『英雄都市のバカども 〜王女と封鎖された英雄都市〜』(アサウラ著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆
英雄都市のバカども ~王女と封鎖された英雄都市~ (ファンタジア文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
2015年11月刊。
タイトルに偽りなし。
バカだバカしかいない・・・・・・と、おののきながら読んでいたのですが、最後に「こいつら本当にバカだったわ!!」と読んでたiPadぶん投げたくなりました(褒めてる)
愛する街と孤独な王女を守るため、軍隊に立ち向かう市民の熱い団結力に震えます。その優しさと力強さも素晴らしい。
一般市民が魅力的すぎて、主人公はリキュールの街そのものといっても過言じゃないかもしれません。
そして脅威の肌色率。この愛すべきバカどもめ!!
ファンタジアBeyondで連載しているシリーズの書き下ろしだそうなので(WEB版未読でも問題なし)、Beyondの方も見てみようと思います。
☆あらすじ☆
精鋭帝国軍から悲劇の王女を守るため、一般市民(バカ)が立つ!
英雄の末裔が住む辺境都市リキュール。そこに国を追われし王女が逃げ込んできた。彼女を追い、圧倒的な数で街を包囲する帝国軍。王女を匿う何でも屋モルト&市民たちは、規格外のパワーと非常識さで帝国精鋭に挑む!
以下、ネタバレありの感想です。