デルフィニア戦記5〜18 感想まとめ


異郷の煌姫 デルフィニア戦記5 (C★NOVELSファンタジア)[Kindle版]

4巻までの感想はこちらから


デルフィニア戦記の本編完結巻まで読みました。
素晴らしいファンタジー戦記。リィとウォル、そしてコーラル城の魅力的な人々のエネルギーに圧倒される物語だったと思います。

以下、各巻の感想をまとめて。

 

☆あらすじ☆
デルフィニアの内乱に勝利して、ウォルは再び王座に就いた。黄金の戦女神と讃えられたリィもまた、王女の称号を得て王宮に迎えられた。それから3年ーー平穏だった都に暗雲が立ちこめる…。

1994年12月刊。
新章突入。
新登場のシェラは今後も重要そう?
凄腕の暗殺者もリィにかかっては形無しでちょっと不憫でしたw
サヴォア公爵家の内紛や他国の介入など、せっかく落ち着いたデルフィニアにまた騒乱の予感が・・・・・・・

 

☆あらすじ☆
騎士バルロが出撃する。叔父のマグダネル卿を討つために-。国内に争乱を呼ぶサヴォア一族の内紛とは、主家失脚を企む卿とその陰謀を阻止せんとするバルロの対立であったのだ。卿の背後にはデルフィニアを狙う大国タンガとパラストが…。

1995年3月刊。
シェラが不憫すぎて面白いw
そりゃこんな人たちを相手にしてたら泣きたくなりますよ。
今回はバルロとナシアスの友情が印象的でした。やっとお家騒動の皮を被った内紛に決着がつき、やたら楽しそうな獄中生活に移行したと思ったところであのラスト。
今回の王様のとぼけっぷりは磨きがかかっていたけど、これは極めつけでしたねー。
一体どういうことなの!?

 

☆あらすじ☆
国王の押しかけ愛妾、王女にタンガ皇太子との縁談など敵国の策略を知ってウォルもリィも激怒した。この事態に対処すべく国を挙げてリィとウォルの婚姻が敢行される。が、厳粛な式の最中、タンガから宣戦布告が。国王は叫ぶ-剣を取れ!

1995年7月刊。
愛妾騒動からまさかの結婚へ。
リィがあれだから結婚するとは思わなくて衝撃を受けました。なるほど「らぶろまんす」。
王様の思いきりの良さがすごいのですが、命の危険はちゃんと感じているあたり状況は見えているのかw
紆余曲折を経てのラストシーンは、固い絆で結ばれた二人の関係に感動しました。
それにしても今回ひたすら笑ってた気がする。めっちゃコメディだったなぁ。出歯亀挿絵が可愛すぎてほのぼのしましたw

 

☆あらすじ☆
王子が敵の手に落ち意気消沈するタンガの陣に、国王ゾラタス率いる援軍が到着した。迎え撃つデルフィニア国王ウォル。両国の王を将とした大軍が、国境の砦をはさんで対峙する。

1995年11月刊。
副題は勇ましい?けれど合ってるの最初と最後だけでした・・・・・・。
「コーラル城はとんだ恋の季節だな」!!
恋の花が咲き乱れて春爛漫な1冊でした。途中でイヴンがあまりにもアレな死に方しそうで焦ったけれどw
シャーミアンは災難だったなぁ。
あとバテたリィに試しにキスする王様がお茶目すぎて笑いました。
リィの謎の力といい、意味深に頻発しだした「友達」といい、最後に出てきた謎の男と黒豹といい、そろそろリィ自身の正体が明らかになるのだろうか。
強制送還されかねない雰囲気に緊張します。ラストの流れ的にまた戦が勃発しそうだし、次巻も楽しみ。

 

☆あらすじ☆
「大華三国を隔てて聳えるタウは銀山なり」 タンガ王ゾラタスにもたらされたこの密告こそ、ウォルたちが仕掛けたタンガの挙兵を誘う作戦だった。三国はついに動乱に突き進むのか。

1996年3月刊。
愛妾の話って続くんですね・・・・・・。
ポーラがウォルの相手になるのかなぁ?リィとの関係の方が好きなんですが、そちらは色っぽいものにはならないだろうし。
シェラが着々と過去と訣別していくのが良い。予想以上にリィに懐いてるのは笑いますがw
なんとなく今回もほのぼのした雰囲気で終わるのかと思いきや後半で急展開。まさかタンガとパラストを同時に相手取らなければならないとは。
ウォルが捕まって、まさかの敗戦・・・・・・。

 

☆あらすじ☆
反旗を翻した西部領主との決戦に国王軍は大敗、王は囚われの身に。さらにパラスト・タンガの二国が同盟を結び、外と内からデルフィニアに危機が迫る。

1996年7月刊。
タンガ・パラストとの戦争終結(?)
表紙から嫌な予感がしていたけれど想像以上にウォルの扱いが酷くてゾッとしました。
互いを思うリィとウォルの関係は本当に素敵だなぁ・・・と思ったところであのラスト。
ええ、これどうなっちゃうの!?
骨の1本や2本ですみそうにないのですが。
リィの相棒もようやく出てきたけれど、この人がお迎えにくるのかな?

 

☆あらすじ☆
国王を人質にし戦端をひらく、愚劣であるが確実な作戦をもってなお、戦には敗北した。デルフィニアの進撃を止めなくては、タンガ・パラストは滅亡する。シリーズ第11巻。

1996年11月刊。
パラスト・タンガとの戦争は前巻で終わったと思っていたのにむしろ拡大していたという・・・・・・。
まぁそちらは準備回といったところ。
前巻ラストでどうなることかと思っていた夫婦喧嘩については何ともほほえましく仲直り。
そしてポーラ再登場。やっぱり愛妾になるんじゃん!
まぁリィとウォルはあくまで同盟者であって恋人じゃないし、そうなると王様には本当の奥さんが必要だから当然の展開か。いまいちポーラに愛着がわかないけれど残念なのですが。
それよりもラストの離婚騒動がどうなるのか気になる。

 

☆あらすじ☆
コーラル城の華やかな喧噪に紛れ、王妃暗殺の罠は巧妙に張り巡らされた。無関係に見えた少女の死、王宮内で殺された侍女…。決戦の場となった雪原で、暗殺集団ファロットの青年はあでやかにほほえむ…。

1997年3月刊。
正直愛妾騒動はちょっと飽きてきてたのでようやく解決してくれて良かった。やっぱりリィが自由に大暴れしている方が楽しいので。
尾行中の王様とシエラのやりとりがコミカルで可愛かったですw
他国との緊張関係もそろそろ動くかな?

 

☆あらすじ☆
獅子の紋章を象った招待状が届けられ、使者が大陸全土からコーラルに赴く豪華な式典の背後で、タンガ・パラスト両大国は飽くことなき権力への執念に策動、周辺諸国と大華三国のかかわりは微妙に変わり始める。

1997年7月刊。
リィはやっぱり格好いいなぁ。
ナシアスやシャーミアン関係の恋愛沙汰はこれで解決でしょうか。
最後のシャーミアンの逆プロポーズが最高に爽快でした!そしてやっぱりデバガメ多すぎるww
仲間たちのお節介な仲良しっぷりがすごく好きです(´∀`*)

 

☆あらすじ☆
フェズ河以北の一帯がデルフィニア領となって半年。ダンガの元領主らが失地回復を叫んで挙兵する。早急に鎮圧せんものと最前線で大剣を揮う戦女神リィ。だが、戦闘の混乱をついて暗殺の魔手がのびる。

1997年11月刊。
あれ!?イヴンとシャーミアンの問題まだ解決しないのか・・・・・・。
身分差逆パターンって初めてみたけど、どうするんでしょうか。
それにしても終盤のリィ負傷には衝撃。そしてその後の闘神の怒りはもっと衝撃。このリィをちゃんと受け止められるって王様はやっぱりただ者じゃないよなぁ。
戦況が動き出した方がこのシリーズは面白いことを再確認した巻でした。

 

☆あらすじ☆
王妃リィの矢傷も癒えぬうちにデルフィニア包囲網は厚く強固に完成されつつあった。防戦一方になる獅子王ウォル。だが、この危機に形勢逆転の『切り札』を担ぎ出すべく、独騎長は大海に単身で乗り出した。

1998年3月刊。
面白かったー!
イブンが主役な海戦回。
誇り高すぎて頑固な巨人たちにハラハラしたけど、味方になるととても心強いですね。こういう展開大好きです。
そしてシャーミアンほんと格好いいし可愛いし最高。イブンのプロポーズもすごく彼らしくて良かったです。
やっと結婚までこぎつけて何だか無性に嬉しかったけど、結婚式に参加したくてお情けかけてもらう王様&リィは面白すぎでした。
最後はついにお迎えか!?

 

☆あらすじ☆
生きて戻れーー。リィの言葉に送られて、シェラは北を目指す。ついにヴァンツァー、そしてファロット一族との死闘が演じられる時がきたのだ。一方、虜因となり意識を無くしたリィに、魔の手が忍び寄っていた…。

1998年7月刊。
クライマックス直前。
ついにシェラが因縁を断ち切ったかぁ・・・・・・ヴァッツとの最期のやりとりからの決意するまでの流れがとても印象的でした。
そして満を持してルウ合流。
王様とリィ大好きコンビみたいな掛け合いしてて面白かったですw
そのリィは捕虜になってしまったけれど、彼女を助けるために王冠を投げ出す王様の熱い友情(?)に胸が熱くなりますね。
いよいよ次巻から最終章。どんな結末になるのかとても楽しみ!

 

☆あらすじ☆
リィを嫡子ナジェックの妻とする。ゾラタスの卑劣な策に、ウォル、ルウ、シェラの三騎はタンガへの途をひた走る。難攻不落のボナリス城に轟音が響く時、最後の奇跡が始まった。デルフィニア戦記第17弾。

1998年11月刊。
最終巻上巻。
リィ&ルゥコンビの人外っぷりが怖いし凄い。それを受け入れちゃう王様もすごいのですが。
リィたちはあれだけ力も価値観も人とズレてるのに、友情とかそういう部分で突然人間味を出すから周囲が戸惑うんですよねぇ。
いよいよ次巻で本編も終わりかぁ(´・ω・`)

 

☆あらすじ☆
放浪の戦士と異世界の少女。盟約という堅い絆で結ばれたふたりは、幾多の危地を乗り越え、あまたの合戦に勝ち抜いて、戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となった。デルフィニアの伝説、ここに完結。

1998年12月刊。
本編完結。
シェラの「月」の意味がやっと分かってスッキリしました。
最後まで戦記として盛り上がってとても面白かったけれど、お別れのシーンは胸が熱くなって涙が(´;ω;`)
この二人の別れは覚悟していたけど寂しいし辛い。
本当に、リィもウォルも最後まで格好良かったなぁ。
良い作品に出会えて感謝。外伝も読みたいと思います。

 

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