萌神


『萌神(モエジン)』(十文字青著/一迅社文庫)★★★☆☆

萌神 (一迅社文庫)
萌神 (一迅社文庫)

前巻の感想はこちらから


2010年8月刊。
第九シリーズ第4弾。
感想が!書きづらい!!
無気力な高校生のもとに舞い降りた萌えの精霊。彼女によって主人公はハーレムラブコメ顔負けの日常を送ることになるのですが・・・・・・。
終盤の超展開に衝撃を受ける作品でした。

☆あらすじ☆
人生はつまらない。それがあたりまえだと思って生きてきた吉次。だが、友人の“中佐”にそれではいけないと諭され、未だ知らぬ“萌え”を探求することに。しかし、中佐に渡されたマンガ本や小説、アニメなどを見ても、なにも感じない吉次。吉次には萌えがまったく理解できない。ついに中佐はアドバイザーとして、萌えの精、もえるを召喚する。果たして吉次は萌えを知ることができるのか…!?第九高校で、君は萌えの神を見る。

以下、ネタバレありの感想です。

 

何にも興味をもてず無気力でいた高校生吉次啓久
そんな彼を見かねた幼なじみ・中佐が、萌えの精霊・もえるを召喚したことで、吉次の周囲は急激にラブコメめいてきて・・・・・・というストーリー。

 

まぁラブコメ「めいて」いるだけで、全くラブコメではないのですけどね。知ってた。

 

徐々に距離が縮まっていく同級生・友岡ねりん
吉次が助けたことをきっかけに彼に結婚を迫るお嬢様・黒小路ちみれ
包容力抜群のクラスメイト・諸澄さん

 

3人の女の子に囲まれ、少しでも彼女達に「萌え」を感じるともえるによって萌えを増幅されてドキドキしまくる吉次。
でも別にそれが幸せな方向に進まないのが、さすが十文字青作品というか何というか(;`・ω・)

 

特にちみれは本当にひどかったww
完全に悪質なストーカーのメンヘラと化しているちみれにすら、もえるによって萌えさせられる吉次。
危ないよー!そっちのルートは危なすぎる!とハラハラしまくりでしたw

諸澄さんもちょっと色々危ない感じだったので、ねりんルートが一番無難ですよね。

 

吉次を囲む恋愛模がどうなるのか気になっていましたが、それ以上に気になるのは段々と弱っていくもえる。
正直、他の3人のヒロインよりももえるの方が可愛らしくて好みだったので、どうにか吉次にはもえるを選んでほしかったのですが・・・・・・。

 

まさか終盤でこんな超展開を経なければならなくなるとは(((゜Д゜;)))

 

この超展開っぷりを読みながら、このノリが「マイワールド」(星海社Fictions)に引き継がれたんだろうなぁとぼんやり思ってしまいました。
終盤は必死に吉次の冒険を追いかけながらも迷子の気分。青先生、待って・・・・・・お願いだから待って・・・・・・(´;ω;`)

 

できれば第九シリーズの前3作のように等身大の青春小説のまま着地してほしかったです。
まぁこれはこれで面白くはあるし、そもそも萌えの精霊とか出てきている段階で期待するほうが間違っているんですけど。

 

あまりにも不思議すぎる読後感にたゆたっていますが、ハッピーエンドなので満足はしています。

 

第九シリーズも残り1冊。
引き続き読んでいこうと思います。

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