ご主人様のお目覚め係2


『ご主人様のお目覚め係2』(織川あさぎ著/一迅社文庫アイリス)★★★★☆

ご主人様のお目覚め係2 (一迅社文庫アイリス)
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前巻の感想はこちらから


2016年2月刊。
ほのぼのとした雰囲気が魅力的なラブファンタジー第2弾。
WEB掲載分もここまでということで、これで完結かな? 全2巻で綺麗に話がまとまりました。
最後まで優しい甘さを堪能できて満足です( ´ ▽ ` )

☆あらすじ☆
とある事情から公爵邸で侍女として働いていたジゼルは、半年ぶりに実家がある西の砦へと帰ってきていた。さぁ、これから公爵家三男で魔法技師の青年シリルの傍に侍女として居続けるため、両親を説得しよう。そう思っていた矢先、実家へ飛んできたシリルが、「ジゼルの婿になりに来た」と宣言して!? って、傍にいるって、結婚するってことだったんですか!!寝ぼけ癖がひどすぎる青年と侍女のラブファンタジー第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

野獣様なお父さんに結婚の許しをもらうため、ジゼルの故郷にシリルが滞在したままスタートした後半戦。

 

結婚の誓いが重すぎて笑ってしまいましたw
ファーライズの誓約、ペナルティそんなに重いなら事前に相談しようよシリル!
身分差があまりにも大きいからそれくらいの覚悟を示した方が逆に安心できるのかもしれませんが、シリル絶対そこまで考えてなかったですよね? 婚約期間飛ばしたかっただけの思いつきですよね?
エルネストといい、類(せっかち)は友を呼びますねww

 

そんな結婚式前後の騒動も含め、最後の最後までドタバタが続いた本作。
一番最後にジゼルが泣き出した理由に不安を感じていたら、フランから「いつ、シリル様が、あなたから目を離したと言うの?」という発言が飛び出して目から鱗でした。

 

そうだ!

 

このひと、のほほんとしたストーカーだった!!

 

なんという完璧な反証。鉄壁過ぎて笑いが止まりませんでしたww

 

最後までシリルのとぼけた振る舞いに笑ったり、ジゼルとシリルの可愛い距離感にニヤニヤできる楽しい作品でした。

 

少し惜しい点をあげると、途中の海賊討伐のシーンがちょっと分かりづらかったり、父方の実家との断絶が説明不足に感じたりと、WEB版からのカット跡は今回もやや気になりました。もう少しうまくダイジェスト感を誤魔化してほしかったかな。

 

さて、本作の書籍版はこれで完結でしょうね。
エピローグの子どもたちがとても可愛くて、変わらず「お目覚め係」なジゼルの姿に和みましたが、ジゼルの物語はここで終わる方が綺麗だと思います。
WEB版では番外編が続いているようなのでひとまずはそちらを楽しみにしつつ、織川さんの次回作も期待しています( ´ ▽ ` )ノ

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