薔薇十字叢書 石榴は見た 古書肆京極堂内聞


『薔薇十字叢書 石榴は見た 古書肆京極堂内聞』(三津留ゆう著/Founder:京極夏彦/講談社X文庫ホワイトハート)★★★☆☆

薔薇十字叢書 石榴は見た 古書肆京極堂内聞 (講談社X文庫ホワイトハート)
薔薇十字叢書 石榴は見た 古書肆京極堂内聞 (講談社X文庫ホワイトハート)

2015年10月刊。
京極夏彦公認「百鬼夜行」公式シェアードワールド薔薇十字叢書。その第1弾ラインナップの1作です。
先に「ジュリエット・ゲェム」(感想記事)の方を読んでいたのですが、こちらは本編の時間軸での日常話。
そして主人公は石榴です。この猫、化けてないって京極堂が文句言ってましたが、あれ?化けてませんか・・・・・・?
石榴が見る京極堂たちの日常は、なんだかとっても甘い雰囲気でしたww

☆あらすじ☆
吾輩は猫である。名は、石榴。我が飼い主は――古本屋兼拝み屋・中禅寺秋彦。京極堂夫妻の飼い猫・石榴が人間たちの“不思議なことなど何も無い”毎日を見届ける。京極堂と妹の敦子が大喧嘩!? 石榴を連れて兄宅を飛び出した敦子は、そのまま山手線に乗り込んだが、そこで出会ったのは……(第一話:猫盗人)浅草で榎木津礼二郎の死体が発見された。大喜びした張本人であり探偵の榎木津は、首輪を付けた石榴を連れて現場に向かう。(第二話:連れ添い猫)ある朝京極堂が目覚めると、妻の千鶴子が姿を消していた。古本屋に残された一人と一匹の長い一日が始まる。(第三話:猫と良薬)京都弁の家猫・石榴が語る徒然ミステリ、百鬼夜行公式トリビュート・薔薇十字叢書シリーズ。

以下、ネタバレありの感想です。

 

第一話 猫盗人

京極堂、こんなにシスコンでしたっけ。よく覚えてないなぁ(´・ω・`)

まだまだ女性が働く社会として成熟していなかった時代。そんな中で悩み苦しむ敦子のエピソードでした。

印象的だったのは榎さんのイケメンっぷり。あんな性格なのに押さえるべきところは押さえているのが・・・・・・。この時代で泣いてる女性に(公衆の面前で)肩を貸せるのは榎さんしかいないのではw

それにしても、この作品は石榴視点で話が進むわけですが、この猫絶対化けてますよね?文字を読む猫が化け猫じゃないなら何なんだ!?

 

第二話 連れ添い猫

榎さんの襲撃を受けた関口宅にかかってきた1本の電話。それは榎木津の死体発見を伝えるもので・・・・・・というエピソード。
動揺しまくる関口くんに、いやいや榎さんそこにいるでしょ!?ってめっちゃツッコんでしまいましたw
この現実が簡単にガクガク揺らいじゃうところは関口くんだなぁと苦笑。
ほんと、雪絵さんは関口くんのどこが良かったのか。

・・・・・・なぁんて思ってたところでダダ甘展開きたーー!!ε٩( ºωº )۶з

甘い!甘すぎるぞ関口夫妻!

 

第三話 猫と良薬

京極堂の細君・千鶴子さんが帰ってこない!ナンデ!?というエピソード。

めっちゃ焦って動揺しまくる京極堂が超面白かったですw
あなた、こんなキャラじゃないでしょうに!と思いつつもニヤニヤ。

婦人雑誌で夫婦円満の秘訣を学ぶ京極堂・・・・・・これは・・・・・・ww

まぁ結局、千鶴子さんのお茶目なお仕置きだったわけですが。
最後はやっぱりダダ甘でした。ご馳走さまです( ´ ▽ ` )

 

予想外に笑えて糖分補給できる作品でした。楽しかったです!

さて、次の薔薇十字叢書を読む前に「百鬼夜行」シリーズ本体を再挑戦するべきか・・・・・・ううむ、いよいよ悩ましくなってきました(;・∀・)

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