『幻葬神話のドレッドノート2』(鳥羽徹著/GA文庫)★★★☆☆
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前巻の感想はこちらから
2015年12月刊。
前巻よりもさらに糖度がパワーアップした最強夫婦のバトルファンタジー第2弾。
前半のラブコメパートはひたすら砂糖吐きまくってました。それはもうドバドバと。
今回は新キャラ投入で夫婦との対比がなかなか面白かったのですが、肝心の神話級戦はややあっさりめだったような?
ただ気になる動きが続いていますし、世界観も順調に広がりをみせているので次巻以降も楽しみです。
☆あらすじ☆
「貴方、強いわね。あたしの愛人にならない!?」
神話級幻獣ヴリトラを日輪と共に討伐した志雄は、鍛錬と研鑽を続けつつも、比較的平穏な日々を過ごしていた。だが、街中で突如襲撃してきた西方の戦技魔装士・雅楽(男)を撃退したことから興味を持たれ、何かとつきまとわれることに!?
以下、ネタバレありの感想です。
前半のラブコメパートはあやうく萌え死にするところでした⁽◝( •௰• )◜⁾⁾≡₍₍◞( •௰• )◟₎₎ŧ
日輪が可愛すぎるのがいけないんですよね!
エロス6万とか自称してるくせに8千の志雄に押されっぱなしじゃないですか!!
毛布にまるまってつんつんからのお姫様だっこに私の萌えメーターが振り切れました。可愛いよぉこの夫婦ほんと可愛い。
そんないちゃいちゃしまくる夫婦の前に現れたのは、西の戦技魔装士・雅楽と朱夏。
オネェ・・・・・・!
オネェはやはり強い(確信)
どうでもいいんですが、オネェが男言葉を使うとギャップにドキッとしてとてもイイと思います←
それはさておき、ヴリトラを倒した戦技魔装士に会って「答え合わせ」がしたいという雅楽。
今回はその「答え合わせ」の意味が大きなテーマとなるストーリーでした。
強さのために全てを切り捨ててきた雅楽と、伴侶と共にあることでより強くなる志雄と日輪。
志雄の未来の姿だったかもしれない雅楽をみると、夫婦一体で戦う今の志雄にホッとします。
雅楽も強いけれど、やはり日輪のお説教の通りだと思うので。強者は根こそぎ掴み取れ!!っていう啖呵、気持ち良いなぁ。
さて、今回出てきた神話級は武神・蚩尤。
蚩尤戦は途中までかなり厳しい展開が続いたものの、結末はややあっさりだったような?もうちょい盛り上がった方が好みだったかも。
蚩尤襲撃の裏にはまたもアバドンがいたわけですが、アバドンの狙いが読めないのが怖いですね。「舞台」とは何を意味するのか・・・・・・。
世界観も少しずつですが順調に広がりをみせていますし、続きがとても気になります。3巻も楽しみです(`・ω・´)ノ