瑠璃龍守護録12 お迎えします、花嫁様!!


『瑠璃龍守護録 お迎えします、花嫁様!!』(くりたかのこ著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

瑠璃龍守護録 お迎えします、花嫁様!! (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


2016年2月刊。
弱腰嫁とヘタレ夫の中華ラブコメシリーズ完結巻。
最後の最後でイラストなし。挿絵はともかく表紙までなしは寂しいなぁと思いつつ、物語的には大団円でした。
良い作品だったと思います。次回作も楽しみです。

☆あらすじ☆
言いなり夫婦、最後の大舞台! 弱腰嫁と俺様夫、二人の絆が世界を救う!?
囚われの黎鳴を助けるため、謎の人形と老人と共に地龍神殿の地下を目指す鈴花。そこへ立ち塞がるのは――飛燕! 一方、導師の目的“地龍の邪神化”を知った黎鳴は……!? 「この俺様を誰だと思っている」「私の旦那様を誰だと思っているんですか」 勅命から始まった、弱腰嫁と俺様(改めヘタレ)夫、二人の絆が世界を救う!? 言いなり中華ラブコメ、ここに完結!
※電子DX版として書きおろし短編「あの星だけが知っている」を収録!

以下、ネタバレありの感想です。

 

囚われのお姫様・・・もとい、旦那様を救うために敵地に潜入した鈴花。
基本姿勢は弱腰のまま、それでも強く逞しくなった彼女の成長を感じる最終決戦だったと思います。

 

このシリーズ最大の敵であった「導士」の正体と目的については、なるほどなぁという感じ。
欲を言えば、ここに至るまでの間にもう少し鳳扇自身の掘り下げが欲しかった気がします。
鳳扇絡みのエピソード自体は今までも触れられてはいましたが、彼女の人となりそのものは伝聞でしか語られていないので(たぶん。忘れてなければ)、「彼女のために!」「彼女はそんなことを望んでいない!」のやりとりにイマイチ感情移入できなかったんですよね。シリーズの最後を飾るキーパーソンとしてはキャラが弱かった印象を受けました。

 

それはさておき、物語そのものは綺麗な大団円を迎えてくれました。
途中で壮大に風呂敷を広げたときには大丈夫かな?と心配もしましたが、様々な問題を綺麗に着地させつつ、このシリーズらしさを失わない良い最終巻だったと思います。

 

特に黎鳴は最後までヘタレっぷりがブレませんでしたしね。
いつ小黒の正体がバレるんだろうとワクワクしていたのに、結局そのままなのかw
電子版特典の「あの星だけが知っている」は、本編完結後の夫婦のある日の一幕が語られているのですが、黎鳴のヘタレポンコツっぷりが最高でしたw きっと彼は死ぬ瞬間までそのままに違いない。

 

黎鳴といえば、ご家族が揃っちゃってまぁ・・・・・・。
このタイミングで明かされた彼の出生にまつわる秘密に爆笑しました。軽いな!!

 

最後の最後にイラストなしは残念でしたが、作品そのものは良い最終巻でした。
なぜか「その後の夫婦の人材獲得の旅」が強調されていた気がするんですけど、シリーズ的には終幕ですよね?まさかの続編フラグ?

とりあえず、くりたかのこさんの次回作も期待しています(´∀`*)

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