『楽園〈ハレム〉への清く正しき道程〈ルート〉 0番目は北国産のツンドラ王妃?』(野村美月著/ファミ通文庫)★★★☆☆
楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃? (ファミ通文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
2015年11月刊。
野村美月さんの新作はファンタジーなハーレム(予定)ラブコメ。
庶民出身の王様が王妃に迎えたのはツンツンした大国のお姫様でした、というところから始まる物語なのですが、今回はプロローグという感じ。ほのぼのとした雰囲気が可愛くて良かったです。
ラストで明かされる王妃さまの秘密といい、途中の予言といい、今後の展開が楽しみな新作でした。
☆あらすじ☆
庶民から一転、玉座を継ぐことになってしまったルドヴィーク。さっそく「国王の一番大切なお仕事」として告げられたのは、「大陸で一番高貴な血筋のお妃様を迎えること」! ところが現れた美しい花嫁は、彼の顔を見るなり呟いた。「キモイ……」そのまま王妃となった彼女と冷戦状態に突入するルドヴィークだったが、実は王妃にはある秘密があり、それを知った彼は、彼女とひとつの契約を交わすことに……。ファンタジー・ハーレム(予定)コメディ、開幕!!
以下、ネタバレありの感想です。