迷宮都市のアンティークショップ1


『迷宮都市のアンティークショップ』(大場鳩太郎著/ファミ通文庫)★★★☆☆

迷宮都市のアンティークショップ<迷宮都市のアンティークショップ> (ファミ通文庫)
迷宮都市のアンティークショップ<迷宮都市のアンティークショップ> (ファミ通文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年4月刊。
面白かったのですが、小説として読むと少し拍子抜けしてしまうかもしれません。
あとがきにあるように、マジックアイテムの図鑑におまけの物語がついたSS集という感じだったので(・ω・;)
雰囲気とキャラは抜群に良いので楽しめたのですが、もうちょっとヤマとかオチが欲しかった気も・・・・・・。

☆あらすじ☆
あなたの持ってるそのアイテム、付与道具【アンティーク】かもしれませんよ?
名うてのダンジョン探索者が訪れる不思議な店で語られる、冒険と魔法道具と珈琲にまつわるショートショート集!
駆け出し探索者ソアラは行き詰まっていた。師匠から受け継いだ付与道具は使いこなせず、ダンジョン攻略も三階止まり。そんなある日。妙に気さくな全身甲冑【フルアーマー】さんと出会い、彼女の勤めるアンティークショップを訪れた。そこにいたのは、ぼんやりと珈琲を楽しむ店長・フジワラ。しかし彼に『鑑定』できないものはないという。ソアラは意を決し、ある付与道具の鑑定を申し込むが――。『鑑定』で明かされる、付与道具にまつわるダンジョン探索者たちの冒険譚! 文庫書き下ろし『ぼろぼろになった遊戯盤』収録!

以下、ネタバレありの感想です。

 

迷宮都市にあるアンティークショップ「古き良き魔術師たちの時代(オールドグッド)」
本作は、「古き良き魔術師たちの時代」店主フジワラの元に持ち込まれる様々な付与道具とそれに出会った人々のエピソードを綴るショートショート集です。

 

なんというか、本当にSS付きの図鑑という感じ。
各掌編の最後にフジワラの鑑別証がついていて、それはそれで面白いのですが、SSの方の読み応えに欠けるのは残念でした。

もっとも、大体のSSの最後に「これはプロローグです!」的な引きの一文があるので、続刊の展開次第では盛り上がりそうな気配はあるのですが。
1冊まるっとプロローグなのかもしれない。いやそうに違いない。そうでありますように。

 

ストーリー的にちょっと物足りない作品でしたが、キャラと世界観はとても好み。
特に全身甲冑の看板娘アネモネが最高に良いキャラしてました!
表紙でもフルアーマーさん状態だったのでアネモネは素顔を隠したままでいるのかと思いきや、後半でご尊顔を見れて満足。美人だし。
なぜアネモネが全身甲冑で素性を隠しているのかは気になりますが、これは追々続刊で明らかになるのでしょう。楽しみです。

 

アネモネとフジワラの関係もほんのり甘さを感じたので期待。このふたりの過去話が一番読み応えがあって面白かったです。
やはりツンデレヒロインは良いですね!٩( ‘ω’ )و

 

今回のプロローグ的SSをうまく盛り上げるストーリーが展開されることを祈りつつ、2巻も読もうと思います。

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