成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩2

『成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩2』(ハヤケン著/HJ文庫)★★★★☆

成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩2 (HJ文庫)
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2015年11月刊。
ああもう切ない!!
ファンタジー戦記としても面白いのは間違いないのですが、このシリーズで注目すべきは主人公を巡る三角関係。
今回でこの三角関係がちょっと他に見ない形になってきて、もう切なすぎて辛いです・・・・・・。

☆あらすじ☆
小国エルラーンへの婿入りを機に、帝国領の一部を水面下で掌握した屑星皇子ラウル。そんな彼が次なる一手への足掛かりに選んだのは、内戦に揺れるバルゼイア連合国だった! ちょうどバルゼイアの現体制派より救援要請を受けていたラウルは、出稼ぎも兼ねてかの国への出兵を決意する。

以下、ネタバレありの感想です。

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ヴァンパイアノイズム

『ヴァンパイアノイズム』(十文字青著/一迅社文庫)★★★★☆

ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫)
ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫)

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2009年9月刊。
第九シリーズ第2弾。
といっても、全く別個の物語なんですね。
舞台が第九高校であることと小野塚那智が登場することだけが共通で、後は本当に無関係。
今回は吸血鬼になりたい少女と、彼女の「実験」を手伝うことになった少年の物語。
高校時代というか、もう少し子どもの頃に苛まれた悪夢を思い出す青春小説でした。
「ぷりるん。」は色々強烈でしたが、こちらはややおとなしめかな。でもとても好きです。

☆あらすじ☆
よんじょうしいか【四條詩歌】
家が隣同士の幼馴染み。初恋の相手から、歴代の好きな人、初体験の相手まで知っている。僕の部屋の気の置けない住人。
おのづかなち【小野塚那智】
第九高校電研部部長。かなりの美人だけど、そうとうの変わり者らしい。クラスでの小野塚那智観賞は僕の趣味。
はぎおきほ【萩生季穂】
ろくに話したこともないクラスメイト……あと伊達眼鏡。なぜか突然「わたしを手伝ってくれない」と言われた。
ヴァンパイアノイズム[vampire:no:ism]
第九高校を舞台にした、せつなくて、ほんの小さな青春ラブストーリー

以下、ネタバレありの感想です。

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