サクラ×サク4 滅愛セレナーデ


『サクラ×サク 04 滅愛セレナーデ』(十文字青著/集英社ダッシュエックス文庫)★★★★★

サクラ×サク04 (ダッシュエックス文庫)
サクラ×サク04 (ダッシュエックス文庫)

前巻の感想はこちらから


さ、最高すぎる・・・・・・!(((゜Д゜;)))
物語としては全然終わっていないのですが、むしろこれでクライマックスと言われても私は満足して死ねる気がします。いや死ねない。結末をみるまで死ねない。
でもこのシリーズで一番見たかったシーンを最高の形で見せてくれたので、もう、しあわせすぎて、もう・・・・・・!!!

「サクラ×サク」特設サイト

☆あらすじ☆
「二度とわたしを、姫なんて呼ばないで」
最後に水浴びをしたのは、いつだったか。五日前?もっとか。十日前・・・・・・?ハイジ・バランは、まだ、生きています。大王都カバラからなんとか脱出したものの、帝国の軍勢は既にデスティニア公国へも進軍していた。大軍で押し寄せる帝国軍にサクラたちは少数精鋭で立ち向かう・・・・・・!
血が滾って色々踊る大戦詩幻想交響曲、運命が軋む4巻!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

デスティニア公国の心臓を目指し、着々と進軍を続ける亞璃簾宮太華子率いる帝国軍。
帝国軍VS公国軍の様々な戦況を描きつつ、ハイジ・サクラと不人・亞璃簾の2組の主従を対比するかのような形でストーリーが展開する第4巻。
かなりファンタジー戦記らしくなってきましたが、個人的にはものすごく素敵なラブストーリーを読んだ気分になっています。
まぁこのシリーズって最初からかなりラブストーリーなんですけども。

 

今までになく掘り下げられた不人と亞璃簾の主従関係。
この二人の関係性はハイジたちを連想させるものですが(実際似てるし)、ハイジたちに比べると揺らぎがないだけ安定しているんですね。

サクラの結婚話にあれだけ動揺していたハイジと違って、亞璃簾が政略結婚しようが子どもを産もうがずっと傍にいることを誓う不人。
ハイジ含めて誰とも触れあえないサクラと違って、誰も受け入れられない代わりに不人だけは無意識に受け入れている亞璃簾。

この主従関係もすごく良いです。好きです。
特に不人がお腹の中で渦巻かせている感情はすごく淀んでいて美味しいww
端々に滲み出る不人の愛の粘着感が最高でした。亞璃簾はどこまでちゃんと理解しているのやら。
そういえば表紙は亞璃簾だそうですね。美人。

 

でもやっぱり一番好きなのはハイジとサクラ姫の関係。
今回は少し出番少なめでしたが、終盤の爆発力は半端なかったです。本当に。

ハイジくんが勢いで告白したことにめっちゃ笑っていたら、直後に

「わたしが死んだら、一度だけでいから」(中略)「中尉。わたしを、抱きしめて」

ていうサクラ姫の可愛くて切なくて胸が詰まる台詞が投下されて、なんかもう感極まる・・・・・・!

生ある限り誰とも触れあえないサクラが願ったことだからこそ、この約束に無性に泣けてきたのかもしれません。
それにこの約束でハイジは絶対に姫より先に死ねなくなったんですよね。死ねないサクラのために死なない約束。ロマンチックすぎて震える。

 

うわぁ、もうこのシーン見れただけで今回満足すぎるよ・・・・・・と思ったら!最後に!アレが!!

「僕はきみが欲しい・・・・・・!」から始まるハイジの愛の絶叫も最高でしたが、まさか、こんなシーンにつながるなんて!!!

吟さんの見開き挿絵で破壊力倍増。息が止まりました。

これを読んでからカラー口絵に戻ると最高に感動できます。目次のところ。
そうじゃん・・・・・・これ、サクラ姫とハイジくん、手をつないで(´;ω;`)

 

ハイジとサクラの関係が大好きな私的には最高のクライマックスでした。ハイジの恋の行方はこのシリーズ最大の楽しみだったのでw

 

いや物語はまだ終わってないんですけどね(;`・ω・)
ただ、戦況の方も盛り上がりが半端ないのでもしかして完結近かったりするのかも?
アレすぎる弟マカダミアンをはじめ、各所で奮戦していたデスティニア公国ですが、最後の大公暗殺は致命的すぎるのではないでしょうか。心臓獲られた・・・・・・?

 

とはいえ、最後に気になる動きをみせたのはそのドリアン公だったりするのが面白いところなのですが。
子どもすら玩具扱いのゲス親父だと思っていたのに、今回でかなり印象が変わりました。いやゲスですけど。

 

ハイジとサクラのハッピーエンド(?)に感動したものの、最後の展開が衝撃的すぎてまだ混乱しています。
この先の動きが全く読めません。続きがとても気になる!

今回やたら満足してしまいましたが、5巻も楽しみです( ´ ▽ ` )ノ

スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。