『ボディガードな彼女いわく、サディスティック日和にて。』(望月充っ著/集英社ダッシュエックス文庫)★★★☆☆
ボディガードな彼女いわく、サディスティック日和にて。 (ダッシュエックス文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
2016年2月刊。
第2回集英社ライトノベル新人賞「特別賞」受賞作。
殺人事件を目撃してしまったことから、JKボディガードに護衛してもらうことになった不運体質高校生の受難を描く物語。
ヒロインがドSすぎて、一体誰から身を守れば良いのか分からなくなるレベルw
ハイテンションなドタバタ劇がなかなか楽しい作品でした。
☆あらすじ☆
天下に並ぶ者がいないほど、破滅的に、神憑って、運が悪い高校生・向希純(むかいきすみ)はある日の下校途中、暗殺者ファントムの犯行現場を目撃し、次のターゲットとされてしまう。 すぐさま助けを求めに警察に駆け込むが、相手にされない希純。それでも食い下がる彼に刑事・室田万寿夫が紹介したのは、警備会社『SMG』(スクール・メイツ・ガーディアン)と呼ばれる謎の事務所だった。そこを訪れた希純を待っていたのは――なんと美人女子高生!? お金もない、頼るあてもない希純は設立されたばかりのSMGのモニターとして、沙耶香とボディガードの契約を結ぶことに。これで一安心と思った矢先…… 「あれ……? 俺、前より危ない目に遭ってない……!?」 希純に敢えて危険な橋を渡らせ、苦しむ姿をうっとりと眺める沙耶香。 実は彼女は真性のドSだった! 「護るべきか、虐めるべきか。それが問題ね」 不運な少年の強制ドMスクールライフ、危険に開幕!!
以下、ネタバレありの感想です。