異世界迷宮の最深部を目指そう6


『異世界迷宮の最深部を目指そう6』(割内タリサ著/オーバーラップ文庫)★★★★★

異世界迷宮の最深部を目指そう 6 (オーバーラップ文庫)
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前巻の感想はこちらから


2016年1月刊。
めちゃくちゃ面白かった!!
武闘大会編クライマックス。ここまで熱くて爽やかな男の戦いが読めるとは。素晴らしかったです。

☆あらすじ☆
――『武闘大会』編、決着!
パリンクロンにつけられた腕輪を破壊し、記憶を取り戻したカナミ。全ての決着をつけるため、『ある人物』に狙いを悟られないよう、カナミはラスティアラたちと共に行動を開始する。
スノウを説得し、マリアを虚偽の記憶から解放する――全ては孤独な親友であるローウェンを救うため。
一方、未練を果たせると武闘大会に臨んでいたローウェンは、『最強』の『英雄』としての在り方に疑問を抱いていて……?
「さあ――『第三十の試練』を始めよう」
夢のような日々が結実した今ここに、一ノ月連合国総合騎士団種舞踏会は終幕する。

以下、ネタバレありの感想です。

 

記憶を取り戻したカナミが、武闘大会の最後にやらなければならないこと。
それは、「本当の願い」を間違えてきたローウェンに「答え」を伝えること。

スノウ、マリアの問題解決を経て、カナミはついにローウェンが待つ武闘大会決勝の舞台に立つことになるのです。

 

ローウェンがとても良いキャラをしていただけに、彼に引導を渡すことになるだろうカナミとの戦いが始まるのが怖かったのですが、予想に反して陰鬱な空気はなく、むしろ爽やかに話が進んで驚きました。
多くの経験を経てカナミの心が強くなったからなのか。
それとも相手が師にして友であるローウェンだからなのか。

 

「武器落とし」で競う師弟対決から始まり、「デスマッチ」による親友対決、そして「三十守護者」として仕掛ける「第三十の試練」。

 

次から次に戦況が移り変わり、カナミの戦い方もその都度変わっていって。
それを真正面からねじ伏せるローウェンの剣技と魔法が炸裂して。

かなり過酷な戦いをしているのに、カナミもローウェンもとても楽しそうなんですよね。
死闘を演じている二人から強い絆を感じるのが本当に素敵。
なんなんだこの男の友情。熱すぎるし格好良すぎる!!

 

確かにタイトルからは離れてしまったけれど、迷宮のボス戦としては望んだ以上のものを見せてくれて満足。
ローウェンの結末に切ない気持ちになりつつも、全ての「未練」を断ち切って満足げに笑う彼の姿に涙ぐむほど感動しました。
ラストの鵜飼さんの挿絵が良い仕事しすぎです。涙腺的にトドメでした。

はぁ・・・・・・良いもの読んだ・・・・・・(´;ω;`)

 

これで武闘大会編は完結。
最後の大乱闘のドタバタ感はとても楽しく、カナミの「それでは皆さん!!さようなら!!」が小気味良くてにやっとしてしまいましたw

 

次巻からは新展開かな?
ヤンデレ収容所と化してるカナミ一行の船旅が始まるのでしょうか。
パリンクロン追跡はともかく、迷宮はどうやって探索するんだろう?

 

ヤンデレといえば、1巻からコツコツ増え続けたヤンデレヒロインズがついに集結したんですよね(遠い目)
会話だけでカナミのトラウマをゆっさゆっさ揺さぶるのが本当に面白すぎました。
「険悪状態の放置ダメ絶対・・・ッ!!((((;゚Д゚))))」に吹くしかない。学習してるww
ヤンデレズが何か喋るだけでカナミのメンタルがガリガリ削れていく音が聞こえるんですが、そんな彼女達との航海とか色々な意味で大丈夫な気がしない(;`・ω・)

 

とりあえず今回でボケキャラの地位を確立したスノウの活躍に期待します(カナミのツッコミは追いつくのだろうか)
点数稼ぎ頑張って!!

 

次巻もとても楽しみですヾ(*˙︶˙*)

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