保育の騎士とモンスター娘


『保育の騎士とモンスター娘〈チルドレン〉』(神秋昌史著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆

保育の騎士とモンスター娘<保育の騎士とモンスター娘> (角川スニーカー文庫)
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2015年8月刊。
魔族と戦ってきた騎士が、魔族の子どもたちが集められた保育園で保育士をすることになるという、かなり異色の保育ファンタジー。
魔族の子どもといっても子どもは子ども。イタズラしたりギャン泣きしたりしつつも、楽しそうに笑って愛情いっぱいに育まれるモンスターチルドレンたちの姿にはとても癒やされました(´∀`*)
そして意外にも(失礼)「魔族保育園」という根幹の設定がしっかり作られている堅実な作品だと思います。
まだ謎が残っていてこの巻だけでは少し中途半端なところもあるので、来月発売予定の2巻に期待しています。

☆あらすじ☆
「魔族保育園」護衛の任を受けた見習い騎士・デルクは、なぜか園児たちの相手をすることに!? 読み聞かせの本(魔術書)で大悪魔が召喚され、音痴なセイレーンの歌で大混乱! モンスターヒロイン育成ラブコメ!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

魔族と人間との和平が成立し、その結果のひとつとして誕生した「ヒューモン保育園」
そこは人間の保育士が、魔族の子どもたちを育てる場所。
たったひとりで保育園を切り盛りしている園長代理ティリアの護衛任務のため、見習い騎士デルクがヒューモン保育園を訪れたところから物語はスタートします。

 

なし崩しに保育士のお手伝いをすることになったデルク。
保育園に通う子どもたちは元気いっぱいにデルクをぶんぶんと振り回すのですが、割とすぐにデルクは順応。適正があったんでしょうね。
怪我して泣き叫ぶラミーネにあめ玉を放り込むところとか、次第に「保父さん」的な優しさがにじみ出てくる姿がとても印象的でした。
こういう感じの包容力ある主人公は良いですね!素敵でした( ・ㅂ・)و ̑̑

 

そんなデルクにちょっかい出しつつ、次第に彼に懐いていく可愛いモンスター娘たち。
普段のちょっとおませな態度も小憎たらしくて「こいつぅー可愛い奴め!」とか思ってたんですけど、ギャン泣きも可愛いすぎてw
いたらんことして泣くところとか、ちびっこの可愛らしさにニマニマしてしまいました(o´罒`o)

 

さて、この「ヒューモン保育園」。
魔族側の「ヒトに学びたいことがある」という理由には納得がいったのですが、それだけで万事うまくいく状況でもないのが気になるところ。
魔族側が一枚岩じゃなさそうなのが、後々何かトラブルを呼び込みそうな予感がするんですよねぇ。

それと、デルクの任務があくまで「ティリアの護衛」であって魔族の子どもの安否を捨て置くようなものだったことが気になります。和平が成立したとはいえ、まだまだ溝は深いのかな。
デルクといえば、今回ちらりと見えた彼の過去には何か秘密がありそうですが、そこらへんが明らかになるのは次巻以降でしょうね。

 

終盤のアクションシーンは予想外でしたが面白かったですし、読んでいて癒される良い作品でした。
あとは未回収の伏線をうまく拾って欲しいところですが、2巻は11月とのこと。楽しみに待ちたいと思います!

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「保育の騎士とモンスター娘」への2件のフィードバック

  1. この作品は知ってましたけど流しちゃってました・・。でも感想を読むとちょっと興味がある感じです^^あと一押しなのがヒロインの有無なんですよね^^;
    そこが気になります。

    1. カナタさん、コメントありがとうございますー(^^)/

      なかなか面白かったので、興味があればぜひ!

      メインヒロインは園長代理のティリアです。
      ただ、この巻だけではラブコメ的な「ヒロイン」っぽさはそんなにないです(^^;)
      職場の同僚みたいな感じが強いので。
      次巻でふたりの関係がもう少し進展しないかなって期待してますw

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