宝石吐きのおんなのこ2 めぐる記憶とはじめての冒険


『宝石吐きのおんなのこⅡ めぐる記憶とはじめての冒険』(なみあと著/ぽにきゃんBOOKS)★★★★☆

宝石吐きのおんなのこ(2) ~めぐる記憶とはじめての冒険~ (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
宝石吐きのおんなのこ(2) ~めぐる記憶とはじめての冒険~ (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

前巻の感想はこちらから
宝石吐きのおんなのこ ちいさな宝石店のすこし不思議な日常 | 晴れたら読書を
2015年10月刊。
宝石を吐く不思議な少女と彼女の雇い主の日々を描くファンタジー第2弾。今回もとても癒されました(´,,•ω•,,)♡
クリューが可愛すぎるし、周囲の人は優しいし。読んでいると穏やかな気持ちになれるんですよね。
ただ、その中で異彩を放つのはあの魔法少女・・・・・・まさか彼女(?)主人公の短編が挟まるとはww

☆あらすじ☆
大陸東部の穏やかな街、リアフィアット市。そんな街の片隅に、店員二名の小さな宝石店があった。――『スプートニク宝石店(ジュエリー・スプートニク)』。「宝石を吐き出す」少女クリューの、すこし昔と今の話。まだ街を出歩くのがこわかった、幼き日のクリュー。そんな彼女が店主スプートニクに命じられたのは、たった一人での『おつかい』だった。簡単な道筋のはずが、なかなか辿り着かない目的地。寄り道に寄り道を重ね、先々で出会う街の人たち。当初の目的を忘れそうになりながらも、彼女は歩みを進めていく—-…そして、巡る記憶と現在の果てに、クリューにちいさな感情が芽生える。
「どうして私の親は、私をあそこに捨てたのだろう?」
宝石に愛された少女の、甘くて淡い、ファンタジーノベル。迷いと冒険の第2幕、開演。

以下、ネタバレありの感想です。

 

はじめてのおつかい(前篇)

冒頭のスパイごっこに笑いましたwなぜ目をつむるww

リアフィアット市に定住し始めた頃のクリューの「はじめてのおつかい」を描くエピソード。
今でこそ知り合いも増えて人懐っこい面を見せるクリューですが、当初はそんなこともなく。彼女の過去を考えれば対人恐怖症になるのは当然なので仕方ないのですが・・・・・・。
それでも泣きそうになるのを堪えて頑張るクリュー。その姿に癒されます。可愛い。ほんと可愛い。

クリューの「おつかい」を成功させてあげようと影から見守る大人達の姿にもほっこりしました。
スプートニクさんの最後の弁解には「どの口が・・・!」と思わずにいられませんでしたが(・ω・)

 

魔法使いのめぐる想い

そういえばナギたんって本当は男でしたね。変態でしたね。

そんなソアランの過去のお話。死んだ婚約者はなかなか強烈なキャラでしたが、ある意味とても釣り合っているカップル。カップルというか悪友めいた雰囲気がとても良かったです。生きていればなぁ・・・・・・。

ただ私としてはソアランとイラージャの関係がとてもツボなので、ぜひこのふたりの恋をもっと詳しく読んでみたかったり。

 

はじめてのおつかい(後篇)

過去編から戻って現在のクリュー。
初期に比べるとかなり明るくなったなぁとほのぼのしつつも、彼女の心の傷の根深さを思わせるエピソードでした。
親に捨てられ、スプートニクしかいないクリュー。しかしスプートニクとの関係は(一応は)あくまで雇用関係でしかなく、そこに強制力も何もないわけで。
足もとが崩れ落ちるような不安に苛まれるクリューの姿は心が痛くなりました。挿絵の破壊力もすごい。

スプートニクがどれだけクリューに気を使って、彼女のことを考えているかを、もっと本人が知っていれば少しは安心もするのでしょうけれど。でもスプートニクが悟られないようにしてるからなぁ。ううむ。

ちょっとヘコみつつも、最後は柔らかい優しさを感じられる締め方でホッとしました。
クリューのスプートニク依存は治しようがない気もするから、もうずっと一緒にいたらいいんじゃないでしょうか( ・ㅂ・)و ̑̑

あと何気にソアランとスプートニクが仲良さげw
ソアランが色々言っていましたが、魔女協会とはまだ何か波乱が起こりそうな予感。クリューの幸せが壊れないといいのですが(´・ω・`)

 

伏線っぽいのも出ていますし、これは3巻も期待して良いのでしょうか!「はじめてのほうせき」は5巻まであるそうですし、ぜひ1冊1巻のペースで全部出していきましょう!w
次巻も楽しみに待っています(*゚▽゚)ノ

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