『この素晴らしい世界に祝福を!5 爆裂紅魔にレッツ&ゴー!!』(暁なつめ著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆
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前巻の感想はこちらから
2014年9月刊。
スピンオフに続き紅魔族のターン!
いつものことながら、主人公たちと敵対しなければならない魔族の方に同情します・・・・・・
☆あらすじ☆
「私、カズマさんの子供が欲しい!!」爆弾発言を言い残し、故郷を救いに旅立つゆんゆんを追いかけ、カズマは“紅魔の里”へ向かう。しかし、そこでカズマが見た光景は “滅亡の危機”とは程遠い平和な光景で…!?
以下、ネタバレありの感想です。
前回はゆんゆんの爆弾発言にビックリさせられる引きだったわけですが、蓋を開けてみると・・・・・・うん・・・・・・紅魔族こいつら早くなんとかしないと・・・・・・。
というわけで、めぐみん里帰り回。
紅魔族の里は外伝だけでもふざけてましたけど、本編だとよりいっそうネタっぷりが際立ちますね(;`・ω・)
今回の敵シルビアも本当に可哀想でした。敵にここまで憐れみを感じるファンタジーもそうないですよ。ぶっころりーたちが盛り上げまくって「テレポート!」したシーンのイラッとくる感じはやばかったですww
そんなふざけた紅魔族は一族誕生の秘密までふざけていましたが。
人造人間ww名前の由来もゆるいwwアクアもほんと転生者選べよな!
それはそうと、今回意外にヒロインしていためぐみん。
同衾シーン(w)とか、爆裂魔法との決別を決意するシーンとか、なんだか可愛さが跳ね上がってるような。
ラストシーンとか、つられてカズマまで良い奴に見えてくると言う天使っぷりでした。
ちょっぴりラブコメの波動を感じさせつつ、最後はいつも通りの急展開。次は王女さまか。その前に爆焔2巻も読まなきゃ!