第七帝国華やぎ隊2 その恋、語ることなかれ


『第七帝国華やぎ隊 その恋、語ることなかれ』(梨沙著/一迅社文庫アイリス)★★★☆☆

第七帝国華やぎ隊 その恋、語ることなかれ (一迅社文庫アイリス)
第七帝国華やぎ隊 その恋、語ることなかれ (一迅社文庫アイリス)

前巻の感想はこちらから


2016年1月刊。
怪力腹ぺこ少女と生真面目聖職者の騎士団ファンタジー第2弾。
前巻よりも甘さが出てきて恋愛パートは楽しめたのですが、ストーリーの運び方とキャラの魅せ方がちょっと粗いような?
引っかかる部分が少々あるものの、物語自体は楽しめました。
1巻から少し間があいた刊行でしたが、このシリーズまだ続くのでしょうか。
なんとなくここで終わっても大丈夫な気がするラストでした。

☆あらすじ☆
第七帝国華やぎ隊―高額給与につられメイが入ったのは、ツキモノ憑きが集められた騎士団だった!堅物聖職者のバージルや、変わり者揃いの美形隊員たちに囲まれて半年、水の都に魔獣の出没事件が発生!?そんな中、旅の遊戯団によるステージが開かれることに。急接近するメイとバージルに、事件は思わぬ方向へ加速して―!?魔神に溺愛される少女の波乱万丈な騎士道ライフ第2幕!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

1巻ラストから半年が経った水の都と華やぎ隊。
水神との契約によっていつも一緒状態なメイ、バージル、ジン、水神の日常がカルテット漫才みたいになっていて騒がしくも楽しかったですww

 

メイとバージルの恋愛ってデバガメが常に2柱スタンバイしてる状態で進むの??と心配していたのですが、思いっきり張り付いたまま進みましたね・・・・・・。
良いのかそれで!

 

そんな状況でバージルファンからメイを守るために恋人のフリをしよう、というバージルの明後日な発想が飛び出てびっくりしたり、自分で作り出した状況と無自覚にタラシ込むメイに翻弄されるバージルには笑ってしまったりと恋愛パートは楽しかったです。
聖職者、煩悩まみれですね。これは水神がニヤニヤするのも仕方ない。

 

唐突な偽恋人関係スタートの一方で、水の都ではアンデッドと魔獣の出没事件が勃発。
さらに、第一皇子の使者を名乗る美女ドロテアがバージルに接近して・・・・・・という感じでストーリーが進んでいきます。

 

途中まではなかなか面白かったのですが、終盤のドロテア戦がわかりにくかったのは残念。
魚のアンデッドって何だったんだろう?あれだけ傲慢に勝ち誇ってたドロテアが戦意喪失するの簡単すぎたような・・・・・・。

 

それはさておき、ドロテア戦の置き土産が悲惨なことにならなかったのにはホッとしました。
エノーラとかもうダメだと思ったら、まさかの人違いでしたし。いやいや、お兄ちゃんそれは間違えたらダメでしょって内心めっちゃツッコんでました。

 

なんか話が進むほどバージルから有能さがポロポロ欠けていってる気がする・・・・・・。
今回の彼って、見知らぬ男の子を妹と思い込んだりメイにせっせと毒を飲ませたりと良いところなしじゃないですか。
解毒したりドロテアの罠を破ったりしたジンの方がよっぽど活躍してるんですが!!

 

これはメインヒーロー交代のお知らせか(違う)

 

というかシリーズ続くのでしょうか。
第一王子の問題もラストで解決したっぽいし、メイの村の墓問題も解決しそうだし(どちらも第七王子が有能すぎてバージルの役立たずっぷりが・・・)、割とまとまってしまったような?

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