ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです1


『ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです1』(花木もみじ著/アリアンローズ)★★★★☆

ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです 1 (アリアンローズ)[Kindle版]
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2014年8月刊。
これは私の好みど真ん中を攻めてくる作品でした。読んでる間ニヤけすぎて家族に気味悪がられるレベル。
ヤンデレ系乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公が、婚約者のヤンデレ化フラグを必死に回避していく物語。この1巻はゲーム開始前の子ども時代が描かれていきます。
フラグを折るのでヤンデレ度は低めですが、子ども時代を共に過ごす主人公と婚約者の幼い恋の物語として楽めつつ、婚約者が見せる可愛い執着心にニヤニヤできる作品でした。
続きもどんどん読んでいきます!

☆あらすじ☆
「攻略対象全員ヤンデレの乙女ゲーム世界に転生!? よりにもよって!?」婚約者の絵姿を目にした瞬間、私――リコリスはとんでもない記憶を取り戻してしまった。どうやら私は、記憶を持ったまま転生してしまったらしい。それも『ヤンデレ系乙女ゲー』の世界に! この記憶が確かなら、ゲームの中での『リコリス』もヤンデレだ。ヒロインをいじめまくり、周囲を傷つけ、最後は婚約者に刺されて……ってそんな人生お断り! 私は絶対、幸せになりたい! 決意を固めた私の前に、将来のヤンデレ?婚約者・ヴォルフが現れ……!? 

以下、ネタバレありの感想です。

 

ヤンデレ系乙女ゲームの悪役令嬢(死亡ルート有)に転生したリコリス
親の決めた婚約者ヴォルフに出会ったリコリスは、彼がゲームヒロインに恋した挙げ句ヤンデレ化し、邪魔な婚約者である自分(こちらもヤンデレ化)を殺す可能性があることを思い出すのです。

 

ツンデレが振り回す言葉の刃には耐えられるかもしれないが、ヤンデレが振りかざす出刃包丁に耐えられるか? 否。

 

というわけで、突発的に思い出す記憶を頼りに、リコリスは自分の死亡フラグとヴォルフのヤンデレ化フラグを回避していく、というのが本作の基本的なストーリーとなります。

 

もうこれ、私のために作られた作品だとしか思えない(勘違い)
それくらいキャラ造形や心理描写が好みでした。

 

まずはリコリス。
この1巻はゲームの舞台となる魔法学校に入学する前の子ども時代の話であり、リコリスもまだ10歳。
前世を思い出したとはいえ、情報に限りがあるのが良い塩梅だったのでしょう。10歳の割には大人びているけれど成熟しているわけではなく、子どもらしさのある女の子として描かれているのがすごく良かったです。
特に段々ファザコンになっていくのが可愛すぎましたw
まぁ、あのお父様は格好良すぎるからファザコン化はさもありなん。

 

そんなリコリスの婚約者ヴォルフ。
もう可愛すぎて可愛すぎて。
ヤンデレの素質があるため、たまに見せる闇にゾクゾクします。リコリスに対する執着心や独占欲は強めだけれど、子どもらしい初々しさが盛り込まれているのが最高。と思ったら、ナイト的立ち回りをこなすのも素敵。
背伸びして早く大人になろうとするヴォルフに悶えましたw

ヴォルフの恋が一方通行じゃないのも良いんですよねー。お子様カップル可愛すぎてニヤニヤ止まらぬ。

 

そして中盤でリコリスの義弟となるシェイド
こちらも可愛すぎて可愛すぎて。
ヤンデレフラグを折ったらツンデレ化するとかww
ヴォルフが素直にヤキモチを伝えたシーンで「馬鹿かこいつ?」と引きながらブーメラン食らうシェイドにめっちゃ笑いました。

 

この3人をメインに視点を入れ替えたり番外編を挟んだりしながら物語が進むため、本編は割合少なめ。
ただキャラと心理描写にドハマリしていたため、私が本編の少なさに気づいたのは読み終わってからでした。
進行は遅めですが、リコリス視点もヴォルフ視点もシェイド視点も全部最高だったから問題なし。全員可愛すぎるよぉおおおお!!

 

あれ?と思ったのは「宰相補佐官の日常」くらいでしょうか。
でもあそこはあそこで宰相閣下の可愛さに悶えていたのですが。
惜しむらくは父親にデートを先越されたヴォルフの反応が直接見れなかったという点くらい・・・・・・お土産もらって「え?デート行ってたの??聞いてないんですけど!?」となったヴォルフがみたかった!!!

 

こんな可愛い子どもたちがヤンデレ化するゲームとは、一体どんなものだったのでしょうか。
かなりゲームとは離れてきているようですが、本編が始まる2巻以降が楽しみです!

 

そういえば、ヤンデレフラグを折る話なのでメインキャラのヤンデレ度は薄めだったものの、それ以外ではなかなかハードなヤンデレが出てきました・・・・・・。
ヴォルフの押しかけ母とか、シェイドの実父とか。
どちらも超ホラーな雰囲気で背筋が凍りました。
ヴォルフたちがこうならないためにも、ヤンデレ化は絶対回避しないと!病んでもいいけど!←

 

とても好みな作品だったので、続きもどんどん読んでいこうと思います(^^)/

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