乙女な王子と魔獣騎士2

『乙女な王子と魔獣騎士Ⅱ』(柊遊馬著/電撃文庫)★★★☆☆

乙女な王子と魔獣騎士 (2) (電撃文庫)
乙女な王子と魔獣騎士 (2) (電撃文庫)

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2015年11月刊。
魔獣の騎士と男装王女の物語第2弾。
種族的に相容れないふたりのラブストーリーとして、かなり面白い方向へ物語が進んでいます。
この調子で頑張ってほしいシリーズです!

☆あらすじ☆
王を襲う暗殺者を撃退した功労者として、予期せずかつての嫌われ者の立場から一転、憧れの騎士生として英雄視されるようになってしまったジュダ。慣れない周囲の反応に居心地の悪さを覚えるそんな中、男装王女ラウディの元フィアンセ・ソフィーニア王女が、エイレン騎士学校を訪れた。その目的は…ラウディ王子との復縁。あの手この手を使って、ラウディの気を引こうとするソフィーニア。その一方でジュダは、決して知られてはならない、ラウディが女性であるという秘密を守るべく、彼女の騎士として奔走する。だが、ジュダの尽力をあざ笑うかのように、別の魔の手がラウディに迫り―。

以下、ネタバレありの感想です。

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絶望同盟

『絶望同盟』(十文字青著/一迅社文庫)★★★★★

絶望同盟 (一迅社文庫)
絶望同盟 (一迅社文庫)

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2010年2月刊。
第九シリーズ第3弾。
昼休み、何気なく一つの場所に集まってご飯を食べる4人の高校生。
他者からちょっとだけはみ出した彼らの小さな青春を描く物語です。
外野からみれば本当に小さなお話でかなり淡々と進む物語ですが、最終話のあまりの爽やかさに泣きたくなる小説でした。

☆あらすじ☆
ロリコンである自分に絶望している。―当真ネンジ。女としての自分に絶望している。―蓮井カオル。世界すべてに絶望している。―木羽ミキオ。なんとなく絶望している。―雫石サナ。第九高校で絶望する、はみ出し者4人の青春ストーリー。

以下、ネタバレありの感想です。

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