『竜は神代の導標となるか3』(エドワード・スミス著/電撃文庫)★★★☆☆
前巻の感想はこちらから
2015年11月刊。
ヴェーチェル同盟包囲網ができて女傑登場の第3巻。
今回も面白かったです。
☆あらすじ☆
ヴェーチェル領を掌握し、カイはついに領主にまで上り詰める。郡主の子が領主になった例は皆無。この快挙は王国が大きく変わりつつあることを世に知らしめるのだった。だが、安息の時はない。東部一の勢力を誇る領督スコット・クロンダイクが、カイたちヴェーチェル同盟に宣戦布告をするのだった。王国に鳴り響く猛将バネッサ率いる精鋭クロンダイク軍と同盟は激突する。竜に乗る騎士たちが戦場を疾駆し、矛を交える。華々しい英雄譚が幕を開ける!百戦錬磨のバネッサはやはり只者ではなかった。硬軟を使い分ける戦略に、同盟軍は劣勢を強いられるが!?
以下、ネタバレありの感想です。