りゅうおうのおしごと!1


『りゅうおうのおしごと!』(白鳥士郎著/GA文庫)★★★★☆

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)
りゅうおうのおしごと! (GA文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年9月刊。
将棋モノということで少し迷っていたのですが、読んでみて大正解でした!超面白かったです!!
将棋の基本的なルールすら知らない私でも最後まで楽しく読めました。具体的に何がどうなってるのかを十分理解できていなくても、将棋に賭ける情熱が文面からひしひしと伝わってきて、それだけで燃えたので大満足です。あと、ラブコメパートはひたすら笑えたので、そういう面でも良作でした。
「のうりん」作者ということでちょっと警戒していた下ネタも(ごめんなさい)、とても軽い程度だったので安心しましたw
とても期待の新シリーズです。続きも楽しみ!

☆あらすじ☆
玄関を開けると、JSがいた――「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。「え? ……弟子? え?」「……おぼえてません?」
憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――
『のうりん』の白鳥士郎最新作! 監修に関西若手棋士ユニット『西遊棋』を迎え、最強の布陣で贈るガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

あまり下ネタが得意な方じゃないので「のうりん」は避けていたんですよね。で、その作者だし、興味ない将棋モノだし、JSヒロインだし、公式サイトで試し読みした冒頭部分がアレだし・・・・・・とあまり購入意欲がわかなかった本作。

しかし周囲の高評価はすごい勢い。それに釣られる形で読んだのですが、もう本っ当に面白かったです!「のうりん」も読まず嫌い(アニメは2話まで見たけど)せずに試してみようかと思いました。機会があれば挑戦します。

 

本作の主人公は、史上最年少にして将棋界最強タイトル「竜王」を獲った九頭竜八一
「竜王」になってから全く勝てずに自信を失いかけていた八一は、ある日現れた弟子入り志願の女子小学生雛鶴あいの才能に強く惹かれ、とりあえず(仮)という形で彼女の師匠となることを決意する、というのが本作序盤のストーリーです。

 

試し読みしてウッ・・・となった冒頭はなかなかのひどさで、更にその直後も師匠放尿騒動とかがあって、「これ私に合う合わないじゃなくて、将棋界的に大丈夫なの?」と心配になったり。

 

しかしそれは本当に無駄な懸念でした。

 

あいと八一の最初の対局から作品の空気は一変。
そこにあるのは、将棋を愛し将棋に全てを賭ける勝負師の熱い生き様。そして、その魂のぶつかり合い。これが震えるほどに胸を熱くさせてくれるのです!

あいの「こうこうこう・・・・・・」にゾクっと鳥肌がたち、そのまま将棋シーンの雰囲気に呑み込まれてしまいました。
私は将棋ってさっぱり分からないのですが(駒の名前言われてもピンとこないレベル)、それでも十分楽しめたのが驚きでした。まぁ解説を完全に理解できたなんて言いませんけどね。雰囲気で「なんか凄いことになってる・・・!」とワクワクできたので、それで十分ですw

でも次巻までには基本的なルールくらいはググっておこうかしら(^^;)

 

将棋そのものだけでなく、それに生きる棋士達の日常を知ることができたのも楽しかったです。将棋関係でいうと「三月のライオン」くらいは読んだことがあったのですが(内容うろ覚え)、改めて小説で説明されると知らないことばかりで新鮮でした。

 

ラブコメパートも最高でした。
下ネタもかわいい程度のものでしたし、普通にコメディとして面白かったです。歩夢きゅんとのヴァン●ード対決(違)が一番笑ってた気がしますw

恋愛面の方はこれからどうなるのでしょう?
あいは勿論とても可愛かったのですが、特に姉弟子の銀子が気になります。三角関係ワクワク。
最後の許嫁(?)展開で銀子が一歩遅れをとったようですが、そこはそれ、幼なじみの強みをいかして頑張って欲しいところ。
ぜひ今後も張り合ってほしいですw

 

2巻は来年1月発売予定とのこと。
さいごのおまけ短編で出てきたお姉様方といい、ゴッド先生といい、棋士たちが個性豊かすぎて面白かったのでもっとたくさん登場してくれることを期待しています。
次巻がとても待ち遠しいです!

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