『落第騎士の英雄譚〈キャバルリィ〉9』(海空りく著/GA文庫)★★★★★
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)9 (GA文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
前巻の感想はこちらから
2015年11月刊。
七星剣武祭編完結。
交わした約束が果たされる瞬間を心待ちにしてきた甲斐がありました!!
これぞ最高の殺し愛。予想をはるかに上回る素晴らしい一戦。本当にお見事でした。
シリーズはまだ続くようですが、大きな区切りとなった重要な1冊。
ここまで読んできて良かったなぁという満足感と、今後の展開もますます楽しみだという期待で胸がいっぱいです。
☆あらすじ☆
七星剣武祭決勝戦当日。一輝は最愛の恋人にして最強のライバルでもあるステラとの一戦に向け、最後の調整を行っていた。そんな彼の前にスパーリングパートナーとして現れたのはこれまで彼が戦ってきた実力者たち! ≪雷切≫、≪七星剣王≫そして≪風の剣帝≫。錚々たる面子を前に≪無冠の剣王≫は自らの牙を極限まで研ぎ澄ませていく!!
「騎士の頂を巡る最後の戦いで、――――僕は君と戦いたい」
かつて交わした約束は、いま現実のものとなり、大会史上最も苛烈で過酷で美しく、そして泥沼のような戦いが幕を開ける!果たして誓いの先に待つ運命は!?
≪最強≫と≪最弱≫、雌雄を決する第九弾!
以下、ネタバレありの感想です。