『異世界魔導古書店 〜チート魔力あるけど、まったり店員することにした〜』(年中麦茶太郎著/ファミ通文庫)★★★☆☆
異世界魔導古書店 ~チート魔力あるけど、まったり店員することにした~ (ファミ通文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
2015年12月刊。
異世界に転生した元勇者が、女神の古書店で店員をするお話。
タイトル通りのまったりした雰囲気でちょっと起伏が足りないのですが、主人公とヒロインの関係がとても好みでした。
天才だけどアホの子なヒロインと、そんな彼女を可愛い可愛いって思いながらついつい構ってしまう年下男子の構図は少年向けでは意外と珍しいような?まぁ前世を含めると「年下」じゃないんですけど。
☆あらすじ☆
地球最強の異能者『勇者』タクトは魔王を倒した瞬間、異世界に転生してしまった! 運よく古書店を営む女神クララメラに育てられ14歳になったタクトは、前世から引き継いだ能力を使い、危険な魔導書を仕入れたりと古書店を切り盛りするようになっていた。そんなある日。銀髪の美少女セラナが店を訪れる。魔術学院の生徒として抜群に優秀だが、かなり抜けている彼女に興味を持ち、タクトは依頼を受けようとするが――。『小説家になろう』発最強古書店員の異世界冒険譚、開幕!
以下、ネタバレありの感想です。