ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち


『ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち』(西塔鼎著/電撃文庫)★★☆☆☆

ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち (電撃文庫)
ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち (電撃文庫)

2015年10月刊。
戦争を憎む「姫君」が、私兵を率いて再び戦争を起こさせないように暗躍するファンタジー戦記。
「戦争を殺す」というフレーズと方向性自体は悪くないと思うのですが、物語にもキャラにも魅力を感じられず・・・・・・。
うーん、残念ですが、私には合わない作品でした(´・ω・`)

☆あらすじ☆
戦車と魔術師が戦争の趨勢を決める時代。2大大国に挟まれる形で中立を維持する国家『スヴァイゼ』の姫君・イーリスは、秘密裏に私兵部隊を組織する。全ては、過去に起こった悲惨な戦争を回避するため―!!優秀な戦車操手兼メイド、神速の技を振るう魔法騎士、そして腕利きの潜入工作員など…あらゆるスペシャリストを集めた彼女から最後に声をかけられたのは、片田舎で料理人をしていた訳アリな元兵士の青年で…?戦車砲が叫び、魔法騎士の剣閃が煌く、「戦争を殺す」者達のファンタジー戦記!

以下、ネタバレありの感想です。ネガティブ注意。

 

悲惨な大戦がようやく終結し、平和な時代が訪れた世界。
しかしその裏側では、再び戦争を起こそうとする国家間の思惑が渦巻いており、位置的に「火薬庫」となりかねない自国を守るために、「姫君」イーリスは私兵を率いて「戦争を殺す」ために立ち向かう、というのが本作のストーリーです。

 

「姫君」というからてっきり王女だと思っていたのですが、国家元首だったんですね。
国を背負ってない「王女様」ならともかく、女王自ら紛争地域に(少数で)首を突っ込むならそれに相応しい背景とか実行できる理由がほしかった気がします(´・ω・`)
彼女の語った理由だけだと、国家元首が内政放置で私怨で動いているようにしか感じられなかったので・・・・・・。まぁそれだけなのかもしれないのですが。バックアップどうなってるんだろう?

 

よくある設定なのかもしれませんが、一度気になってしまったらもう無理でした。続きもあまり楽しめず。

それぞれが戦争を憎む理由を持つ姫君と6人の家臣達。
だからこそ平和を守り戦争を殺すために彼らは色々と動き回るわけですが、なんだか全体として淡々とした印象を受けたのも残念。動機に比例する熱量がないというか。
私がうまく受け取れなかっただけなのかもしれませんが、「平和狂」と言われるほどの狂気を主人公達に感じられなかったんですよね・・・・・・いや、女王自ら危険に突っ込んでいることが狂気といえば狂気なのかもしれませんが。

 

うーん、あらすじを読んで求めていたものとは違った感じ。残念です。

スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。