超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!


『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』(海空りく著/GA文庫)★★★☆☆

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! (GA文庫)
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! (GA文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年10月刊。
「超人高校生」と呼ばれる7人の高校生が、召喚された異世界で大暴れするというファンタジー。
これはひたすら爽快感を楽しむ系の作品だと思います。
無茶苦茶なスペックの主人公達ですが、テンプレともいえる王道設定をうまく料理して魅力的に仕上げるのは流石。
今後の展開が楽しみです!

☆あらすじ☆
『落第騎士の英雄譚』海空りくが放つ異世界革命物語!
飛行機事故に巻き込まれた七人の高校生が目覚めると、そこは魔法や獣人の存在する中世っぽい異世界だった。突然の事態に彼らは混乱――することもなく(!?)電気もない世界で原子力発電所を作ったり、ちょっと出稼ぎに出ただけで大都市の経済を牛耳ったり、あげく悪政に苦しむ恩人たちのために悪徳貴族と戦争したりと、やりたい放題!?
そう。彼らは誰一人普通の高校生ではなく、それぞれが政治や経済、科学や医療の頂点に立つ超人高校生だったのだ! これは地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる、オーバーテクノロジーを自重しない異世界革命物語である!

以下、ネタバレありの感想です。

 

異世界の国家「フレアガルド」に墜落した7人の高校生。
彼らはそれぞれ政治、経済、マジック、剣技、科学、医療、諜報の世界的スペシャリスト。そんな現代世界でも優秀すぎる高校生達が文明の遅れた異世界に落っこちたら無双するしかないよね?っていうコンセプトの作品でした。

 

一応は政治家の御子神司を軸に話が進みますが、あとがきを読むに主人公は7人全員とのこと。
確かに途中で「商人」の真田勝人が主人公よろしく経済分野で大暴れしていましたから、次巻以降でこの二人以外の超人高校生たちにも順次スポットが当たっていくのでしょう。

 

この作品、やはり面白いのは7人全員が特定の分野における最高峰であることですね。
これが主人公を一人に絞っていたら単なる俺TUEE系テンプレ作品として印象に残らなかったのかもしれませんが、超人たちがチームを組んで大暴れする、という点にこそ本作の面白さが凝縮されているのだと思いました。

 

それにしても、医療、諜報、発明家あたりが異世界無双するのに必要なのは分かりますが、政治家とマジシャンって・・・・・・。

 

そんなことを不安視していただけに、最後の展開は予想外で面白かったですw
まさか市民革命の方向に話が進むとは。
あくまで異邦人というスタンスを崩さないのに、異世界の社会構造をぶっ壊すなんて大丈夫かな?最後が無責任な帰還にならないといいのですが。

 

あとマジシャンの使い方も意外すぎましたww
プリンス暁は超人高校生たちの中でも比較的常識人だったはずなのに・・・・・・w
ゴッド暁の今後の活躍に期待!!

 

今後の展開といえば、個人的に気になるのは司とリルルの関係。
いや序盤の咀嚼口移しが衝撃的すぎたので(もの●け姫かな?)・・・・・・「落第騎士の英雄譚」の作者ですしバカップル期待したい・・・・・・
ただ司たちはあくまで帰還を目指しているので、ラブコメ方向は過剰に期待しない方がいいのかもしれませんけれど(´・ω・`)

 

何はともあれ、この先が楽しみな新作です。
次は皇帝と戦うのかな?2巻にも期待!

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