読了日:2月19日 著者:青木潤太朗
レイデ夫妻のなれそめ 迷い込んだ君の秘密 (ビーズログ文庫)レイデ夫妻のなれそめ 迷い込んだ君の秘密 (ビーズログ文庫)感想
単体としては少し盛り上がりに欠けて消化不良感が否めないけれど、「秘密」を明かしはじめたことでシリーズとしては面白くなってきた。前巻で気になっていた「壊れた人形」の意味が明らかになり、それについてザイラスが触れたことで夫婦の「なれそめ」というタイトルが意味深になってきたような・・・。9年前の事件でまだ語られていない何かがあったということなんだろうか。とても気になるところで終わっているので、次巻が早く読みたい
読了日:2月20日 著者:山咲黒
イグニッション・ブラッド 暁の英雄 (ファンタジア文庫)イグニッション・ブラッド 暁の英雄 (ファンタジア文庫)感想
引っかかるところが多すぎてあまり合わなかったなぁ。主人公とヒロイン2人の仲良し三角関係は良いんだけど、それぞれのキャラの掘り下げ方がいまいちでなんか薄い。設定についても、それ自体は悪くないと思うんだけど詰め方が甘いのかところどころハリボテっぽく感じてしまった。地の文が楽しめなくてやや流し読みだったので、別の機会に読んだらもう少し印象は違うのかもしれないけど・・・
読了日:2月20日 著者:亜逸
創神と喪神のマギウス (ファンタジア文庫)創神と喪神のマギウス (ファンタジア文庫)感想
創神の設定(というかカテゴライズ)がややこしいけど、召喚バトルとしてはオーソドックスな感じ。世界中の神話や魔術の闇鍋感が楽しい。物語の鍵を握る2年前の「戦争」については16歳以下だけで闘ったというのはともかく、大人の存在感が皆無なせいでどんな規模の戦争をイメージすれば良いのかよく分からなかった。教官ものじゃなかったのは意外だったけど、教師の自覚を持った次巻からはどうなるかな
読了日:2月20日 著者:三田誠
君と時計と塔の雨 第二幕 (講談社タイガ)君と時計と塔の雨 第二幕 (講談社タイガ)感想
素晴らしい絶望感をありがとうございました。なにこれ泣きたい。あとがきにネタで使われていたけれど、まさしくエンドレス・ナイトメア。八方塞がりすぎてどうなっていくのか予想がつかない。前半でルールを解き明かしながら少しずつ浮上していった気持ちを、後半で一気に落とされてしまった。この疾走感は中毒性があるなぁ。ゾクゾクしすぎる読後感。3巻はやく。お願い早く!!
読了日:2月21日 著者:綾崎隼
かくりよの宿飯 三 あやかしお宿に好敵手きました。 (富士見L文庫)かくりよの宿飯 三 あやかしお宿に好敵手きました。 (富士見L文庫)感想
うどんのナポリタンめっちゃ気になる。今回も葵の手料理セラピーが炸裂。だんだん鬼嫁として居場所と仕事を確保している感じが微笑ましい。それはそうと大旦那さまってこんなにデレてたっけ。なんかわんこ化加速してない?文通とか野外炊飯のやりとりが可愛すぎて笑ったw ほのぼの良い話で終わるのかと思いきやラスト急展開。4巻もとても楽しみ
読了日:2月22日 著者:友麻碧
神神神は、罪に三度愛される (朝日エアロ文庫)神神神は、罪に三度愛される (朝日エアロ文庫)感想
作家買いなのだけど、予想外の読後感に戸惑ってしまった。とても悲しいミステリー。途中までクローズドサークルな猟奇連続殺人事件というだけでも(作家さん的に)新境地だと思っていたのになぁ。全ての真相が明らかになるとタイトルの意味にすら泣きたくなる。冒頭のありきたりで仲良さそうな超研の面々が、どんどん本性をさらけ出していく展開に鳥肌。面白かった。またこういう作品に挑戦してほしい
読了日:2月22日 著者:梨沙
ゴブリンスレイヤー (GA文庫)ゴブリンスレイヤー (GA文庫)感想
最弱モンスターのゴブリンを討伐しまくる冒険者の物語。醜悪なゴブリンの蛮行の数々は吐き気がこみ上げてしんどかった。エグいしグロい。そんなゴブリンを壊れたように狩り続ける主人公の姿は頼もしさと同時に危うさも感じた。孤独な戦いをどこまで続けるつもりかと不安になったところで終盤のカタルシス。素晴らしい。こういう展開は大好物です。とても面白かった!
読了日:2月25日 著者:蝸牛くも
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2 (GA文庫)超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2 (GA文庫)感想
今回は地盤固めと次回以降への準備回という印象。超人高校生たち全員にスポットが当たらなかったのは少し残念。ただ司と葵の超人っぷりは凄まじかったし、相変わらずサラっと紛れるエグい描写はインパクト十分で面白かった。人間関係に亀裂を予感させるフラグが見えたけどどうなるかな?次巻も楽しみ!
読了日:2月25日 著者:海空りく
剣魔剣奏剣聖剣舞 (MF文庫J)剣魔剣奏剣聖剣舞 (MF文庫J)感想
作家さん的にちょっと予想はしてたけど、この1巻は導入すぎて何とも言えない。もう少しストーリー的に盛り上がりが欲しかったなぁ。設定は良いし伏線も意味深だから続けば面白くなりそうではあるけれど。キャラは、最初にヘイト稼ぎまくってあとで好感度上げてく方針だって信じてる。それにしても主人公は口を縫い付けてやりたくなるな!期待を込めて2巻も読むつもり
読了日:2月26日 著者:嬉野秋彦
ラブと貪食の黒戮呪剣〈コルドリクス〉 (MF文庫J)ラブと貪食の黒戮呪剣〈コルドリクス〉 (MF文庫J)感想
世話焼き主人公と腹ぺこヒロイン、というにはもう少し複雑な関係性の二人が可愛かった。うっかりどころか優先的に殺されそうになりながらもヒロインを追いかけちゃう主人公を「自分を殴る男から離れられない女」と評してたのには笑ったw確かにwでもこの主人公は応援したい。頑張って攻撃を回避しまくってヒロインと一緒にいてほしい。当たると死ぬだろうけど当たらなきゃいいんだしね。バトルの決着がややあっさりしてたのは残念だったけど、キャラも話も好みな作品だった。ぜひシリーズ化してほしい
読了日:2月27日 著者:宮澤伊織
ボディガードな彼女いわく、サディスティック日和にて。 (ダッシュエックス文庫)ボディガードな彼女いわく、サディスティック日和にて。 (ダッシュエックス文庫)感想
このヒロイン、なかなか凶悪なサディストだった。可愛さに誤魔化されてたらいつかもっと痛い目に遭わされそう・・・と思っていただけにオチに戦慄してしまった。はた迷惑すぎる!それはそうとMとして着々と育てられつつある主人公が微笑ましくも心配。私は幼なじみの方が平穏で幸せな毎日が待っていると思うな・・・。ストーリーは手際よく展開して綺麗にまとめた印象。次巻があるのかな?続きに期待
読了日:2月28日 著者:望月充っ
Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 (上)Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 (上)感想
前作同様基本的に鬱々と暗いエピソードばかりのなかで、星屑の話はとても素敵だった。幕間のノエルの話は下巻でどういう風にもっていくつもりなのかな。とりあえず下巻を待とうと思う
読了日:2月28日 著者:十文字青
少年の名はジルベール少年の名はジルベール感想
面白かった!竹宮惠子作品は親の書棚にあった「地球へ・・・」を子どもの頃に愛読していたものの「風と木の詩」は読んでいなかった。しかしここまで壁にぶつかりながらも連載にこぎつけた執念の作品ならば読まなきゃいけないな。70年代の少女漫画界を垣間見るのも楽しく、カリスマ性のある萩尾望都に対する竹宮さんの尊敬と嫉妬の感情はとても読み応えがあった。この時代の若手少女漫画家が苦労して道を切り開いたからこそ現在の少女漫画の基盤が生まれたのだと思える箇所も多くあり、「革命」という言葉の重さを感じてしまった
読了日:2月28日 著者:竹宮惠子
ご主人様のお目覚め係2 (一迅社文庫アイリス)ご主人様のお目覚め係2 (一迅社文庫アイリス)感想
完結かな。全2巻で綺麗に話がまとまって終わった。前巻同様、WEBからのカット跡が目立つし説明不足な箇所は気になったけれど、それはそれとして優しい雰囲気に最後まで癒される作品だった。終盤のジゼルが悩んだ不貞疑惑を日頃のストーキング行為で問題になる前に潰したシリルには笑ったw織川さんの次回作も期待
読了日:2月28日 著者:織川あさぎ
世界の終わりの世界録(アンコール) (6) 終焉の精霊 (MF文庫J)世界の終わりの世界録(アンコール) (6) 終焉の精霊 (MF文庫J)感想
面白かった。ついに判明する世界録の秘密。そして訪れる世界の終わり。過去の英勇の旅を辿るのではなく、ここからレンの物語が始まるのだ!という高揚感にワクワクする。ただ世界はワクワクどころか大変なことになっているので、これからどうなっていくのかとても気になる。
読了日:2月29日 著者:細音啓
読書メーター

スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。