いでおろーぐ!3


『いでおろーぐ!3』(椎田十三著/電撃文庫)★★★★☆

いでおろーぐ! (3) (電撃文庫)
いでおろーぐ! (3) (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから


2015年11月刊。
リア充爆発アンチラブコメ第3巻。
新入部員によって反恋部(というか領家)がこじれてしまう話でしたが、終盤の彼の演説シーンが全てでした。いや素晴らしいww

☆あらすじ☆
桜舞い散る新学期、入学の季節―。これを勢力拡大の好機と見た領家は、新メンバーをオルグするべく新入生歓迎会に乱入して勧誘演説を強行する。「学生注目!!我々は反恋愛主義青年同盟部である!高校に入ったら彼氏・彼女をつくり青春を謳歌しよう―そんな愚かな夢はきっぱりと捨てよ!」そして現れた入部希望者はまさかの美少女新入生・天沼皐。入部早々なぜか高砂に急接近する様子に領家のやきもきは爆発寸前で?「領家、待ってくれ!」「話すことなど、何もない!」悪の根源はいつでも恋愛!リア充爆発アンチラブコメ、怒涛の第3弾登場!

以下、ネタバレありの感想です。

 

新年度スタート。
活動がうまくいっていない反恋部には新入生・天沼皐が入部してくれたものの、彼女の存在によって領家と高砂の仲に亀裂が生じて・・・・・・というのが3巻のストーリー。

 

領家の恋心を知ってるくせに訳の分からない距離感に甘んじている高砂には早く天罰が落ちるといいなー、とか思ってたんですけど、これは・・・・・・(´;ω;`)
領家が天沼と高砂の仲を誤解するシーンは「うわあああ」って冷や汗かきまくりでした。こういうシーン、本当に心臓に良くない。
高砂に天罰落ちて欲しかっただけで領家に泣いてほしかったわけじゃないのに!

 

誤解によってどんどんこじれていく領家と高砂。
そしてギスギスしていく反恋部の空気。

 

これどうなるんだろ?と不安に思ったところであのシーンですよ!

 

「領家さんのどこが好きなんですか?」という天沼の問いかけに対する、2ページぎっちり詰まった高砂の大演説。

 

読んでるこちらが恥ずかしいわ!(///∇///)
しかも前半ちょっとだいぶフェチ入ってるし。これを丸々ご本人に聞かれたことを天罰としましょうw

 

今回は天沼を間に挟んだ領家と高砂の喧嘩回だったので、反恋部のメンバーはちょっと出番控えめでしたが、仲違いしたふたりに気を使うところなんかはやっぱり良い仲間だよなぁとほっこり。

特に神明さんの包容力が素敵。
大事なところでフォローしてくれるお姉さんキャラが確立したような気がします。

あとこんなときでも揺るがない瀬ヶ崎はさすがの事案発生装置でした。
カラー絵の爽やかイケメンっぷりが泣いてる。

 

新メンバーの天沼は良い具合に領家との対比になっていたと思います。
まさか1巻のスパイネタが本当に使われるとは思いませんでしたが。
大性欲賛会に所属しながら恋愛をどうでもいいものと考える天沼と、反恋愛至上主義を掲げながら恋愛の悩みに囚われまくる領家。
相反する立場と思想にある二人が、最後には同じ方向性に進むというのが面白かったです。

 

楽しい新キャラ投入でますます続きが楽しみなんですけど、続き出ますよね?
まとめ方とあとがきから微妙に完結っぽさを感じるんですけど、4巻が出るって信じてます!

いでおろーぐ! (3) (電撃文庫)
椎田十三
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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